子供が外国人だと感じる瞬間

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新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

またまた1か月近くが経過してしまいました。怪我のほうはおかげさまで以前よりはよい状況になりつつあります…(このままよくなってくれ…祈)。そんな中、年末年始は再び娘と日本に行ってきました。

毎年恒例となっており、今回も楽しく…といいたいところですが、我が家の場合はそうはいかず…涙。皆さん、帰省はなんの問題ないのでしょうか?うちは、子供がいつも問題を持っていて、毎回毎回「もう今回が一緒に帰るの最後」と思ってしまっています。まぁ、オランダに戻るころには、日本も楽しかった、とはなるのですが、着いた当初がもうそりゃ大変なのです。

残念ながら今回もそうでした。特に今回は私がケガをしたこともあって、お友達関係には誰にも声をかけませんでした。ちょっと会うのに躊躇してしまうっていうかね。自分の顔が…アレなもんで(苦笑)。気にしすぎかもしれませんけどね。でも、話したり笑ったりするのもつらかったしね。会おう、って言われたほうもきっと困っちゃう(汗)。

そんなわけで、予定が空白の日が多かったのですが、それも彼女の不安に発車をかけたようで、成田に着いたら途端に「オランダに帰りたい」です。1日中、日本は嫌だとシクシク泣きまくり、夜は時差ボケで寝られないのでさらに状況が悪化。高いお金をかけて渡航しているのに、何?!私は楽しみに来たんだよ!!!こっちだって文句をいいたい。

…けど、毎回この状況は本当に深刻で、彼女の精神が崩壊するんじゃないか?くらいなレベルなので、こっちがキレるワケにもいかず、ずーっとつきっきり。爆弾を抱えているみたいなもんです。ともかく大変なんです。

毎回こんなことを経験していることもあって、オランダに子供を連れて駐在される方の気持ちもよく分かります。地球の反対側というに等しいような遠い海外に子供を連れていくということがどんな大変なことか。もちろん子供によっては、ケロッとしている子どももいるんでしょうが、うちの子は…(てん、てん、てん…)。もし、悩まれている方がいたら、、、仲間はここにいます(苦笑)!!

毎回、日数が経つにつれてだんだん落ち着いてはくるんですが、それでも彼女が日本で見せる顔はオランダで見せる顔とはまったく違いますね。両方見ている私はものすごくそれを感じます。まるで人格が二つあるような。日本では自分の素を見せられない…そんな彼女を見るのは、やっぱり親としては複雑で、悲しい…というより、むしろ寂しい、かな。いくら否定したくても、否定できない。自分の子供が外国人なのだなあ、と実感する瞬間なのです。

うちの子は、日本だと日本人の部類に入れてもらえないような容姿をしているせいか、このくらいの年齢になるといろいろ思うところあるようです。うちの帰省先は東京で外国人もハーフちゃんもたくさんいて、それほど気にならないんじゃないの?と私なんかは思うのですが、やっぱり視線を感じる、と思うことはあるみたいですね。普段、オランダで容姿のことを意識することは皆無だと思うので、日本でほとんどがいわゆる日本人の容姿な状況になると、急に怖くなるような感覚に襲われるようです。

そんなせいもあって、東京ではいわゆる「観光地」に行くことが多いです。原宿なんかに行くと、大勢の白人観光客もいて、すっごく落ち着くみたいです。浅草もそうかな。うーん…やっぱり私としては複雑な気分なんですが…。

でも、きっと、スーッと自分が透明に戻るようなそんな感覚なのでしょうね。この透明人間感覚というのは、むかし、むかーし、旅行に行った先が白人ばっかりでものすごく緊張してしまった記憶があるので、なんとなく分かります。あと、中国に行った時も、同じアジア人のはずなのに、めっちゃ見られて上海空港ですくんでしまうほど怖かったな~。今は、何人に囲まれてもほとんど動じないけどね(…笑)。

…というわけで。こうやって苦労して日本に連れて行くことが果たして良いことなのか。あまりの彼女の精神の不安定ぶりに、ここ数年はちょっとそんな風に思うことが多いです。もっと大きくなって、やっぱり日本に行きたい、と言ってくれたらいいけど。日本で会いたい、と言ってくれるお友達もいるし、本人もそのことを理解しているけど、今は来年(というか今年?)は彼女を連れて行くのはお休みしようかと思ってます。

ていうか、かなりセコイんだけど今年が子供料金を楽しめる最後の時間だったので、その特典が終わってしまう今後しばらくはもういいかな、って(笑)。

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小学校最後の記念に、袴写真も撮りました。成人式や卒業式で着物を着ることもないと思うので、これが最後…かな(?!)。

オランダに帰ってきて、わたしが一番にやったことは、球根植えです。買ったはいいけど、植える直前にケガをしてしまい、そのまま庭の手入れは完全中断。年が明けて、久々に外に出て庭仕事をしました。今、植えて…ちゃんと春に咲くのかはちょっと疑問ですが…。何もかもやる気が失せていたので、少しずつ取り戻せていけたらいいなあ、と思います。
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学校選びの時期

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ずいぶんご無沙汰してしまっています。実は10月に私自身にアクシデントがあり、今はより多くの休息時間を取りたいためにブログはちょっとお休みさせてもらってます。今後しばらくこんな状況が続きますのでご了承ください。

さて、そうこう言っていても、時は流れ、またオランダにシンタクラースがやってきます。この時期になると、やっぱり子供が小さかった頃を思い出します。今は…あんな風にシンタクラースを楽しむことはもうありませんが。。。(涙)

今年小学校の最上級生に上がった娘の次の学校選びの時期がやってきました。ロッテルダムやアムステルダムの大都市ですと、選択肢がたくさんあるのでグループ7から学校選びを始める方が多いですが、うちはロッテルダム郊外とはいえ、田舎なので学校も限られており、最近始めたところ、って感じです。

ちょっと前までは2月に行われるCITOテストが進路に大きな影響を与える大きなテストでしたが、最近はひとつのテストで決めるのもどうか…という感じになっているらしく、10月に1回目のテスト、2回目にCITO(これはもう人によっては受けなくてもよい???)、そしてさらにもう一回テストがあって、この3つのどれかで自分の希望が通るように頑張ればよい、みたいな感じになってるとのこと。つまりは、もう10月の1回目で希望通りの結果が出れば、年内には学校が決まるような感じらしいです。

実は私のアクシデントが起こったのがこの大切な10月の1回目のテストの日で…娘は大号泣で、精神的にボロボロ状況で学校に行くことになってしまいました…(汗)。彼女に多大な影響を与えてしまい(もちろんわざとではなかったですが…)、ほんと親として、自分はなんてアホなんだ、と思いました。でも、「ママのために頑張った」って帰ってきたので、まぁ結果は大丈夫かな(…)。

まぁ、ともかくもそんなわけで、彼女は学校フェアみたいなものに参加したり、学校主催の学校見学に出かけたり…忙しい時間を過ごしています。

子供によっては、もう絶対この学校しか選択肢は考えられない!!という子供もいるようで、そういう子はその学校に入れるためにGO!GO!と勉強を頑張るだけですが、うちの子は今のところ、どこかの学校に強い憧れ、というようなものはないみたいで、全部見てから~~…てな感じになっています。

子供は…本当にあっという間に成長していきますね。そうこうしているうちに…あれ?もう家から出ていく日が???なんてことになっちゃうのかな。今はまだ性格も小さいコみたいに可愛いけど、あと数年もするとずいぶん変わってくるのかもしれません。

そんなわけで子供との貴重な時間。大切に過ごしていきたいと思います。

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ハーフというよりダブル

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うちの子もずいぶんと大きくなり、ついに身長は私を追い越してしまいました。小さい頃は、自分がお世話して彼女の生活のすべてが自分の範疇内、という感じでしたが、当たり前ながら今は彼女の個性や考えが出てきて、最近は彼女がオランダターンになっているときは、何をやっているのか私には理解できない状況です。

他の国際カップルの家はどのような感じか分かりませんが、うちの子は昔から、「日本」「オランダ」をスッパリと分けたがるタイプでした。つまり日本の行事には私が参加し、オランダの行事にはだんなが参加し、3人で一緒に行動することがない、とそんな感じです。

普段の生活を見ても、オランダの学校の話をするときは、右を向いてオランダ語でだんなに報告、日本のこと、その他のことは左を向いて日本語で私に報告、とそんな感じです。なので、私がオランダターンの子供を理解できなくてもだんなが理解しているので、問題はありません。

さて。今日のハーフとダブルというお話ですが。
日本語のハーフは、単純にお父さん分50%、お母さん分50%、または外国人の血が混ざっている、という定義でしょうか。そうだとすると、今、ここでお話する「ハーフ」という定義とは少し違うかもしれません。

ここでお話したいハーフという考えは、自分のアイデンティティを100%とし、例えば、そのうち半分がオランダ、半分が日本、そんな風に分けることです。

うちの子のアイデンティティをパーセンテイジで分けると、オランダが80~90、日本は10~20くらいかな。普段、オランダに住んでいるときは、50/50かも?なんて思うこともあるけど、実際日本に行くと、うわ、やっぱりこの子は外国人だな、と思うので、残念ながらそうなんだと思います。

しかし、今、彼女の様子を見ていると全部で100%、という考えはやっぱり間違っているなあ~、と思うのです。彼女の中のオランダが欠けているという感じはどうもしない。だから、むしろ150%で、オランダが100%、日本が50%くらい?そういう風に言ったほうが彼女の本質を表しているな、と。

実際、彼女の生活を表現してみると、まったく二つの世界があって、ドラえもんでいうどこでもドアが頭の中にあって、そのドアを行ったり来たりしている。そんな感じ。純粋な日本人である私にはないドアが彼女にはあって、そこを自由に行き来できるのです。観察していると、オランダターンのときの彼女と日本ターンのときの彼女は微妙に性格が違うような気さえします。ターンといっても彼女の場合は、しょっちゅう入れ替わっているんですけどね。

普段、あんまりそういう抽象的な彼女の感覚に気づくことはありませんが、毎年夏休みがあけたときは、急にオランダ度合いが強くなる、なんというかオランダターンにぐーっと引き戻される感覚があり、彼女が私の知らないドアの向こうの世界へ行ってしまった…と、ちょっとそんな感覚を覚えます。こういう気分を味わえるのも、国際家庭ならではのことなのでしょうか。

彼女のオランダ人としての100%を減らすつもりもなく、日本の%をどれだけ増やせるのか? - 今後、自分の奮闘できる部分はそこのところだけなのかねえ?と思うと、なーんか寂しい気もしますが、ダブル(200%)に近づけるよう…彼女に接していきたいと思っています。ただ、言うは易く行うは難し。

彼女の日本への興味…小さい頃は、オーソドックスながら本や漫画を使って、、、と考えていたのですが、それはあっさり挫折しました(汗)。彼女は、本はもちろんマンガにさえ、まったく興味を持たず、簡単な入り口は閉ざされた感でいっぱい…。

小学生の高学年女子くらいだと、日本ではファッションモデルとかおしゃれに目覚めると思うのですが、そこの部分もまったくダメ。日本の可愛い系の服がまったく好きではないらしいのです…涙。

もちろん!ジャニーズをはじめとする日本のアイドルも、、、まったく興味ありませーーーーん。

そんなワケで。正統ルート(単純ルート?)はことごとく撃沈しておりますが…。いろいろルートを変えて彼女の興味の持ちそうなものを引き出しているのは相変わらずです。

まぁ、細かい点はさておき、根底にあるのはどれだけ「日本愛」を導き出せるか。結局のところ、そこが大事なんだと思います。海外に住んでいる日本人の中に日本が好きじゃない人がけっこういるけど、もし子供にも日本嫌いを伝授していたとしたら、その子供はかわいそうだと思うんですよね。

だって。その子のルーツは日本なんだから、自分の国が否定されるということは、根無し草になって自分自身が否定されるということ。大きくなって自ら嫌いになるのは本人の勝手だけど、本人の意思とは関係なく否定されるのは別のハナシ。

「日本愛」が伝授された子供は、可能性が広がります。普通の人の2倍の可能性がある。そういう意味でもやっぱりハーフというよりダブルのほうが豊かな人生となりますね。

実際、ハーフなんだけど容姿が限りなく日本人の男の子は、オランダで容姿のことをからかわれたため、将来大きくなったら絶対に日本に住む、とかなり早い段階で決めていた子もいます。何も考えてなかったけど、一度日本にいったら面白くなって仕事も見つけちゃって何年もオランダに帰ってこない男性もいます。日本の日本語学校は日本にルーツを持たない外国人だけでなく、日本人の親を持つハーフも多いという話も聞いたことがあります。

ハーフだと、オランダではパッとしなくても、日本に行った途端にモテる可能性もありますし、仕事も英語やヨーロッパ言語ができると急にスペックが高くなって給与がボンと上がることもあるし、日本で教育を受けてなくても、いきなり社会人デビュー!てな感じにおいしいところに入りこめる可能性もないわけでもないんですよね(例えば、コンピュータ、プログラム、ネットワーク系など。語学堪能でネットワークもできる人ってなかなかいないので)。

うちの子は、将来はどんな風になっていくのか?今のところさっぱりその兆候は見えませんが、彼女が大人になるまであと6年とちょっとしかありません。子供が成長するのは早いよ、と昔言われましたが、本当にそうだなあ、と実感する日々です。


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(おまけ) 日本では外国人にしか見られないうちの子も、オランダのお友達と一緒だと妙に日本人っぽい。


<今週の庭>キンギョソウやコスモスなど。キンギョソウって名前は有名だけど、見たのは初めてだったかも。本当に不思議な形をした花ですね。生命の神秘を感じます。

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オランダ合同運動会

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写真は毎日庭で存分に遊んでいる近所の猫ちゃん

昨日は、オランダの日本人社会恒例のオランダ合同運動会が行われました。関係者の知り合いが多い、何より顔出しで素性がバレているうちの子も参加している、ということで、例年この話題はスルーしていたのですが、今回はうちの子も最後?ということで、話題に挙げておこうと思います。

オランダでは、全国の日本人学校・補習校および学校に通ってない一般現地校の生徒が一同集まって合同の運動会をやります。まぁ、国の面積が小さいからこそ可能なことではあるのですが、冷静に考えてみるとこれってスゴイことだな、と思います。

最近まで日本に住んでいて、日本以外の文化なんてほとんど知りません!という日本人から、(母親・父親が日本人といえど)家での会話に日本語はなく、自分の名前もロクロク言えませーん、というほぼオランダ人まで、一斉に徒競走に出ちゃったりするこの運動会。日本の学校の運動会ではちょっとあり得ないユニークなシチュエーションだと思います。

一番遠くはマーストリヒトからやってくる方々ですが、以前「今日は3時半に起きてお弁当を作ったわ。」etc.…という会話を聞き、私も早起きしたつもりだけど、上には上がいる、、、と驚いた記憶があります。

たぶん、昨日あそこに集まった皆さんひとりひとりが、いつもより早く起きてお弁当を作って出向き、また、関係者の皆さんもこの運動会のためにあれこれ準備して大変だった一日。そういう皆さんの努力が結晶となって反映される運動会だからこそ、毎年楽しく、感動できる一日になるんじゃないかなあ、と思います。

うちの子は、運動会が大好きで、そのために補習校に通っているようなありさま(…)。今回も、6週間くらい前から「あと何週」「あと何日…」と数えて楽しみにしていました。運動会が終わってしまった今、燃え尽き症候群になるんじゃなかろーか…今後の補習校のモチベーションが…(汗)。

毎年、人々の注目を集めるのがアムステルダム日本人学校・ロッテルダム日本人学校両校の「いろどり」というパフォーマンス。毎年アムス校はソーラン節でロッテ校は和太鼓を披露します。

知り合った頃はまだ赤ちゃんだった子供が立派にみんなの前で踊りを披露したり、和太鼓を力強く叩く姿を見ると、もう…涙、涙、涙(←たぶん親のほうがよっぽど冷静なのではないかと、、、苦笑)。子供って本当にあっという間に大きく成長していきますね。

以前、円陣を組んでいる子供たちがこんなことを話していました。「今日、このメンバーで太鼓をたたくのは最後です。みんな、悔いのないように、精一杯頑張ろう!!」

…子供たちは十分に分かっているんですね。日本から遠く離れたこの地に今、集まっているそのメンバーで何かをやるというのは何事も一期一会だということを。来年はない。その瞬間に散ってなくなっていくのです。

今回、アムス日本人学校の中学3年生は、皆さん、お揃いでオレンジのリストバンドをつけていました。ソーラン節の時も、左手につけたオレンジのリストバンドが映えていて、この運動会への意気込み、楽しもう!という姿勢が十分に伝わってきました。知り合いはまったくいませんが、それでも私は彼らの意気込みを受け止めましたよ。

卒業したら、大半は日本の高校に進学されるのでしょう。いずれにしても、日本に帰ってしまったらもう二度と足を踏み入れないかもしれない遠い国。皆でそろってこの地に集まって同窓会なんて、夢もまた夢でしょうしね。

わたし自身、生まれ育った出身の学校は今は縁もゆかりもない場所になってしまい(親戚も誰もいない父の転勤先で育ったので)、今や訪れるのも一苦労となってしまいました。それでも、脳裏に断片的に焼き付いている記憶映像が消えることはなく、ときどき懐かしい思い出がポッと浮かび上がってきます。

今、ここにいる子供たちも、この運動会のことが楽しかった思い出として記憶に刻み込まれればいいなあ、と願ってやみません。


PS.
…今年が最後、と思っていた子供の運動会ですが、興奮げに子供の口から語られる言葉といえば「来年のローハイドは、ぐるぐる回すのが楽しそうだけど、背が大きいから下しかなれないかもしれない。」

…あーそうですか~…(苦笑)。ただ、同級生が一緒に上に上がらないと中学部には進まないらしいので、、、微妙ですが、もしかしたら来年も参加しているかもしれません。
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漢字検定合格

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崖っぷちなのは変わりませんが、、、無事補習校5年生修了。そして、2月に受けた漢字検定8級も見事合格!!とうれしいニュースがくっついてきました。

漢字検定をよくご存じない方のために簡単にご説明しますと、漢字検定は10級から1級まであり、

10級 → 小学1年生の漢字
9級 → 小学2年生までの漢字
8級 → 小学3年生までの漢字
7級 → 小学4年生までの漢字
6級 → 小学5年生までの漢字
…続く

こんな感じになっています。今回うちの子が受けたのは小学3年生までの漢字。漢字数にすると440字です。

1か月前から準備したのですが、なんとかなるんじゃないか~という思いはすぐに打ち消されました。最初に問題を解いてみるとできるものがほとんどありません。読みはできる、と本人は言っていましたが、それさえも5割に到達するかどうか?というところ…。

こりゃ、合格は遠いなーーーー、と思いました。…が、もちろん親の私がそんなそぶりを見せたら、本人はそれでなくともやる気がなく、受かる自信もないのに、最初からあきらめてしまうに違いありません。

2週間後には5割。3週間後には6-7割。最後の一週間で8割に到達して合格を目指そう!ということで、一生懸命親子で勉強しました。いやー、今、思い出しても、かなり厳しかったです。

やっぱり、日本で暮らしていない、日本の学校に通っていない、しゃべる相手が通常わたしだけ、という人にとっては、小学校3年生レベルはすでにもうハードルが高いのです。

小学校3年生からたくさんの熟語が出てきます。この熟語がね…。曲者というか、ハードル高すぎ、というか。そもそも漢字には訓読み、音読みがありますが、二つを覚えることが彼女のような立場の人には苦行なんですよね。

でも、逆にいえば、熟語をいかに覚えるか?というところをつかめば、4年生、5年生…と先に進んでいってもなんとかなるんです。そういう意味で、この3年生の国語は重要かなあ、とわたしはそんな風に思ってます。

…このように書くと、わたしがいかに彼女に漢字を勉強させたいか?みたいに思われるかもしれませんが、実は違います。こうやって一生懸命覚えても、使わなければすぐに忘れてしまう。それはもう十分わかっています。

漢字検定を受けさせる意味。それは、頑張ってやり遂げれば結果が見える、という日本ならではのものを体験させたいからです。

これを勉強する間、彼女は毎日嫌味を言い続けました。けっこう地獄絵ですよ。

「どうせやったってできない、合格できない」
「わたしはオランダ人なのに、なんでやるの?」

しまいには・・・うわー!と泣き出し、もう嫌だ~~!!それに対抗して私が怒り、二人の大バトル発生。そこに登場するは、オランダ人のだんな君です。

「どうしてそんなに厳しいんだ!彼女には無理に決まっているじゃないか!!!」

彼女には無理~~…?!?!そこで…普段は温和な(?!)わたしがブチ切れるわけです。

「うるさい!わたしは無理なことをやらせているんじゃない。わたしが怒っているのは、彼女ができないからじゃない!!!最初からあきらめているところなんだよ。最初からあきらめたら、合格するわけがない!!なぜ、やる前から諦めなきゃいけないんだ?どうしてできないと決めつけるんだ???

そうすると、スゴスゴとだんなは引き下がり、うちの子も最後には観念してやる、という、、、まあ、毎日がそんな感じですね。

そんな状況でも、毎日コツコツやると、少しずつ上達します。最初の1、2週間はとても苦しいけど、2週間を過ぎると、彼女にどれだけできるようになったか最初からの変化・成果を見せることができますから、彼女も少しずつ自信をつけてきます。

ただ、今回は3日前になっても8割到達するかな~、合格するかどうか微妙、、、というところだったので、最後まで自信をつけることなく試験に臨むことになってしまいましたが。

最後の最後、試験の当日、地下鉄の中で漢字表をにらめっこするという、なんかちょっと日本の小学生ちっくなことをやり、本番。結局、試験が終わっても、受かったかどうかは分からないと本人はいい、どうなるかな~と思いましたが、なんとなんとほぼ9割の正解率で合格できました。

本人は、やっぱり頑張っただけあって、「うそみたい~。どうしたんだろ~~!」と大喜びです。

苦しいけどこの達成感は、オランダの学校では味わえない独特なもの。わたしはこの達成感が好きだったし、この達成感のために頑張るということを学んできたので、彼女にもこの気持ちは忘れないでほしいなーと思います。漢字は忘れてもいいけどね☆

そんなこんなで、数か月前の状況が少し好転し、6年生に進級し、今のところ、小学校卒業まで頑張るといってます!!

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崖っぷち

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いよいよ補習校を続けていくのが難しくなってきました。ここ数か月は、環境が子供にとってはいいとは言い難く…言うなればひとりぼっちの疎外感を味わいに行っているようなものです。

だんだん悪化しているということは彼女の発言で分かっていましたが、ま、なんとかなるだろう…と「もうちょっと頑張ってみたら~?」とか「こうすればいいじゃん!」とか「それは気のせいじゃない?」とか…適当に彼女に言っていたのですが、当たり前ながら全然解決には至らず。先生にも話したのですが、これも残念ながらあまり改善はされませんでした。

そのままずるずる~と日々が過ぎているんですが、最近の彼女の発言のネガティブ度合ときたら。。。

「学校が消えてなくなっちゃえばいいのに。」
「土曜日がこの世からなくなればいいな。」
「(日曜日に)また土曜日がくると思うと悲しい。」

…要するに1週間ずーっと補習校の文句を言っているんです。こ、これは、、、さすがに…(汗)。能天気な私もちょっと目が覚めて、6年生の卒業まで続けるという目標ももう難しいのでは、という気になってきました。

人々の補習校に対する要望や希望というのはいろいろあるかと思いますが、わたしは補習校というのは学校ではなく、塾や習い事と同じと思っています。だから、勉強以外のところで問題があったら、もう辞めるしか選択肢はない、と思っているんですよね。先生だって複雑な事情を持ち込まれても迷惑でしょう。もちろん、「そうじゃないです、ぜひ頼ってください!」と言ってくれるすばらしい力量をお持ちの先生もいるとは思いますが。

そんなわけで、フツフツといつ辞めようか、と考えていたのですが、ここに突如、神のお告げが…!?!?!

なんか、急に夢を見てしまったんです。
なんと、なんと、、、遊園地の年パスを買うという夢を…!!!

なーんのこっちゃ?とお思いの方。ほんと、なーんのこっちゃ、なのですが(笑)。でも、この夢を見た後、わたしはハタと思いつきました。

実は、学校の近くに、12歳くらいまでが楽しめる小さめの遊園地がありまして…。そーだよ、そこの年パスを買って、毎週ちょこっと遊んで帰ればいいんだよ!というアイデアが思い浮かんだのです。

Oh~…これは、神の啓示に違いない…(←大げさ?)。

そんなんで、彼女に相談すると、もちろんオッケー。ママと毎週遊園地なんて、そんなの彼女にとっては夢のようなオファーですから、断るわけないよね(笑)。

というわけで、さっそくメンバーとなりました。よくよく考えてみると、そうすることでさらに私の拘束時間は伸びたわけだし、そもそもそこまでして通わなきゃいけないもんなのかーーー?という気もしなくもないんですが…。おっと、深く考えたらダメだ。

でも、まあ遊園地も小さい子向けで楽しめるのは12歳くらいまでだし、補習校も最長行ったとしても12歳までなのだから、泣いても笑ってもいずれにしてもあと1年なんです。

遊園地は5回いけば元が取れる計算で、思ったよりお手頃でした。休み期間中には、だんなと一緒に遊びに行ってもらってもいいかも?と思っていたんですが、なんと顔写真を撮られてしまい、カードにばっちり顔も入ってしまいました。これは想定外。そう来たか~…。ま、よい季節になれば公園も美しいし、船にも乗れるので、のんびり楽しみますかーーー。写真もいっぱい撮れそうだしね(←結局そこ)。

どうやらもう辞めますモードがいっぱい出ていたらしく、先週行ったら何人もの方に「辞めちゃうの?」と聞かれてしまいました。まだ辞めませんよ~。崖っぷち、なのは変わりませんが、一応しがみついてジタバタしてますってことで(笑)。



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夏休み、そして進級

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minecraft星人の一言:
「コンニチハー。学校が終わり、明日から夏休みデス…!」


このくらいの子どもになると、なかなか楽しく子どものことについて
ブログを書くのが難しいものなのかもしれません。。。

実際、赤ちゃんの頃には山のように育児ブログがありますが、
年を経るにつれて、ブログの数は激減していきます。
確かに子どものダメなところが見えてきて、肯定的な気分になれない、
という問題もあれば、何をやっても可愛い天使ちゃんなんて時代は
とっくの昔に過ぎ去っているので、相変わらず親バカ炸裂~~!
なことを書いても誰もついてこない、、、(汗)、etc.の問題があると思います。

正直なところ、このくらいの年で、
「うちの子は完璧。将来は有望な人間になるでしょう!!」
なんて確信出来る親なんて、ほとんどいないのではないでしょうか?
いるとしたら、それはスネオ・ママのようなちょっと困ったお母さん(汗)。
もしくは、本当に優秀な素晴らしいお子さんをお持ちのご家庭なのでしょう。

私も最近は怒りまくっていることが多く、なかなか書く気分になれない
ことも多いのですが、それでも、オランダで子育てしている方、
今後オランダで子育てをされる方の少しでも参考になれば、、、ということで
節目節目にそのときに思っていることを書いていこうと思っています。

というわけで、今回は一年の総決算!

==============================

一応、まだ補習校には行っています。
日本だと小学校5年生です。
日本の小学校5年というと、内容も難しく、補習校に通ってるとはいうものの
はっきりいってほとんど理解できていない、、、という状況です。

それに、抵抗勢力(?…苦笑)が強く、行きたくナイ、を連発。
私は世界一不幸な人間だ、とか、こんなに可哀想な子はいない、とか
本当に腹立つことを言うので、いつもぶち切れています(苦笑)。

「あー、そうだよね。家がなくなっちゃったシリアの子とか、
ギリシャに渡ろうと思って海に投げ出されちゃった子とか、
アフリカで食べ物がなくてお腹が空いている子とか、
お父さん・お母さんが爆弾に当たって死んじゃった子とか、
10歳で60の爺のところにお嫁にいかされた子どもより
補習校に通っているあんたのほうが、ずーっとずーっと可哀想だよね!」

…こういう風にいうと、さすがに黙ります(苦笑)。
オランダの子は、シリア問題とか、飢饉問題については、学校で
毎日のように学んでいるので、時事問題には詳しいのです。

いや。別にね。
どうしても、補習校に行かせたい、というわけでもないのですよ。
他に充実した土曜日が過ごせる、というのだったらそれも良いでしょう。

でも、うちの子は、怠惰なのです。
私が思ったよりも、ずーっと、ずーっと怠惰。
補習校に行かなかったら、毎週ユーチューブ or コンピュータゲーム、
もしくはテレビを見て一日が終わることでしょう。
土曜日以外の日と同じように。

正直、私はこの怠惰な娘に我慢がなりません。
なんなんだ、本当にコイツはッ!!!
しょっちゅうそう思っています。

自分が子どもの頃は、まー、私が勉強好きだったこともあるけど、
そろばん教室に通ったり、塾に通うのが好きでした。
自らの意思で通ったものです。
まー、そうい子は珍しいかもしれないので、それと同じになれ!!!
とはいいませんが、それにしても限度を超えているってもんです。

たまーにオランダの宿題が出て持って帰ってくると
まあ~憎たらしくも、こう言うのです。
「あー、オランダの学校の宿題もあるし、補習校の宿題もあるし、
本当に忙しい。勉強ばっかり。私はなんて不幸なんだろう!!!!」

ブチッ!!!

私は日本の小学校のほうがオランダの小学校よりもいいのでは?と
思うコトも多い、どちらかというと「日本の小学校派」なのですが、
それは、こういうこともあってなのかもしれません。

小さい頃から、30分でもいいから毎日宿題させる、という文化は
やっぱり称賛すべきもの!!!
それをやらない結果が

↑↑コレ(涙)↑↑


まー、でも彼女にももちろんいいところもいっぱいありますよ。
ちゃんと分かっています。大丈夫ですよ。。。

…こんな感じにうちの子は相当怠惰なのではありますが、
理解度が低い子どもか、というと、まあそうでもありません。
でも、まあ、これからの年齢は努力型が伸びて行くんでしょうけど…(涙)。

現に、昔はずいぶんと優等生でありました。
今でも、決して悪くはありません。
だいたい補習校だってイヤイヤだろうと通える、ということは
素晴らしいことなのだと思います。
ただまったく努力しない怠惰な態度がイヤなだけ、、、
今日貰って来た成績表にも見事に「もっとやればできる」と
書かれていました、、、ガーン、、、。

さて。
小さい頃は、飛び級、という選択肢もあったのですが、
結局それは辞めました。

そのときのことはこちらに書いています → 飛び級?!

結局、彼女はしなかったけれど、その後、彼女の友達や
クラスメートで飛び級をした子もいます。
そのたびに、うちの子は、なんであの子ばかり?
私だって出来るんじゃ?みたいなことを言いました。
そのたびに、私は彼女に尋ねたものです。

りすちゃんは、早く大人になりたいの?

最近は、飛び級した子が、やはり一学年上で成績が低迷してきた、、、
みたいな噂も聞き、彼女も飛び級のことは言わなくなりました。
「早く大人になる必要もない」とも思っているみたいです。
そして、私自身も、、、あのとき、飛び級しなくてよかったなあ、と
つくづくと思うのです。

彼女は飛び級しなかったので、あと小学校は2年あります。
うちの子は、本当に精神的にはずいぶん幼稚、というか、
同学年の中でもかなり幼稚なほうなので、飛び級していたら、
とんでもないことになっていたかも?という気もするのです。

実際、あと1年で次の学校に進むとなったら、、、。
この1年の最終学年ではやることは、たくさんあります。
それに加えて、この性格じゃ、、、先が思いやられました。
不安になっていたことと思います。

オランダで次の学校に進む、ということは、
日本の中学以上の責任感が個人にかかってきます。
多少は各家庭にもよりますが、オランダでは子どもの自立を
かなり早くから進めるため:

- 携帯電話を持つこと
- 鍵を持つこと
- 門限があってそれまで自由なこと
- お小遣い稼ぎのために小さなバイトをやること
- (めっちゃ具体的な)性教育があること
- 異性とのお付き合いもOKになる(可能性高し)

以上のようなことが、周囲では当たり前になってきます。
そういうことを理解したうえで、飛び級して1年早く上の学校に通う、
というのはやっぱり勉強ができる、というだけではまったく理由にならず、
精神的にも大人びていて同級生の中では浮いているほうだ、
まったくつまらなそうにしている、、、etc.問題があって初めて
考えてよい選択肢なのではないかなー、と思いました。

まー、これは、私の意見なのですけど。
ともかくも、過去、私にしては冷静な判断が出来たのかな?
あの当時きちんと考えて、だんなを説得できて良かったなあ~
と思いました(だんなは特に「お父さんは心配性」な人なんで、、、)。

新しい学校に移って2年が経ちましたが、今年も1年楽しく過ごせました。
友達も、、、でも、色んな子の誕生日にも呼ばれて、クラスにも溶け込んで
仲良くやっているんじゃないかなーと思います。
まあ、いろいろ問題もありますけどね!!(涙)

面白いコトに彼女は、本当に日本人らしい性格のようです。
曰く「横並びが大好き」「周りを見て行動する」人間。
成績表にも「みんなで行動することが好き」とわざわざ書かれたくらいです。
私は、他人と同じはイヤ~な人だったんで(わざわざ受験したくらい…)
遺伝は隔世遺伝???みたいに出てくるな、面白いな、と思います。

オランダの子供の独立は早いので、あと何年?
このままいくと、あっという間に家から出て行く日がやってきそうです。



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