ショックなニュース - 留まる理由

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ショッキングなニュースを聞いてしまった。つまり、自分同様、日本には帰国しない組だと思った人が思い切って日本帰国を決めた、というニュースである。

特に仲良くしているわけでもなく、しょっちゅう会う間柄でもなかったのだが、その人とは共通点がある。それは、私とオランダにやってきた年が同じだということである。

駐在員の人は、あらかじめいずれ帰る人、という認識があるから最初から心のどこかでブレーキをかけている。どれだけ仲良くなってもいつか帰っちゃうんだな、と。駐在員側でも、いつか自分は帰るという覚悟を決めているはずで、そういう雰囲気が節々に現れるからブレーキがどんどんかかる。

しかし、自分と同じ帰国しない組だと思っていた人が思わず帰国を決めたと聞くと、最初にブレーキをかけていないせいか、ショッキング具合が激しい。まさか、と奈落の底に突き落とされるような感じなのである。しかも、今回はオランダ滞在年数が同じだという人。

たぶんショックに思う理由はもう一つある。それは、自分はいつか日本に帰ることがあるのだろうか?というパンドラの箱のような疑問が脳裏をよぎるせいではないか。そんな気がする。

もう15年以上こちらにいるし。
経済基盤はこっちにあるんだし。
何より私の家族(オットとコドモ)がこちらにいるんだから。

色んな理由をつけて自分は絶対に日本には帰れないと決めつけている。しかし、本当に帰れないのだろうか?そうではない。実は、理由をいろいろつけて留まっているにすぎないのだ。これは自分の「意思」である。

日本の家族、日本の友達、自分の過去…そういうものを日本においてここに住んでいる理由は自分の「意思」である。でも、そうハッキリ白黒をつけたくない自分がどこかにいるのだ。

その人はいった。

「母親がまだ日本にいる。今までできなかった親孝行をしたい。」

別にその人は私を苦しめるために言ったわけではない。正直なその人の気持ちであろう。でも、そうであっても、その言葉は私にとっては重い言葉だ。

ひとつ救われるのは、うちの親は私が日本に住んでいないことをよいと思っている点である。前回帰った時、母親がぽつりと言った。

「あんたはオランダに行って良かったよ。日本の5年後はどうなっているか分からない。」

割とうちの母親はいろいろな問題を見ているようで、政権が変わり鳩山内閣になった時も、このままでは日本が侵略される、みたいなことを言った。

実際にどうなるかは分からないとしても、親がそう思っているのであれば、私としては少しホッとする。

知り合いの帰国ニュースはしばらくの間、私の心の中に波のように押し寄せたり引いたりし続けるに違いない。でも、きっと、海外に住んでいる人は、みんな、こんな思いを抱えながら生きているに違いないのだ。

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英国人から解放される北フランス

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気がつけばまたまた1か月があっという間に過ぎていました…。そろそろ英国のEU離脱が決着つくかな、と思いきや、まだ何も決まっていないという…すごい事態ですね。私の予想通りになってしまっているではないですか!!

いまだまるで離脱しない選択肢があるような報道が目につきますが、実質もう離脱しないという選択肢はないと思います。もう時間がないでしょ、どう転んでも。なので、私の予想は、土壇場の合意案承認での離脱、もしくは合意なき離脱の2つのどちらかじゃないかと思ってます。

今、合意なき離脱になった場合に直ちに家庭に影響のあるシナリオがあちこち出てますが、野菜が…果物が…食べられなくなってしまいそうですね。レタスやトマト、きゅうりといった生鮮野菜は夏以外は英国ではまったく生産されておらずほぼEUからの輸入なので、下手すると見ることすらできなくなりそうです。ま、レタスなんて食べなくてもね…。もしや税関で腐りかけの生鮮野菜を略奪する人が現れたりして…。いや、でも、マジで簡単に略奪・暴動を起こしそうな人々が住んでいる国だからなあ~。

ちなみにオランダでも80年代くらいまでは、冬の間まったく生鮮野菜が売られていなかったそうです。冬の間、何を食べたかというと、缶詰・瓶詰の野菜なのだとか、、、。個人的にはあんまり好きじゃないけど、、、まー、ゴー・バック・トゥ・80Sだと思えば、、、(汗)。

肉や加工肉もEUから輸入されている%が高いそうで、食料品の大幅上昇も避けられそうにありません。こういう風に考えてみると、英国もEUに加盟してようやく美味しいブリティッシュミールやインターナショナル料理が提供されるようになったのに、また元に戻っていくということなんですね。

さて。こうやって門戸を閉じることによって、モノが流通せず昔の状況に戻っていくわけなんですが、それは…ヒトにおいても同様です。

EU国民でなくなるということは、国内扱いが国外扱いになるということ(合意なき離脱の場合)。

こういう風に言うと、必ず「英国はもともとシェンゲン条約に加盟しておらず、パスポートコントロールがあるんだからEU離脱しようがしまいがまったく影響はない」という人がいます。しかし、これは大きな勘違いってヤツです。たぶん、多くの日本人はここの部分を理解していない。まぁ、日本人はEU待遇を受けてないからしょうがないんですけど。

実はEU国内の入国管理局のカテゴリーは、「EU PASSPORT」「ALL PASSPORT」の二つに分かれており、EUのパスポートを持つ人は国内と同じ扱いを受けることができるのです。だから、彼らは入国の際、「入国目的」「滞在日数」「ステイ先の報告」と言った情報を提供する必要はありません。今、スキポールなどは、EU パスポート保持者は自動チェックカウンターを通ることができるので、瞬時に通り抜けることができます。一方、日本人を始めとした第三国の人々は、長々とカウンターに並び、質問に答えなければいけません。

30分や1時間待つのなんて大したことない…たまにしか空港に行かない人であればそう思うことでしょう。しかし、月に5回も6回も出張するビジネスマンだったらどうでしょう。1回に待つのが30分だったとしても、月に3時間以上のタイムロスになります。英国内はさらにすごいことになるでしょう。ヒースローの入国なんてあれだけ厳重なので、何万人ものEUパスポート保持者がALL PASSPORTに並ばなければならないとしたら、いったいどれだけの時間がかかることになるんでしょう。彼らは日本人と同じレーンに並ぶので、日本人だって今後は影響を受けることになります。

現在、イギリス・オランダ両間で日帰り出張する人は大変多いですが、1回の出張につき、貴重な1時間、2時間が失われるとあっては忙しいビジネスマンは出張を躊躇して当然です。そもそも1回毎に「入国目的」を申告するなど、ばかばかしいと思う人が多数発生するに違いないのです。もうここ20年くらい経験してないんですから。

ちなみに、合意なき離脱のシナリオで、英国人が多数利用する空港はどうなるか?という興味深い記事も見ましたが、ポルトガル南部やスペイン南部、カナリア諸島などは英国民旅行者が全体の50%近くを占めるそうで、彼らが全員ALL PASSPORTに並んだとしたら、最大入国に5時間くらいかかる換算だそうですー…(-_-;)。シェンゲン内なので、オランダからだと日本人もコントロールチェックなしかな?そうだとよいですが、イギリスから出かける日本人はもちろんとばっちりを受けることになります。こうなってくると…怒号が響き、働いている南国のスペイン人、めっちゃ怒りそうやな…((^_^;)。

スキポール空港も英国人利用者が多いようで、全体の15%だそうです。彼らが皆、ALL PASSPORTに並んだら、今より待ち時間が長くなるのは必至です。

こうやって、モノが少し留まり、ヒトが少し留まり…ひとつひとつは大したことにはならなくても、大きな流れで見れば、確実に全てのものが滞っていくのです。滞れば、出張回数を減らす、出荷回数を減らす…と少しずつ行き来が減少してきます。行き来が減少すれば、フェリー会社やトラック運送会社が値上げをする、もしくは倒産し、ますます行き来が減少します。こうやってどんどん先細り、まさに英国が望んだとおり、名実ともに「EU離脱」が完了していきます。

こう考えると、「EU離脱」とはすなわち「EUからの引き揚げ」を意味するのかなあ…そんな風に感じます。

EUからの引き揚げ…といえば、先日、夏の旅行を考えよう…といろいろ調べていたのですが、ものすごいことに気がついてしまいました。それは、北フランスの観光地のホテルが軒並みスカスカなのです。夏の北フランスといえば、多くの街にイギリスからのフェリーがわんさか到着し、まさに英国人に占拠される、と言ってもいい場所です。英語のガイドブックを見ると、6か月前には予約しないと取れないホテルがわんさかあります。

その昔、モンサンミッシェルに行ったとき、郊外のキャンプ場を訪れたらほぼ全員が英語を話してました、、、みたいな。近くのサンマロもそれはそれはすざましく、フェリー乗り場に連なる英国人の数にそれは驚いたものです。

でも、そりゃそうよね。この地はその名もブリタニー(フランス名ブルターニュ)。祖先は同じブリタニー人が住んでいるんだから、文化も民族も近く、そのうえ気候もよく、自然も美しく、食べ物もおいしく、イギリスより安く旅行できる、とあらば、誰だって目指せフランス!となるわけです。

英国人に占拠されるホテルや町を眺めて、呑気に思ったものです。「昔は戦争して領土を争わなければいけなかったけど、今は静かに占拠していても、誰も文句を言わないんだなあ。これは現在のEUならではの現象で平和なんだなあ」と。

今年はブレクジットのことがあり、人々はやはり躊躇しているのようです。フェリーに車を積んでいってフランスに到着しても、フランス国内で運転ができるのか?ペットを連れて行くことはもうできないのか?(自動車・健康)保険は今までどおり通用するのか?!…etc.

実際、フランスの海岸沿いのホテルはスカスカですが、英国の南西部はものすごい混雑していると報道がありました。最も南下できる場所がジャージー島なので、そこも混んでいるかもしれませんね。

こういう状況が続いて…フェリー会社は果たして耐えしのぐことができるのか。もし倒産してしまったら、今後はもう車で訪れることもできないし、そうなればまさに名実ともに撤退です。

こうやっていろいろ考えていくと、EUのシングルマーケットというのは近隣という地の利を生かした中でヒトやモノやサービスが自由に行き来して、その恩恵を皆が受けていたわけで、今後、イギリスが世界に目を向けて似たようなことを日本やカナダといった第三国とやろうったって、限りがある、ってことです。日本からレタスを船で運ぶことはできないし、日帰り出張はできないし、フェリーに乗って気軽に週末旅行ができるわけではないのです。

そういうことを全部ひっくるめて、、、英国は30%を得るためにもともとあった70%を放棄してしまったかのごとくだなあ、と思ったりします。…今、外から冷静に観察してみていると、この時に及んでもまだ、自分たちが最優先と考え、内輪揉めでグズグズしている。外部から見ると、何を揉めているのか、何が納得できないのか、さっぱりわからないんですが。こういうのを島国の習性っていうんだなあ。きっと。

日本人も、同じ日本人同士なのに勝手に自分たちをさまざまな所属やランクに分類して争ったりする人がいますが、そういうのもきっと島国根性ならではのことかもしれません。もしかしたら、私もそんな些細なことにこだわってバカバカしい小さいことでウジウジしていることもあるかもしれない。そういうところは、改めなければ、、、。

「英国事情を見て、我が振り直せ」

いろいろ勉強になります。。。って今のところ、自分は当事者にならないと思っているので、こんな呑気なセリフを言っていられるのかもしれませんが。世界のあちこちでガタガタしている昨今ですが、「いろんな出来事が落ち着く方向へ向かっている」そんな確信が持てる日々が早く来てほしいです。
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のろのろ前進

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うちの子が足を骨折し手術、私自身も、ある手術をしたので、年が明けてから病院通いが続いております…。私は今は特に何の支障もないのですが、今のこのご時世、いろいろ心配になります。

以前「備えあれば憂いなし」で書きましたが、英国の合意なき離脱の可能性がだんだんと高まってきており、オランダ政府は現在刻々と事態に備えつつあるようです。。。が、どうやっても手に入らなくなる薬がいくつかリストアップされているそうで、そういう話を聞くと…大丈夫なのかなぁ、と思ってしまいますね。

実は、薬ではありませんが、仕事で注文したのに届かないものがあるのです。この様子が…なんとなく、すでに倉庫現場は混乱を開始しているのでは?と思われる兆候であり、ちょっぴり心配。。。つまり、メーカー側に在庫があり、販売主もメーカーから商品が倉庫に届き次第すぐに届けます、と約束してくれているのですが、在庫確認が3日遅れ、また3日遅れ、また3日遅れ…と延期が続いて、今も到着しない状況になっているんです。

今、合意なき離脱に備えて、EU側は英国からの輸入を大幅に増加して倉庫はどこも満杯状態ということですが、在庫を増やすというのは倉庫会社にとってはアブナイことなのです。つまり、、、計画的に増やしていればまったく問題ありませんが、無計画で急に在庫が増えると、まったく後先を考えないオランダ人がどのように行動するかというと。。。

どんどんコンテナやトラックでモノが運ばれてくる⇒仕事が忙しくなる⇒しかし残業はしたくない⇒在庫が増えて定位置に置く場所がなくなる⇒適当に空いているスペースにモノを置きだす⇒それが何週間も続く⇒結果、広い倉庫内のどこに何が置いてあるのか誰も把握できない状態になる

ま、こういう図式でしょうか。以前、ロッテルダムの某事務所で働いていたので、このような現象は何度か経験しております、、、(汗)。一番ひどいときは、もうオランダ人では対処できなくなり、毎週末&夏休み返上でヨーロッパ中の日本人駐在員が寝袋を持って集まり、徹夜で在庫チェックをした、というエピソードもアリ…ははは(汗)。…って、これは通常運転時ですから。合理なき離脱になったら、どんな混乱になるか、ちょっとは想像がつくというもの。。。

まぁ現場管理者がしっかりしていれば、大丈夫だと思いますけど、なんせオランダの労働者は日本の労働者よりも勉強の積み上げが少ないですからね。オランダの中学からは3つのコースに分かれますが、倉庫で働くような人はたいていが一番下のVMBO出身です。で、VMBOというのは、日本の中学の数学さえも学ばないらしいです。小学校の算数(計算)どまり。つまり小卒レベルの人に、経済の流れというものは~!それをやったらどうなるか考えて行動しろ!と言っても到底無理な話なのです。

あ、でも、こういうことを言うと上から目線のようですが、工事現場とか、改装工事現場で美しい作業ができるのも彼ら。私はそういう能力がまったくないので、能力を発揮できるフィールドがまったく違う、と私はそんな風に思ってます。

さて。こちらのブログは更新をほとんどしておりませんが、メインのサイトのほうは少しずつアップ&改良しています。もう一年以上も前に新サイトに移行したので、一年以上もかけてのろのろと前進していることになります(笑)。

今は、過去の旅行記をポソポソアップしているんですが、昔撮った写真は、暗いものが多くどうも気分が盛り上がらなかったのですが、今はグーグルフォトで画質をかなり向上させることが可能なんですね~。それで、嬉々として写真改良作業を進めてます。。。写真が蘇ると、なんだか旅行の思い出も美しく蘇る気分で、本当に不思議な気分。。。(笑)。

個人的な旅行記は、大抵の人には面白くも参考にもならない記事?という気もするので、ここ5年ほど更新を辞めてしまっていたのですが、作業を進めるにつれ個人的な思い出として残すのもやっぱり悪くない、と思い直し、久々にこの間行ったデュッセルドルフの旅行記までアップしてしまいました。良かったらみてください。

まだ全部リニューアルできたわけではないのですが(というか、永遠にリニューアルはできない気もするのですが)、自分でも目を見張るような改良写真もあり、昔自分が撮った写真を見て、再びそこへ行きたくなってしまった、、、ということも続出中なので、もしかしたら、、、皆様もその写真を見て、行ってみたくなる場所もあるかもしれません?!?!

…というわけで、今後ものろのろとそちらの更新を続けていきますので、こちらのブログは再びしばらくお休みです。。。

そらのおらんだ通信 ドイツ記事まとめインデックス

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2019年

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2019年が始まりました。今年のお正月は5年ぶりオランダでの年越しでした。12月31日は風もあまりない穏やかな気候で、相変わらず花火がすごかったです。気のせいか花火も巨大化していたような。

2日はだんなの誕生日を久々に家族そろってお祝い。3日からは娘と二人でドイツのデュッセルドルフにダラダラ3泊も旅行に行き、近郊を訪れてあちこちでショッピングを楽しみました(←娘が)。

最近はだんなに旅行の同行は期待できなくなって、二人きりの旅行が続いています。そうすると必然的に娘の意向が色濃い旅行となっていろいろ面倒くさいことが、、、(涙)。そんなわけで、せっかくデュッセルドルフに行ったのに、日本人街のすぐ近くに泊まっていたのに、、、日本らしいことほとんど何もできませんでした。こんなのってアリ?まー、楽しかったからいいんだけど。

年末年始のお正月らしい雰囲気もそこそこに、世界のあちこちで分断・不穏な動きが続き、いったいどうなってしまうのか…。

明日は今日よりもきっとよくなる…そう信じた80年代の夢と希望にあふれた時代が青春期だった私は改めて幸せだったのだなあ。民主化が進むということは良いことだ、そう信じて生きてきましたが、最近はよく分からなくなりました。

ベルリンの壁が崩れ、東欧各地で革命が起きて30年。やっと民主的な国家ができて、西欧化が進むのかと思いきや、最近はハンガリーやポーランドで強権的な右派政権が誕生し、自ら逆戻りに足を進めているのを見ると、国はそうは簡単に変わらない、そう思えるのです。ロシアもしかり、ですよね。

やっぱり、国や人々の文化には、それぞれのものがあって、無理やり西欧風な考えを取り入れたとしても、それが隅々まで細胞のようにいきわたることは難しいのかな、と。

まー、お隣韓国なんかを見てもよくお判りでしょう。なぜ、今、北朝鮮にすり寄る必要があるのか、自分たちもあんな悲惨な生活をしたいのか?私にはさっぱり分かりませんが。ヨーロッパからの視点として、北朝鮮は世界で最も悪の国という認識は共通なので、日本は「北朝鮮にすり寄る危ない現在の韓国の政権」という擦り込みで他国に根回しすればいいと思いますけど…まぁやってるんでしょうけどね。

まぁ、そういうわけで、今まで、西欧米諸国は民主主義国家を世界で進めるべく、必死になってきたけど、むしろ独裁者に支配されている国はそのまま上手に残しておいてもいいんじゃないかな、と最近はあきらめの境地でそんな気になっています。上手に、と書いたのは、勝手に地球ぶっ壊し計画などを立てられては困るからで、それさえコントロールされ、出たい人は出られる余地を残してくれれば、そのほうが世界は安泰なのかなあ。安易な考えかな?

ともかく、今年はよい方向に少しでも進んでほしい、、、けど、新年早々、英国が絶好調!!とばかりにやらかしてますね(汗)。


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サバイバルお誕生日会

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美しい朝焼けに感動してシャッターを切った。すると後ろでもシャッター音がして、振り向くと私に思いを寄せるイケメン君が、、、そんな妄想をするのにピッタリな景色…(←すみません、中学聖日記を見てた人しか分からないネタです)。

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うちの子の誕生日会プレッシャーはなんと6か月前から始まります。「あー、あと半年でお誕生日だねえ。今年は何をやろうか。」

その言葉を聞くと、はぁ~…憂鬱な季節がやってきた…。正直にイヤイヤモードを思いっきり発信させるのですが、娘はまぁ~ったく動じることなく、楽しいお誕生日にするという目標に向かってまっしぐら。あと、3か月、あと10週間…カウントダウンはどんどん続きます。。。

あー、やだねえ。ヘタレと言われようと、子供思いの母親じゃないと言われようと、憂鬱なものは憂鬱なのです。「子供が楽しみならばそれは母の幸せ」等と積極的にお誕生日会の企画ができる方がいたら…あなたはえらい!!褒めてさしあげましょう~(←って上から目線?)。

もともとパーティとか、忘年会とか、そういう企画を立てるのは好きなほうです。日本で会社勤めをしていたころは、何を隠そう万年幹事デシタ。

…が、何故好きか?といえば、それはみんなの反応が楽しみだから。「このレストランの料理、美味しいね!」と言われればめっちゃうれしいし、皆がうれしそうにしてくれたら、もうそれだけでよいのです。これをやれば喜ぶかな、とか考えるのも好きだし。

し、しかしですよ。「これをやれば〇〇」…という常識が通用するのは、悲しいがな…日本人限定なのですよ。通常は。オランダ人が喜ぶもの、と思って用意してもそれが相手にピーンと通じるかどうかは…かなり微妙なのです。

特に子供の場合はね。こっちが直球勝負だーーー!と球を投げたら、なんとバッドではなくヘディングで球が返ってきた~~!!!…みたいな?変化球どころじゃない。むしろ想定外。ルールなんてありゃしない。オランダ人の子供がくるとそんな感じのことがよくありますね。

もともと真面目な性格なので、みんなが予定通りに喜んでくれるとうれしいけど、そうじゃない場合、ガックリ度も大きい私。そんなわけで、オランダでの誕生日会はかなり憂鬱なのです。

今年は、中学に上がって初めての誕生日会。うちの子はお泊り会を企画してきました。なんと5人を家に泊めたいというではありませんか。

5人~?そんなんダメダメ。だって布団ないもん!!!そうやって人数を減らそうと試みたところ、敵もさるもの、しっかり成長しております、、、(汗)。なんと、布団一式持参で参加するようお友達に約束を取り付けたとのこと。。。

布団一式持参のお誕生日会…。まじか~~、、、。

こうして5人の少女は、どこかへ合宿にでも行くのか?と思えるような大荷物を抱えて我が家に現れたのでありました。

週末土曜日の夕方4時に集合し、日曜日の11時まで。拘束時間は長いけど、こっちは誕生日ケーキと夕食と朝食の準備さえ、きちんとすればなんとかなりそうな感じだったので、その準備だけしっかり考えました。

夕食と朝食…オランダ人の子供相手に考えなければいけない献立は日本人にとってはけっこう苦戦するものです。オランダ人の子供の食に対する保守的感覚は、日本人の子供と比べては絶対ダメ。これ鉄則。

日本人はついつい「おもてなし」等と言って、一生懸命ご飯を作ったりしますが、まぁ~失敗することが多いですね。あの子たちは食べたことないものはほぼ口にしない。そうじゃない子もいるけど、そういう子が非常に多い。前泊りに来た子なんて、スパゲッティも食べなかった、、、スパゲッティもダメって普段どういう料理を食べてんねん???

オランダの子あるあるは…匂いを嗅いで「イヤだ」というジェスチャー。「お前は犬かよ?!毒なんて入ってねーよ!!」と突っ込みたくなるようなシーン。もう何回もそんな場面に遭遇しました。

日本人の子は普通しないですね。日本人の子は、ちょこっと食べて「ウッ!好きじゃない!!」と食べかけを残すというケースが多いです。まー、お愛想程度に一口は食べるってやつです。一方、よくドラマや漫画なんかに「せっかく作ったのに一口も口にしてもらえなかった…」というセリフがあるくらいですから、一口も食べてもらえないというのは、日本人にとってはちょっとショック…てわけで。でも、オランダの子はそれが多い。ほんと、ガッカリなの~(涙)。

そういう対応はどっぷり落ち込むので、苦労して手作り=よく分からないもの、見たことないものを出すのは一切やめました。ラクして、喜ばれる…これが結局は一番!!

そんなわけで、誕生日ケーキはHEMAで売られているケーキ、夕飯はパタット(フライドポテト)と今の時期に出回るクリスマス関連のお肉類(ツリー型のナゲットや肉ボール等)。あとは野菜やソーセージ、チーズを楊枝にさしたなんちゃって前菜とプチトマト。

手作りのものなんて何もないやん!野菜が少ないんとちゃう?…といろいろ突っ込まれそうですが、まぁいいんですよ。こんなんで。でも、やっぱりオランダっ子たちにはこんなのが一番よいものらしく、「美味しい、美味しい」と完食してくれました。やっぱ、、、こんなものが「美味しい」んだね~~…。

やってきた女の子5人は、以前も来たことがある前の学校が同じだった子は一人だけで、あとは初めて見る子ばかりでした。一度来たことがある子は、私が日本人だと知っているし、うちの子と私の会話が日本語だということも知っていますが、初めて来る子は当然ながら、日本語なんぞ接したこともない!という子ばかりなので、多少私も気にします。

ロッテルダムやアムステルダムの大都市は外国人も多く、両親ともに外国人という人も多いのかもしれませんが、この辺りは両親とも外国人というのはやはり少数派だし、親がたとえ外国人であっても会話がオランダ語以外、という人はさらに少数なのかも。うちの子は日本語の会話を嫌がることはなかったけど、最近は思春期にも多少突入したのか、私のママは普通のママと違って寂しい、みたいなことを言うようになりました。

こっちが寂しいよ、、、そんなこと言うと(涙)。

あ、ちょっと話が逸れましたが、そんなわけで新しい子ばかりで戦々恐々だったのですが、結論から言うと、いい子が多かったかな。13歳のオランダ女子というと、もうすでに身長も大きく、見た目はかなり大人びてますけど、中身はまだまだカワイイ…みたいな。安心しました。まー、うちの子もまだまだかわいいんだけどね。

前の学校が同じ学校だった子は以前ミュージカルのところで書いた主役の子で、ボーイフレンドをとっかえひっかえという、、、これまたいかに?みたいな女の子なんですが、その子もませガキという感じでもなく…意外と普通でした。みんな、親の愛情をたっぷり受けて育ってきたのだろうな~と思わせるに十分な配慮のできる子供たちで仲間外れ・仲間割れなんてとんでもない。長い1日だったけど、ずーっと6人で仲良く過ごしているのが印象的でした。

朝食はオーブンパン(オーブンで焼くクロワッサンなど)を中心に、これまたスペシャルなものはほとんどない朝食を準備しました。あ、でも、ちょうどクリスマス用の小さなシフォンケーキだけ特別だったかな。皆、「朝からケーキだ、ケーキだ」と喜んでました。

オランダの子が遊びに来た時に、絶対必要なのはコレ。

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オランダの子供たちの支持率100% - Hagelslag(ハーヘルスラッフ)

オランダの子が学校のお昼休みに遊びに来ることになった…そんなときに準備するランチにはこれが必須です。ま、逆に言えば、これさえあれば大丈夫って感じ(笑)?!ハムもチーズもジャムもなくても大丈夫~。

アメリカではPB&J(ピーナッツバター&ジャム)のパンがあればよい、といいますが、こちらはHagelslagですよ。

今回は、これまたクリスマスバージョンのHagelslagが売られていたので、これを買ってきたところ、やっぱり6人はこれにがっついてました(苦笑)。「あ、星が入ってる~。私のには6つ~!!」「え、わたしのは4つしかない」…フフフ、思惑通り。かわいいでしょ。まだ、みんな。

そんなこんなでようやく長かったお誕生日会が終了!あーーーようやく解放されたわ~。これでしばらく考える必要もない。こんなときは一人っ子でヨカッタかも、と思います。何はともあれ、お友達と楽しい時間を過ごせるってことは幸せなことです。

そういえば、お友達がオランダ人の友達の子供(18歳男子)の誕生日会に行ったら、その男の子は女の子を膝の上に乗せており、しかも周りには10人くらいの女の子をはべらかしていて心底ビックリした、って言ってたっけ。え。成長すると、そのうち誕生日会はそういうフェーズに突入していく可能性もあるってこと?

…まだまだ未知の世界が待っていそうな、オランダのサバイバル誕生日会。


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解放

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ずいぶん間があいてしまいましたが、元気にやってます。書きたいな、と思うことも多いのですが、文字を打つのが面倒くさく…はい、これは、単にやる気がない、ということですね(苦笑)。

今日、ネットでいつもの通り芸能ニュースを見ていたら(笑)、引退した成宮さんがオランダに住んでいるって書いてありました。そうだったんだ~…、て、みな知っていることなのかな?インスタやってる、と書いてあったので、ちょっと覗いてみたら、うん、マジ、オランダだ、これは。長年住んでいるヒトからするとすぐ分かっちゃいます。まぁ~自転車を購入した、てとこでもう分かっちゃうよね。ちなみにオランダの自転車ブランド●●●のヤツで、しかも電動!う、うらやましい。。。

彼が実際に薬物に手を出していたのかどうかは真相は分かりませんが、あの記事は脅しで、彼からお金をせびり取るための悪意に満ちた記事であったことは100%間違いないと思っています。何故そこで戦わないんだ!それはやっぱり黒だからだろう、という人もいるかもしれないけど、まぁ戦える人と戦えない人がいますよね。一般人を含め、周りは全員敵、みたいな状況ですし。そこで戦いに挑むと、自分が明かしたくない部分までさらけ出さなければいけないかもしれませんし。

その後、彼が海外に行った、と聞いて、オランダに来ればいいのに、と内心思ってました。あれ、もしかして、このブログでも過去にはっきり言っていたかしら?

彼のことを実際に存じ上げているわけでもなんでもないですが、デザイナー系に優れている、そっち系の人である…そういう話を統合すると、オランダはぴったり、と思ったんです。オランダ(アムステルダム)というと、大麻が合法の国、くらいに思っている人が多いかもしれないけど、私はそれよりもゲイが集う場所、というイメージのほうが強いです。世界中から集まってきているから出会いの場も多いですし。

だんなが購読している新聞では、オランダの家族やカップルを様々な形で紹介するシリーズがあるのですが、写真付きで登場するカップルにはゲイカップルも多いです。まず、これが日本の新聞だとあり得ないかな(苦笑)。あまりにオープン過ぎますよね、日本の感覚からいうと。

シリーズによっては、彼らの住んでいる家の紹介なんかもあるんですが、これが…ゲイカップルのおしゃれな住居スペースに驚愕することが多いです。実際に職業がデザイナーの人も多いし、私は脳のことはよく分かりませんが、そういう部分に優れる特性があるんじゃないかなーと思います。芸術家にも多いっていいますよね。今人気のフィギュアスケーターとか!

今は日本でもLGBTへの理解が進んできていると言いますが、そうは言ってもこのオランダの状況と比べるとまだまだ後進国だと思います。実際に日本では自分で自分を認めたくなくて悩んでいる人が多いと思いますし、たぶんそこまで到達していない人…気づかないように封じ込めている人も多いんじゃないかなーと思います。

私が学生の時の先輩に、そっち系の方がいたのですが、やっぱり最初は彼女がいて本人は自覚がありませんでした。私は彼に「男」をまったく感じなかったので、絶対そっちじゃないですか?なんて今考えると失礼だったかも?という発言をしていたのですが、最初は認めていませんでした。ただ、イギリスに留学したら気がついたみたいで帰ってきたらカミングアウトしてました。今、オランダに住んでるよ、って言ってたら、僕も住みたい、と言ってました。うん、うん、彼にもピッタリの環境だと思う、、、。ぜひ、ぜひ、おいでよ。

海外に行って住むと、自分がフツフツと悩んでいたことが意外とどうでもよいことだと気がつくことがあります。私はそれを「解放」と呼んでいるのですが、私もオランダに長年住んで、ずいぶんいろんなことが解放されたなあ、と思います。LGBTに関しては、自分は最初から偏見はない!と思っていたのですが、それでもこっちに住むと、自分が想像だにしなかった事実に出会うことがありまして…。

例えば、うちの子供のお友達には3人のおばあちゃんがいるのですが、うちの子が3人のおばあちゃんの話をしたとき、この子は頭がおかしい、と思いました(苦笑)。どう考えたって、おばあちゃんは2人以上いるわけないじゃん!って。でも、よくよく話を聞くと、おばあちゃんの再婚相手は女性だったそうで、そうか、、、!!そうだとおばあちゃんが4人までいたっておかしくないってことなんだ~?!?!と、ガツーンとやられた、ていいますかね(笑)。もう、考えたことなかったですよ、そんなコト。

そう考えると、私も今のパートナーは男性ですが、将来もしかしたら女性と再婚する可能性もあるってわけか、と思ったら、なんか…スポーンと解放されちゃったんですよ。この解放は感覚的なことなので…ちょっと具体的にどういうことなのか言葉にするのは難しいのですが、以前よりいろんな人間が好きになった、と言ったら近いかな。これは「人間たるもの、こうじゃなくちゃいけない」ていう絶対的な枠組みがガラガラと崩れてきた結果によっておきているのかもしれません。

そうなってくると、あの人のあーいうところが!みたいにカッカとしていたことのほとんどがどうでもよいことだと気がつき、昔より他人に対して腹立つこととかが少なくなったんじゃないかなー、と思います。もちろん、どうしても譲れないところはありますけれども。

…というわけで、成宮さんも日本で「こうでなければいけない」と考えていたことが、オランダに来たことで解放されていたならばいいな~なんて思いつつ。。。やっぱり今日もだらだら長々書いちゃいました。だから書くのが億劫になるのだって、、、(汗)。

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外国人が日本旅行に期待するもの

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9月に日本に行ってきたのですが、その際久々アムステルダム直行便を利用しました。9月の連休は関係ない平日だったので、空いている飛行機…をイメージしていったのですが、どっこい。その前の週にやってきた台風が大阪を直撃した影響で、関空行きがキャンセルになって成田便に振り替えた客が多かったらしく、全席満員のぎゅうぎゅう詰めでの離陸となりました。

私はひとりだったので、できるだけ通路側をゲットしようぞ、、、という目論見だったのですが、全然ダメ。結局中央4人席の内側という…惨敗結果に終わりました(涙)。あ~…辛いな。お隣さんはどんな人たちであろうか、、、。

当日飛行機に搭乗し、周りを見渡してビックリ!!!なんと、(私の席の周りは)日本人がいない。ほとんどいない。周りは見た目明らかな外国人だらけな状況だったのです。

いやー、ひと昔前(10年くらい前)なら考えられないよね。昔、日本便に乗っている西欧人と思わしきヒトといえば、ビジネス客、もしくは配偶者が外国人、この2パターンがほぼ90%以上だった気がします。テロが起こる以前は、日本からのツアー客もわんさかいましたしね。いつも5、6もの団体グループが確実に乗っていたのではないでしょうか。今は、、、日本のツアー客、本当に減ってしまいましたよね。

ところが、どうよ。今のこの状況。周りを見れば日本行きの観光客だらけ。皆さま、、、どこへいらっしゃるつもり~~???

驚くのは、その客層です。意外と年配の方も多い、という事実。まさか日本のシルバー産業見物、てわけではないと思うけど(苦笑)、11時間ものフライト時間に耐えてわざわざ日本に行く価値があるのか?…いや。どうも、私、日本の評価が低いのですかね。でも、なんか…日本(例えば東京)と外国人老人はいまいちイメージがつかみきれないのよ。

さて。心配した私のお隣さんは、なんと若きイケメン君でした。イケメンの日本一人旅…これまたあんまりイメージがわかず、ついついまたまたネガティブ発想連発(…汗)。

「もしや、こいつはアニメオタクなのか?…うーん、ありえる。」「もしやめっちゃ女たらしで日本のかわいい女の子をだまそうってわけじゃないだろうな??」

ところが、私のネガティブな発想はものの見事に裏切られ、(スペイン人の)彼にとってこの旅行は人生初めての一人旅で、なるべく文化の違う国を見たい、ということで日本を選んだということでした。しかも、すっごくかわいい性格の子で。箸の使い方を教えてほしい、とか、この書類は何を書くのか、とか質問されて、熱心に教えてしまいました。

いやぁ、イケメンって得だわ、、、何聞かれてもイヤな気がしないもんね(笑)。最後に彼は笑顔で振り返って私に手を振ってくれて、あぁ…私も25歳くらい若ければ、、、と思ったり、息子を産むっていう選択肢を今まで考えなかった自分を悔いたり…(笑)。あ、でも、自分の子がイケメンになるなんて保証はないのか。

彼は、東京と京都見物に行くって言ってたけど、普通に西欧人が日本を旅行の選択肢にするっていうことがもうすでに10年前とは違うなあ~って。考えてみると、本もミシュラン日本版ができてこちらの方に身近になったのってここ10年くらいの話だし、インターネットで大画像の写真や動画が見られるようになったのもやっぱりここ10年くらいの話だし。そういう意味で、身近になってきたってことなのかもねえ。

オランダでは、日本行きは完全にブームとなってますね。ラジオを聴いていると「日本に行ってきました!」なんて会話をよく聞くし、新聞でも日本旅行の感想なんかがけっこう載ってます。これも10年前はなかったからねえ。

テレビも最近は日本をテーマにしたものを2、3やっているということで、かなり身近になっているのかもね。今回の旅行で、家族旅行で来ているらしきオランダ人が何組も乗ってましたけど、番組を見て決めているのかもしれません。

オランダでは2年くらい前、オランダの鉄道関係の記事で「日本を見習え!」というものがやたら多く、日本の公共交通機関がいかに時間に正確で、いかに駅が奇麗に磨かれていて、いかに人々の乗り降りがスムーズか、オランダ人もオランダの鉄道も見習わなければいけない!という論説がやたら多かったのです。

実は、オランダの鉄道も年々混雑が目立つようになってきて、乗れない人が続出・出入口でモタモタして列車がさらに遅れる、という悪循環を繰り返しており、どうすればいいのか?と困っていた時期に、NS国鉄関係者がたまたま旅行で日本に行って、多くの人々が乗り降りするのにスムーズ、一分の遅れもない、という状況に出会って驚愕して紹介したのが発端だと思うんですけどね。

それから何人ものコラムニスト、新聞記者が個人旅行で日本を選び、実際に一分の遅れもなくスムーズに旅行できるのを体験して、その体験談をあちこちで披露したのがたぶん2、3年前くらいの出来事。

地方列車(長距離列車)内では、お弁当を広げているグループもたくさんいるのにゴミが落ちていない、駅の構内もそこで座って横になれるくらい奇麗、と写真付きになっている記事をいくつも見かけた記憶があります。新幹線のような特急も、定刻通りに次々と発車するのも彼らからすると一種の魔法のような…(笑)。

のんびりしているオランダ人でも、やっぱり列車通勤・通学は相当イライラするらしく、素直に「日本を見習おう!」になっちゃったみたいで、しまいにはドアが閉まる際、ピーっとなるあの笛を、日本の大阪地下鉄や東京都内のJRのようにステキなチャイムにしたらどうか、みたいな意見まで出ていてちょっと笑っちゃいました。…いや。でも、彼らなら実際やるかもしれません。

20秒早く到着して謝罪する、ていうのも普通にニュースになってたくらいだから、けっこう関心あると思いますよ。こっちの人も。ともかく、こっちでは「正確な」「きっちりとした」という単語は「netjes」というのですが、日本を紹介するときは、この単語が必ず乱発されます。

つまり、彼らは日本旅行で、スムーズに、予定通りに、きっちりと事が運んで、旅行中イライラせず、サービスを満喫できることを期待しているんだろうなあ…と、そう思います。

まぁ、わざわざ遠くまで来る人々なので、「違い」をユーモアとしてトライし、楽しむことができる人々でもあると思います。確かにこっちにずっと住んでいる人があちらに行くと「なんだ、これは…」となってしまうことも多いでしょうが、そこを「面白いね~」ととらえることができれば日本はいろいろ細かいところまで見ていくと、ずいぶんヘンなところがあるので、面白いんじゃないかなーって思います。…うちの子は、まだそれができず、日本に行くといろいろ苦労してしまうんですけどねえ~。。。

最後に、ユーチューブで見られる面白いビデオをご紹介します(英語)。コメント見ると、こんなの日本で見たことない、と文句を言っている日本人らしきヒトがいます。まー、確かに私も見たことも聞いたこともない、てものもありますし、こっちにも普通にあるじゃん!てものもありますけど、でも、日本人の考えるアイデアって確かにユーモアがあるな、と再確認できるし、どんなところが外国人にとって面白いポイントなんだろう?ていうのも何気に理解できるような気がするので、私は好きです(ただし、他のヒトが指摘している通り、画像トップのボール型キーボードが出てこないのは残念です…それはどんなもんやねん?)。




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