大使館の近くの人気カフェ

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最近、日本のニュースを読むとモヤモヤすることが多く、相当なモヤモヤ病にかかっています、、、。もうね、嫌なのよ。互いに足を引っ張りあう風潮っていうのかな。

「貧困に陥っている人がいる」といえば「こんなのまだマシじゃない?もっと過酷な状況な人がいるんだから頑張れないの?」とか、「育児と仕事の両立で…」といえば「うちなんてこうなのに。そんなのズルいよ。」とか。

何事も上を見ればきりがないし、下を見てもきりがない。でも、人間ひとりひとりにはそれぞれの限界ってものがあって、それぞれの場所でもがき頑張っているのに、わたしのほうがひどい状況なんだから、あんたもっと頑張れよ、って。

これじゃあ病気になるよなあ。これじゃあ少子化になるよなあ。これじゃあ結婚すら難しいよなあ。

昨年ついに出生数が97万人になりました。第二次ベビーブームの団塊ジュニア世代が子供を産めるタイミングは終わり、今後は子供を産める女性全体数が大幅に減っていく時代。70年代から80年代のたったの10年で50万人も年間出生数が減っているのだから、このままいくと数十年後には年間出生数が50万となってもおかしくありません。100年後にはたったの20万人くらい?それでも多いくらいかな。

もうなんとかするなら、今しかないでしょ、今しか!!!もう最後のラストチャーンス!!!とわたしなんかは思うんだけど、なんかどうもその必死さは見えてこない。むしろ、やってることすべてがチグハグ。

人口が減るなら、原発なんて要らな~い。新しい大学なんてもっと要らな~い。大学の定員数なんて増やす必要まったくなし!!新しい家・タワーマンションなんて建てずに、今の空き家を整備していきませんか?国民総生産は減っていくという予測で縮小国家予算をたてましょうよ。

ん?そんなの経済が下向きになるから嫌だって?それが嫌なら、少子化対策を第一でいかなくちゃ。もう何が何でも増やす。子育て世代最優遇のシステムを作ってサポートしなくちゃ、もう後はありませんよ?

…とまあ。こんな感じに、いちいちイラついているので、最近ニュースを読む気も失せてきました。おかげで、都議会選挙があることも知らず。「都ファ」って何だべや?…元都民ですが、ズレまくっている私です(汗)。

さて。そんな風に不満はありますが、文句をいいつつも日本人であることを到底捨てることはできない私。きっとわたしは一生日本人なんでしょう。海外に住んでいると、たまーに国籍を捨てて外国人になった日本人の方にお会いいたしますが、すごいなぁ、、、と尊敬のまなざしです。

そんなわけで、パスポートの期限が切れれば、日本大使館へ赴き、お世話にならなければなりません。最近は仕事でも行くことがあるので、よくこちら方面には行きます。

近くを歩くと、気になるカフェありました。いつも気になってました。だって朝の9時であろうと、誰かしら人が入っているんです。前にも書いたかもしれないけど、朝から繁盛しているカフェは美味しいものがあるカフェ。

気になってはいたけど、なかなか入るチャンスはありませんでした。仕事中じゃねえ…ちょっと一息という訳にもいかず。そんなわけで、昨年の夏(すみません、ずいぶん前の話です)、パスポートの書き換えでようやくここに行くことができました。その日もやっぱり混んでいました。

さすがデンハーグ。大使館関係がたくさんある街ということで、周りから聞こえてくる言葉もインターナショナル。カフェスタイルはどこに行っても変わらないけど、やっぱりその町の特徴はどこかしらに現れますね。

ランチのサンドイッチを頼むと、想像したとおり、美味パンが出てきました。この時食べたエビのサラダも美味しかったです。オランダのランチは素朴なものが多く、特に見た目美味しそう~!てなものは少ないんですが(…汗)、美味しいお店のものはやはり格別です。


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うちの子も笑顔で…ボナペティ~。

オランダ人が「テント」と呼ぶカフェレストランが私は好きで、どうもこういうところに目がないんですが、このオランダのテントもどんどん質が上がってきて、美味しいお店がほんと増えてきたのがうれしい限りですね。普通のレストランも都会では、安いもの、豪華なもの、いろいろバラエティに富んできて、オランダ=まずい、の世界は徐々に薄れつつあるのかも。これもEUの力なんでしょうかね~。

デンハーグのカフェ: カフェ・ブロッサム


~今週の庭の様子~
上段左から: カモミール、ムスクマロウ、一年草類(アリッサム、アメリカセンノウ、ロベリア)
中断左から: ダリアとタチアオイ(ホリホック)とアリウム、多肉(セダム)、コーンフラワー
下段左から: ロベリア、ノコギリソウ、ナスタチウム

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牛の放牧ショー

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うれしくて、モォモォー遠吠えする牛

屋根裏部屋でチマチマとミシンを動かしていたら、けたたましい音が聞こえました。ラッパが鳴り響くような音です。誰かが外でトランペットでも吹いているのかしら…?(←そんなワケがない)。

ふと顔をあげると、窓の先に牛が勢いよく走りだしているのが見えました。そうか、今日は牛の放牧日なんだ!!!慌ててカメラを掴んで窓に近寄りました。

毎年、牛の放牧は、平日の朝、未明に行われるのが通常です。まだ薄暗いうちから、ウォ~~!とけたたましい声が聞こえてきて、いったい何事だ?と目が覚めてしまうのですが、どうやら今年は日曜日の午後に放牧することに決めたよう。のんびり家の中や庭から様子を覗けるのでうれしい!

放牧の日、牛は相当興奮するそうです。以前、読んだ記事に、興奮した牛をうまく誘導するのは命がけに近い、というようなことが書いてあったような気がします。確かに、あれだけ興奮している巨体を操るのは大変なことだと思います。

ともかく、牛はうれしくて仕方ないんでしょうね。待ちに待ったアウトドア生活!!(←ん?ちょっと違う?)

普段はのんびりとしている牛もこの日ばかりは闘牛に近し。大きな鳴き声とともに、巨体が草原を駆け抜ける様子は、なかなか見られるものではなく、貴重なシーンです。


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ゾロゾロと牛が続きます。


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庭先にもやってきました。花の咲くガーデンの先は…牛!朝、窓を開けると、目の前に牛がいる、という生活がしばらく続きます。

何頭かは、トラックに乗せられてまさにうちの庭先で放牧されていました。目の前で放牧ショー!なんて贅沢なんでしょう。トラックの扉を開けると、二頭がモォモォ~と大興奮で出てきます。確かにあれに蹴られたら、即病院行きに違いありません、、、。巨体ですから~。

しかし、その次が続かず、、、。おじさんが「お~い、早くでるんだよ!おいで、おいで!」と言っているのが聞こえてきました。ずいぶん臆病な牛だなあ…と思いきや、出てきたのは今年生まれたばかりの子牛!

なるほど。外に出るのが初めての赤ちゃん、子供にとっては、いったい何事ぞ?の世界ですよね。農夫さんに引っ張られるようにして、臆病になっている子牛が恐る恐る出てきました。その次に後ろから見守るように別の牛が続きます。お母さん牛かな?

庭先には、運河があるのでそれを超えて住宅街に入り込む、ということはありません。でも、ときどき食べるのに夢中でまったく周りを見ていないドジな牛が運河に落ちることがあります。

一頭が落ちると、モウモウ~それは大変な騒ぎとなります。たまに夜中に落ちることもあって、そうなると…朝までモーモー。。。ご勘弁願いたい、、、。

自力で戻れる牛もいますが、まったく戻れない牛も時々います。そんな時は、レスキュー隊が出動し、牛を陸地にあげる作業を行います。その様子を眺めるご近所の人々、、、暇人の集まり?いやいや。贅沢でのどかな時間です。そんな時間を過ごせる環境が今後もずっと保たれてほしいなあ、と願わずにはいられません。


~ 今週の庭 ~ 暑いので、花のサイクルが早いです。
左上から、ナスタチウムとロベリアの寄せ植え、庭の様子、ノコギリソウ、ダリア、ホリホック(タチアオイ)、サントリナ

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フレッシュ・ハーブティーを楽しむ

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暑い日々が続いています。本当に暑い!ここ数年急激に暑い日が多くなっているような気がするのですが、気のせいでしょうか…。夏物はほとんど着る機会がない、ということでもう何年も何も購入していなかったのですが、ここ最近…着る服がない~という事態に陥っています(汗)。

オランダは涼しい国なので、バスや地下鉄などで冷房設備がありません。しかし、最近はこの公共交通機関に乗車するのが辛い。ときどきサウナ状態のバスもあります。日本じゃ、今や冷房がかかってないバスなんかないので、急に自分の小さいころにタイムスリップした気分になります。

今年は雨が少なく自然が乾きまくっているそうです。ぜーランド州と北ブラバンド州は、極度の乾燥で火事が発生する可能性が非常に高いとのこと。ポルトガルのような状況に陥る可能性もないわけではなく、要注意が必要です。

当然、庭の水やりも異常なくらい頑張っています。オランダは…水やりなんてあんまり気にしなくてもいい雨の多い国のハズなのですが…???高温に宿根草もぐったりしていて、もはや北ヨーロッパではない?!という様相…。

なかなか成長がのんびりしているミントがチョコチョコむしっても大丈夫かな?くらいに大きくなり、ようやくフレッシュハーブティーにトライできることとなりました。

オランダでは、カフェでミントティーを頼むと、カップにミントが数本突き刺すように入って出てきます。オランダに初めて来た人はたいてい驚くようですが、こういうスタイルが出てきたのは7、8年のことじゃないかな。たぶんどこかで始めたら爆発的に人気が出て、今やどこのお店も…ていう感じ。

このミントティーはイスラム(モロッコ)系の習慣じゃないかな?と思います、、、モロッコ・ミントティーってありますしね!一度飲むと癖になるらしく、日本人の方とカフェに行くと、これを頼む人、すごく多い!確かに美味しいですもんね~~。また無造作に入っているだけとはいえ、カップに入っている緑が彩よく、いい感じなんですよね!!

我が家でも生ハーブティーを楽しむためには…透明ガラスのカップが欲しいぞ?と家の中をガサゴソ探していたら、以前何かのお茶用に購入したおひとり様用の透明カップが出てきました。そーだ、とても薄いガラスでなんとなく使い勝手が悪く、しまいこんでいたのだったっけ(汗)。


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さっそく庭で花を摘んできました。今回は、カモミール、ナスタチウム、ディル、ミント、マージョラム。適当に選んでみました。量もよく分からないのでこれも適当…なのはいつものこと(苦笑)。

奇麗に洗って、さあトライ!!!

適当なので正直、いや、かなり、不安でしたが、、、(汗)、飲んでみると、これが意外と?美味~~~!スゴイ、スゴイ。美味しいよ。


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昨年までは私には長年の茶飲み友達がいて、彼女に会うと、いろんなお茶話で盛り上がったものですが、ついに長年の駐在生活を終えて日本に帰国してしまいました。あと一年早くこのハーブを作っていればなぁ。彼女と一緒に飲めたのに。

なんだかしんみりと彼女のことを思い出しながら、ひとりお庭でハーブティーを楽しんでいるわたしです。
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花のチカラ

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我が家で蝶々狩りを楽しむご近所にゃんこ…毎日やってきます(苦笑)。写真は、じーっとその瞬間を待っているにゃんこの様子。

ベニシアのハーブ便りの本にこんなことが書いてあります。「ハーブがたくさん育つ私の庭からは、窓が開けっ放しでもあまり蚊が入ってきません。」

これを読んでも半信半疑だった私。これだけたくさんの虫がいるのだから、避けることはできないはずだ、とそんな風に思っていました。

ところが。今年ももう6月も半ば。例年だと、この時期はアリが室内まで侵入してきて、毎日アリに頭を悩まされる時期だというのに、今年は何故かアリが入ってこないのです。

ハテ?どうしたんだろう、、、。もしかしたら、これからやってくる…ウルトラ巻き返し術があるかもしれないので、まだまだ安心はできませんが(汗)、でも、考えられることといえば、庭にはたくさんの花が咲いており、それに誘われるごとくたくさんの虫類がやってくるので、わざわざ家に侵入しなくてもいいのかもしれない?そんな風に思えてきます。

休みの日は、午前中に庭の手入れをして、午後はのんびり庭で昼寝をしたり、本を読んだりするのがわたしにとってはリラックスできる時間。昼寝をしていても、本を読んでいても…虫はまったくわたしに興味を示しませんね。目の前では、ブンブンとなん十匹というハチが花の蜜を吸っているんですけれども、まったく怖いと思うことはありません。

蜂、蝶々、トンボ、蜘蛛、蟻…本当にさまざまな昆虫が庭にいて、ときどき「ぼーっ」と彼らを眺めています。忙しいのが好きな日本人からすると、「本当に暇人ね」「ほかにやることはないの?」と言われそうです…ははは。

やってくるのは、昆虫だけではなく。昆虫に釣られて近所の猫もやってきます。にゃんこは、蝶々狩りをいつも楽しんでいるのです。蝶々がヒラヒラ飛ぶのに惹かれるようにわが庭にやってきて、彼もまたじーーーーっとその時を待っています。

しかしだね。どうもうまくはいかないようで、彼が蝶々を捕まえたのは見たことがありません。その代わりに、飛び跳ねて着地した先が踏み荒らされるという…(涙)。

もう、、、メーーーーッ!!!ダメじゃないの!!!

と、怒るけど、分かっているのかなあ。にゃんこは…(苦笑)。

ともかくも、花が引き寄せるチカラ。この小さな庭がまるで地球の小さな縮図のように、たくさんの生き物が吸い寄せられる様子に魅了されます。

↓今週の庭の様子↓もうすぐハーブティーが飲めそうです。。。!

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左上から時計回りに:
毎年華やかに咲くバラ、カモミール、ナスタチウム、アリウムの蕾、ディル、サントリナ

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オランダ合同運動会

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写真は毎日庭で存分に遊んでいる近所の猫ちゃん

昨日は、オランダの日本人社会恒例のオランダ合同運動会が行われました。関係者の知り合いが多い、何より顔出しで素性がバレているうちの子も参加している、ということで、例年この話題はスルーしていたのですが、今回はうちの子も最後?ということで、話題に挙げておこうと思います。

オランダでは、全国の日本人学校・補習校および学校に通ってない一般現地校の生徒が一同集まって合同の運動会をやります。まぁ、国の面積が小さいからこそ可能なことではあるのですが、冷静に考えてみるとこれってスゴイことだな、と思います。

最近まで日本に住んでいて、日本以外の文化なんてほとんど知りません!という日本人から、(母親・父親が日本人といえど)家での会話に日本語はなく、自分の名前もロクロク言えませーん、というほぼオランダ人まで、一斉に徒競走に出ちゃったりするこの運動会。日本の学校の運動会ではちょっとあり得ないユニークなシチュエーションだと思います。

一番遠くはマーストリヒトからやってくる方々ですが、以前「今日は3時半に起きてお弁当を作ったわ。」etc.…という会話を聞き、私も早起きしたつもりだけど、上には上がいる、、、と驚いた記憶があります。

たぶん、昨日あそこに集まった皆さんひとりひとりが、いつもより早く起きてお弁当を作って出向き、また、関係者の皆さんもこの運動会のためにあれこれ準備して大変だった一日。そういう皆さんの努力が結晶となって反映される運動会だからこそ、毎年楽しく、感動できる一日になるんじゃないかなあ、と思います。

うちの子は、運動会が大好きで、そのために補習校に通っているようなありさま(…)。今回も、6週間くらい前から「あと何週」「あと何日…」と数えて楽しみにしていました。運動会が終わってしまった今、燃え尽き症候群になるんじゃなかろーか…今後の補習校のモチベーションが…(汗)。

毎年、人々の注目を集めるのがアムステルダム日本人学校・ロッテルダム日本人学校両校の「いろどり」というパフォーマンス。毎年アムス校はソーラン節でロッテ校は和太鼓を披露します。

知り合った頃はまだ赤ちゃんだった子供が立派にみんなの前で踊りを披露したり、和太鼓を力強く叩く姿を見ると、もう…涙、涙、涙(←たぶん親のほうがよっぽど冷静なのではないかと、、、苦笑)。子供って本当にあっという間に大きく成長していきますね。

以前、円陣を組んでいる子供たちがこんなことを話していました。「今日、このメンバーで太鼓をたたくのは最後です。みんな、悔いのないように、精一杯頑張ろう!!」

…子供たちは十分に分かっているんですね。日本から遠く離れたこの地に今、集まっているそのメンバーで何かをやるというのは何事も一期一会だということを。来年はない。その瞬間に散ってなくなっていくのです。

今回、アムス日本人学校の中学3年生は、皆さん、お揃いでオレンジのリストバンドをつけていました。ソーラン節の時も、左手につけたオレンジのリストバンドが映えていて、この運動会への意気込み、楽しもう!という姿勢が十分に伝わってきました。知り合いはまったくいませんが、それでも私は彼らの意気込みを受け止めましたよ。

卒業したら、大半は日本の高校に進学されるのでしょう。いずれにしても、日本に帰ってしまったらもう二度と足を踏み入れないかもしれない遠い国。皆でそろってこの地に集まって同窓会なんて、夢もまた夢でしょうしね。

わたし自身、生まれ育った出身の学校は今は縁もゆかりもない場所になってしまい(親戚も誰もいない父の転勤先で育ったので)、今や訪れるのも一苦労となってしまいました。それでも、脳裏に断片的に焼き付いている記憶映像が消えることはなく、ときどき懐かしい思い出がポッと浮かび上がってきます。

今、ここにいる子供たちも、この運動会のことが楽しかった思い出として記憶に刻み込まれればいいなあ、と願ってやみません。


PS.
…今年が最後、と思っていた子供の運動会ですが、興奮げに子供の口から語られる言葉といえば「来年のローハイドは、ぐるぐる回すのが楽しそうだけど、背が大きいから下しかなれないかもしれない。」

…あーそうですか~…(苦笑)。ただ、同級生が一緒に上に上がらないと中学部には進まないらしいので、、、微妙ですが、もしかしたら来年も参加しているかもしれません。
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ハーブ三昧の日々

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上段・左より ハナダイコン・チャイブ・ローズマリー・パセリとナスタチウムの苗・ルッコラ(ロケット)・セージ・オレガノ・ディル・マジョラム

いろいろなニュースが相次いで、なんだか不安定な世界になっています。昨日は再びロンドンでテロが!テロの起きたサザーク地区はわたしがロンドンでも一番好きな界隈なこともあって他人事と思えずかなりショック。。。今週末は3連休なのでオランダからロンドンに遊びに行っている人も多いのではないでしょうか。いろいろ心配です。

世界はいろいろ大変なことになっていますが、幸いオランダも、わたしも呑気な日々が続いています。オランダでは2004年に起きたテオ・ファン・ゴッホ暗殺事件(イスラム教徒による映画監督暗殺事件)を単なる暗殺事件で終わらせず、その教訓をもとに(特に)イスラム教徒に対する政策を着々と進めてきました。

たぶん…こういう問題は、何年も、何十年も前に小さな芽・蕾として表面化していくのだと思います。今、オランダが比較的周りの国より安定しているのは、10年以上にわたる「危険な芽を摘む地道な日々の努力」が功を期しているのだと思われます。もちろん、今は車一台でテロを起こせる時代となってしまったので、いつどこで何があるかなんてわからないのですが…。

現在の私の状況は、といえば、前回と変わらず毎日、庭のことばかり…。危険な芽ではなく植物の芽を追い回す平和な日々です。天気もどうしたんだ!というくらい良くって、というか暑すぎで、この時期にしては珍しく水を大量にあげなければいけない事態となりました。もう~1泊2日の旅行さえ難しいかも…いいんだけどね、予定もないし(汗)。

しかし、この暑さで、ヨーロッパ向きの宿根草類は瀕死の状態ですが(…汗)、暑さに強い普通の植物たちは日に日に成長し、毎日目に見えるスピードで成長していくので、ひとつひとつの植物を眺めるのが本当に楽しいです!!

昨年からハーブ類が増えています。最初はハーブが特別好き、というわけでもなく…、というかむしろ地味花なので興味がなかったのですが(笑)、ハーブってカタツムリ・ナメクジの被害を受けにくいんですよね。匂いがあるので。うちはどうしてもカタツムリ、ナメクジ類が多いので、彼らに食べられない植物を選んでいくと必然的に芳香の強い植物が選ばれることになってしまうのです。

せっかくハーブが成長したんだから…適当にサラダやスープなど、料理にも使ってみようぜ?ということになり、この時期は毎日のように外でハーブを摘み、料理に混ぜています。これまた適当な性格なので、本格的にアレコレするわけではないんですけれども…。でも、単なるサラダが美味サラダになるのもこの時期です。

ハーブティーも飲みたいな、と思うんですが、ミントの成長が遅く…このままいくといつになるんだろう、、、って感じなのが残念なんですが~~。


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適当にいくつかのハーブを摘んできて…料理に使います。


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写真はハーブ・クリーム・スープ
香味野菜とハーブのクリームスープなんですが、香味野菜が引き立ち本当に美味。野菜とハーブが見事に相乗効果を出しています。


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写真は適当野菜サラダ
野菜とハーブをアボカドで和えたサラダですが、ハーブがいろんな風味を醸し出し、ウマウマでした。

最近凝っているハーブはディルです。特に芽はピクルスの味がして、ピリッと辛くて美味しいですねえ。ともかく、面倒見なければいけない芽やら花など…大忙しなんですが、ちょっとずつ料理も挑戦していけたらいいな、と思っています!!
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エルダーフラワー・コーディアル

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前回ご紹介したイギリスの雑誌「COUNTRY LIVING」には必ずと言っていいほど載っているエルダーフラワーやその他のコーディアルドリンク。イギリスを代表する飲み物です。そのエルダーフラワー・ドリンクが実は日本人駐在員さんの間で人気だというお話を聞きました。

「へえ~…たしかに最近はオランダでもドリンクがあちこちで売られてるしね。それを飲んだ人の間で口コミ人気なんだ、、、」と思いきや。そうじゃないんですね。今や日本にも輸出されるほどの人気なんですねえ。全然知らなかった。確かに、甘くてスカッとして美味しいですけどね。特に暑い日本じゃ気持ちよく飲めることでありましょう。



こんなヤツです↑

エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)はヨーロッパ中に自生し、さまざまな国でシロップやコーディアルドリンクとして古くから飲まれてきました。オランダでは馴染みない???気がしますが、お隣ドイツや北欧ではイギリス同様飲まれているようです。

自然の中で自生する低木…ということは相当繁殖力が強いんだろうなぁ~と想像しますが、案の定、育て方を見ると、成長が早い、あっという間に大きくなるので要注意、と書いてあります。うーん…欲しいな、とも思うけど怖いな。その手の植物は切っても切っても大きくなってしまうのです。

庭で育てなくても、たまに自転車道の脇などで見かけることがあります。自生なんだか誰かがかつて植えたんだか…ちょっと分かりませんが、彼らはほぼ雑草と同様の扱いで、折を見て市の担当者にガッツリ切られてしまいます。む、無残…。

今日、久々に出かける場所まで自転車を飛ばしていたら、エルダーフラワーの木を見つけました。これからがシーズン、ということで、花が数房だけ咲いていました。誰もいなかったのでちょっと手を伸ばしてちょこっとむしり取って帰りました。まぁオランダ人は自分でコーディアルを作るという人はいないらしく、たいていどこでも乱獲されることなくのんびり咲いています。

遠くから見ても可憐でかわいらしい花ですが、近くで見るとさらに可愛いですねえ。白い花に黄色い雄蕊が5つ。☆のように広がっている姿がなんとも言えずキュートです。


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むしり取った花をそのまま捨ててしまうのもかわいそうなので、ほかの花とともにミニ花瓶に飾ってみました。エルダーフラワー以外の二つの白い花は、こぼれ種が落ちて、庭の石畳の隙間から芽が出てきてしまった花です。ずっと育てるわけにもいかんぞよ、早く抜き取らなきゃと思いつつ、、、日々が過ぎ、ついに花が咲いてしまった。。。わたしってどれだけ優柔不断なんよ?(←まー、優しいともいうかも??)

部屋に飾ったら、ほのかにエルダーフラワーの匂いが漂っています。えー、どんな匂いかって???そうねえ、化粧品のクリームの甘い匂いって言ったらいいでしょうか。個人的にはバラの匂いのほうが好きかも(汗)。


エルダーフラワーが15房ほどあれば、自家製エルダーフラワーコーディアルを作ることもできます。その際、葉っぱは有毒なので絶対に混ぜないようにしてくださいね。また、蕾の房はダメで、全部満開の房を用意しなければいけません。まさに旬の時期に収穫しなければいけないのです。どれがエルダーフラワーかイマイチよく分からない、という人は、上に書いた☆のような5つの黄色い雄蕊を参考にすると、見つけやすいかも。

正式なものにはクエン酸を入れる必要がありますが、クエン酸なしでもコーディアルを作ることができます。わたしは砂糖の多さにぎょぎょっとし、ちょっと作る気にはならないのですが、やってみたいという方は下のレシピをご参考ください。満開のエルダーフラワーさえ見つけることができれば、簡単にできます。


自家製エルダーフラワー・コーディアルの作り方

<材料>
エルダーフラワーの花(満開) - 15房
グラニュー糖 900グラム
水 750ml
レモン 2個

<作り方>
1. エルダーフラワーに虫がついてないか確認する。エルダーフラワーは花のみ使う。
2. グラニュー糖と水を鍋に入れて、砂糖が解けるまで煮る。
3. レモンはよく洗い、黄色の皮をじゃがいもの皮を剥く要領で剥く。残りのレモンはザクザク輪切りに切る。皮とレモンの両方およびエルダーフラワーの花を蓋のできる鍋に入れる。そこに2の熱い砂糖水を混ぜ入れる。
4. よくかき混ぜたあと、蓋をして24時間寝かせる。
5. ガーゼなどの漉し布、もしくはコーヒーフィルター、キッチンペーパーなどを使い、液体を漉す。
6. 蓋のできるガラス瓶やプラスティックボトルに液体を入れる。

冷蔵庫に入れて保管するものは1か月以内に使い切る。冷凍すれば長期保存が可能です。

興味あらば、ぜひヨーロッパの季節の味をお試しあれ!!

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