パートタイマーたちのゴシップ

会社最終日が無事終わって月曜日。
さあ、今日から私(だけ)は、専業主婦のきままな時間を
過ごすわよーと思いつつ、外を眺めると、ぬぬぬ?なぜか
隣りのおじさんが呑気に鳥にパンを与えている。
あれ?もう、会社の時間のはずなのに?!

。。。ふと、考えてみると、今週はクロッカス休暇?カーニバル休暇?
春休み?で、学校が休み。というわけで、会社を休んでいる人たちも
多いらしく、どこも大賑わいなのでした。。。

まあ、それでも街を歩くと、子供たちが「オマ、オパ(おばあちゃん、
おじいちゃん)」と呼ぶ声があちこちで聞こえてきたので、
世の中のおじいちゃん、おばあちゃん、は大活躍。
そう考えると、やっぱりおじいちゃん、おばあちゃんに子供は預けて
夫婦は共働きっていう家族も多いってことなんでしょーね。

オランダで共働き、といっても、二人ともフルタイム、という可能性は
ほとんどなく、女性の7割はパートタイマーなのだとか。
子供が小さいうちは週2日だけ、とか、3日だけ、とか。
子供の成長に合わせて、時間を増やしたり減らしたりしながら、
ずーっと会社勤めを続けていく、これがオランダの理想的な形、
とされています。

でも。やっぱりパートタイマーたちが活躍していくためには、
きちんとしたワーク・ルールができてないと難しい。

これが、今まで働いてきた私の感想です。
多くの会社でパートタイマーが活躍しているので、無理だ、とは
決して思えないのですが、少なくとも私の働いていた会社の
支店では、使い方がうまくいかない例が多く、
パートタイマー=問題児、的な存在になってしまっていました。

だってね。
パートタイマーたちは、毎日会社に来ない。
こんなことは、全員が知っていることなのに、彼女たちが
来ない日のカバーを誰もしてくれないのですよ。
せめて上司は彼らが何をしているか、きちんと把握しておくべきでしょう?

で。急ぎの件ができたとき担当者がいないと、
てんやわんやの大騒ぎ。
しまいには電話をして、電話に出なかったりしたら、
なんででないんだ!!ということにまでなってしまう。
でもさ。その日は、働く日じゃないんだから(お金は貰ってないのだから)
彼女が電話に出なきゃいけない理由は何もない、と思う。
でも、現実は、そんなことが続くと、終いには、あいつは
パートタイマーだから使えない、的な扱いになってしまう。

こんなの。
なーんだかなあーーーー、と思う。
元パートタイマーの私から言わせれば、使えないのはパートタイマー、
じゃなく、パートタイマーを生かせないのは能無しマネージャーたち、、、
だよ。。。ぷんぷん。

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さて。
今日は、問題児パートタイマーたち(笑)で集まって、お別れランチでした。
11時頃ロッテルダム市内で集まって、最初は一緒にお買い物。
最初こそ、一緒に商品を選んだりして、会社の話題はしなかったの
ですが、一度会社の話題が出てからは、、、

でるわ、でるわ、でるわ、でるわ、
会社の悪口大大会!!!(笑)

話すのに必死になって、もうこれ以上買い物は続行できない、という
ことで(苦笑)、カフェに移って、それからも延々2時間も会社の
悪口を言い続けた私たちなのでした。。。汗

話を聞いていると、
↑に書いた典型例を歩んでいる仲の良かった同僚Rちゃんの状況は
本当にひどくなっているらしい。彼女自身も、「絶対に負けない」という
反抗的な態度があって、それが事態を悪化させたのだとは思うが、、、。

今は、なんでも。
朝来る時間や休み時間を全てチェックされているのは当たり前。
話す話題も「壁に耳がある」状態で、どこで誰が聞いているか分からない
ので、会社内では何もホンネは話せない。
服装が派手だからクライアントとのミーティングには出てはいけない、と言われ。
メールはチェックされているので、私にメールはもう送らないで、だし。

…。え。会社って、KGBがいる会社だったのかしら?!…汗。

彼女はもう10年以上も働いているベテランで、フルで働いている
ときは、けっこう会社の中心人物だったのに。
それがパートタイマーになって、こうも事情が悪化するもんだろうか、、、。

ほんの半年前までは一緒の部署で働いていたので、
彼女には本当に色々お世話になったのだけれど、
部署(働くビル)が別々になってからは、こんななってしまっていたとは。
まあ、彼女が移った部署のマネージャーは、こんなにもいやぁなオンナが
世の中に存在するんだろうか、てなオンナなんで、想像は
できるんだけどね(苦笑)。

彼女は、パートタイマーに移るとき、
半年以上も前から、皆に公言し、仕事内容を代えて欲しい、と
訴えたのに、結局パートタイマーに突入しても仕事&仕事量は変わらず、
怒りまくって仕事をしなかったら、悪い査定を貰ってさらに怒り、
態度を悪化させた結果がこれ。

10年以上も勤めた結果がこれなんて、悲しいなーーーと思う。
オランダ人同士なのだから、色々対話を持ってなんとか解決できそう
なのに、それができないっていうのは、、、同じ母国語での対話ができない
私には「何故?!」の世界で、理解さえできないのだけれど、、、
悲しいがな、これが現実。

==============================

これから、少しずつ、私の中での会社生活の記憶は薄れていくことに
なると思うけれど。。。

彼女たちが、会社で少しでも良い待遇を受けられますように!!

そう祈らずにいられません。
だって、彼女たちは、私にとって最初のオランダ人の同僚、
そして友人ですもの。

次回会うときは、彼女たちの顔が輝いているといいな、、、
そして私の顔も輝いていますように、、、!
そんな風に思いつつ、雨の中、お別れしたのでした。
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6年間、お疲れ様!

ついに会社最終日となりました。
思えば、6年間、、、。短いようで長かったんだな~。
今は、まだ「辞めた」という感覚はなくって、
普通の週末が来たって感じ。
そのうち、さみしいな、とか、かなしいな、とか、
やっぱりまた働きたいな、とか思うのかな?
まだよく分かりません。。。

でも、この一週間は、お別れ挨拶したり、お別れランチ
(単に会社の食堂で食べるだけですが…)をしたり、
色々普段やらないことをやったので、どどどっと
疲れました。。。だめだ。まだ完全復調はしてないわっ(涙)。

今まで会社勤め=オランダ人との接触、だったので
それがなくなってしまうのは、なんとなく寂しいです。
特に何人かは、本当によい同僚だったので…。
今日も、エモーショナル~になってしまい、つい涙が
ぽろっと出てしまった瞬間もありました。。。
まあ、でも、会社を辞めるときは、いつもそんなもの。
別れがあれば出会いもある、で、きっと将来また別の出会いが
ありますね。

ohana.jpg

貰ったお花を適当に花瓶に入れてみました。。。
けっこう和風花瓶に合ってるかも。この花束。

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と。ここまではしんみり。

現状は…(?!)。
実は会社にもういかなくてもいい~、とココロからうれしい
こともあったりします。

なにかといいますと。
最近、もう、りすちゃんが大変で、大変で。。。
超ワガママ~で、我が家はけっこう大変な時もあるのです。

歯ブラシは自分で取らないといやだ。
手は自分で洗わなきゃ、いやだ。
歯磨きはママにやってもらわなくちゃ、いやだ。
タオルは自分で取らないと気がすまないぞ。
お風呂はママに入れてもらわなきゃいやだ。
パパはそこに立ってみてなきゃ、ダメだ。
パジャマのボタンは自分でやるぞ。
寝るときは、ママが電気を消さないとダメだ。

・・・。とまあ、何から何まで自分の思うとおりに進まないと…。
うわーーーーーーん。あぎゃーーーー!!!どたばた。
の、大騒ぎ。

こういう時期なんでしょうか。
はっきりいって、、、うんざりです。

でも、問題は、うちのだんなで、まあ、根っから真面目な
人なんで、すっごく怒るんですよ。こういうワガママが続くと。
で、、、終いには、怒って怒って怒りまくって~。。。
虐待ももうそこまで顔を出している?!みたいになってしまうので、
私も怖い!!!そういう状態になっても、りすちゃんは
一歩も引かず、ひどくなるばっかりですからね~。。。汗
つーか、そのやり方が彼女をエスカレートさせているって
いっても過言ではないかも。。。汗

私は…。けっこう呆れながらも、じっくり話をするタイプ。
絶対怒って、ばばーーーん!みたいなことはないですね。
特に…自分自身が、実は小さい頃、とんでもない
反抗ヤロウ(?)だったので、分かるんですよ。。。
なんとなく、彼女の気持ちが。
まあ、要するに彼女は私に似ちゃったんだな(汗)。

こんな状態なので。
やっぱり今はだんな任せにはせず、自分で彼女と
じっくり話をしながら、この時期を乗り越えていきたいなあ~と。
そんなわけで、会社にいかなくていいのは、負担が一つ
減るということなので、正直うれしい。。。
の反面、ずっと彼女と篭もっていたら、別の病気に
なっちゃったりして?!と、ちょっと不安もあったりしますが(汗)。

まあ。そんなこんなで。
新しいオランダ生活が始まります。
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我が家は週休3日。オランダ的ワークシェアリング?!

最近、日経新聞やインターネットニュースなどを見ていると、
この大不況下、ワークシェアリングの導入、てな記事を
よく見かけるので、今日はワークシェアリングの最先端をいく(?)
オランダの実情など、、、書いてみたいと思います。

まずは我が家の実情ですが…。
今までは、だんなが80%、私が70%働き、家族三人で
1.5人分の労働、と、まさにオランダの典型を絵に描いたような
生活を送っていました。が。しかし。。。今月で私も会社を退職。
70%の私が退職したら、当然だんなは現在の80%を100%に
して、週5日働くことになるんだと、思っていました。
・・・が。ご存知のこの不況。先日会社から10%のコスト削減を
言い渡され、だんなも週5日働くことは事実上無理の状態に
なってしまいました。だんなは、フリーランスで働く、、、と
言っていますが、この不況。まあ、自分で仕事なんて見つけられっこ
ないでしょう。

…てなわけで。
来月から、我が家は週休3日・家族3人で0.8人分の労働に
なります。おいおい。ワークシェアリング最先端を行く
我が家じゃないか。。。(苦笑)

さて。そんな状況になっても。
絶望的。悲観的。にならないのがオランダ。
私が究極の「呑気」っていうわけでは決してありません。
それでは、どうして、こんなに落ち着いていられるのでしょう?

それは。
オランダの「税制制度」にあります。

日本は、ヨーロッパに比べると税金は驚くほど安く、
しかも年収によってもそれほど税%の差はほとんどない、
といっても言いすぎではありません。

たとえば。
日本の今の税制で、週5日働いて、年収(手取り)500万円の人が、
週4日の80%に変更したとしたら、まあ大雑把にいえば、
年収(手取り)は400万円になってしまう、といえるでしょう。

おい。
この世の不況のためだ。
なんとか週4日労働にしてもらえないだろうか?
手取りは100万円減るけれども、週休は3日になるぞ。

…と、いわれたところで、いったいどれくらいの人が、
…。分かりました。世のため、人のため。私が週4日労働にします。
と、賛同するであろうか?!まあ、私が思うところ、ほとんどの
人はNOと言うでありましょう。

が。しかし。たとえば。
週4日労働(80%労働)で、年収(手取り)が400万円の人が、
週5日労働(100%労働)に変更しても、年収(手取り)は
430万円にしかならず、残りのもらえるべきはずの70万円は
ぜーんぶ税金で持っていかれてしまう、ということになれば
どうでしょうか。

30万円+TAX70万円で週5日労働を選択するか。
はたまた30万円はもらえないけれども、週休3日を選択するか。
こうなってくると、世の中には、うーーーん。30万円しか
違わないんだったら、週休3日にしてボランティアでもしようかな、とか。
うーーーん。TAXで70万円も持っていかれるくらいなら、、、
週休3日しよう、とか。そんな風に考える人が出てきても
おかしくはないと思います。

実際、オランダの税制制度は上記のような、そんな感じです。
日経新聞などはオランダは「痛みを分け合ってワークシェアリング
を取り入れている」などと書いていますが、ここでは犠牲的精神、
というよりも、むしろ、どちらかというと「損得」で、
ワークシェアリングを受け入れているのです。

すなわち。
真面目に週5日のフルタイムで働く人は、税金をたくさん払わなければ
ならず、思いっきり損をしたような気分になり、
週4日、またはそれ以下のパートタイム労働者は、税金率が低くなり、
なんとなく得をしたような気分になる、という。
この巧みな税制制度がワークシェアリングを下支えしているのです。

ちなみに。
私も最初は100%労働者でした。
めっちゃ高い税金に、いったい何なんだ、ここは。
と思いましたよ。
それに、まだオランダに来たばっかり、ということもあってか、
世の中の、子育てなど、特に理由もないのに週4日しか働かない
国民をなんて怠け者な国なんだ、とさえ思っていたほどです。

しかし。。。そんな私も数年後80%の週4日に変更しました(笑)。
そして。給与明細をみた瞬間…。
「もっと前に80%にしても良かったかも」
とさえ、思ってしまいました。実際の手取り額は20%減ではなく、
どちらかというと10%減くらいで、昇給もあわせると、対して
変わりがないことに気がついてしまったのです。
もらえるお金がそうそう変わらない、ということであれば、
皆、週4日を進んで選ぶ、そんな「損得」がここに存在している
ということにようやく気がついたのです。

さて。
そうやって、真面目にたくさん働く人から大量に吸い上げた
TAXは何に使われるのでしょうか。ここで日本の政府のように
無駄な道路や新幹線を作ることを選んでしまってはいけません。

ここで使われるTAXは、たとえば子供の教育費は成人するまで
一切無料、とか。ここでもまた、シングルで高収入の人は、
自分が大量に支払ったTAXの恩給をまったく受けられず、
得をするのは、子沢山の人々ばかり、ということになればどうでしょうか。

子供は「損得」で作るものではないと思いますが、今の日本で
結婚しない人が多く、子供もたくさん作らない家族が多いのは、
子供がたくさんいるとお金がたくさんかかって、まあ言うなれば
「損」をする、という状況にあるからではないでしょうか。

子供の教育費がいっさいかからず、子供がたくさんいれば、
TAX免除も多くなる、という「お得」状況であれば、もっと多くの人が
子供を持つ家庭を築くことになりましょう。

少なくとも、まさにオランダはそれです。
街を歩いていると、とんでもなく若く(18歳未満?)、どうやって収入を
得ているんだろうか、というような若年カップルが子供を連れている
ことがあります。下手すると、3人も4人も連れていることもあり、
私などは唖然とすることもあります。

彼らは…。子供をそれだけ作ってもなんとか暮らしていけます。
たぶん、、、収入はそれほどないでしょう(下手すれば全然、てことも)。
それでもやっていけるのは、弱者が得をするこの税金制度がある
からです。彼らは、高収入でリッチな、いわば勝ち組からお金を
吸い上げて、生活していけるのです。

こうなってくると。
真面目に働くのが、それこそバカらしくなってきてしまう、かもしれません。
そう、まさに。ここは。「怠け者を奨励する」制度を持つ国。
ワークシェアリング、とは、そんな制度なんです。

この制度には賛否両論あると思いますし、私自身、この制度を日本も
取り入れるべき、などと胸を張っていえるか?というと、
うーーーん、と悩みます。

しかし。これだけはいえます。
今の日本の政策・政治は、すべて「企業」のため。
「経済をよくすることが国民の生活を良くする」といっていますが、
企業の言いなりになっているようでは、経済がよくなっても全ての国民の
生活が良くなる、ということにはなりません。たとえば今ある非正社員の
悲劇は、まさに政治の企業寄りの決定が産んだ悲劇なのです。
政府は、時には企業と相反してでも、国民を守らなければいけないのです。
そして、それは、経済を見捨てることでは決して有りません。
オランダにいると、日本の政治がいかに企業に操られているか、
それを強く感じます。少なくとも、オランダの政治は国民のためにあって
しょっちゅう企業は政府の介入を受け頭を抱え、どんな(とんでもない)
国民でも大きな顔をして生きていけるのです。

なーんだか、真面目に書いてしまいました。。。が。
そんなわけで、我が家も来月から、80%の労働者が家に一人
いるのみとなりますが・・・(苦笑)、まあ、100%働いても
それほど収入が増えるわけでもない、ということを知っているので、
呑気にしていられます。金曜日は、だんなにりすちゃんを
見てもらって、私はミュージアムカードでも持って、各地の
ミュージアムを無料で見て回ろうかしら~~、おほほ、、、。
なーーんて。こーんな呑気なことを考えていられるのも。
オランダのワークシェアリング制度のお陰なのかもしれません。
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そこにいるだけで頑張っている

会社も残すところあと1週間のみになりました。

今の心境は…。
ようやくいかなくてもいい日々がくる、という安堵感と。
ちょっと寂しいような、お金云々将来のことが不安に感じるような。
そんなミックス気分です。

この不況下に、本当に辞めていいものなんだろうか?
そんなことは100回も、200回も、数えられないくらいに考えました。
でも。体を壊して、やっぱり今の私には、仕事も、健康も、家族も、、、
どれもこれも選ぶことはできないのだ、ということを痛感しました。
何かを捨てなければいけないとしたら、やっぱり「仕事」を
捨てるしかない。ラッキーなことに(?)、あんまり面白くない
仕事だし(笑)。いや、本当にラッキーなことに、仕事を辞めても、
なんとか暮らしていけそうだし。。。(多分大丈夫?!)

今の自分の選択は、これしかない、という選択肢だけれど、
将来、今ここで思い切って辞めてよかった、ここで辞めたからこそ
新しい自分の道が開けた、と思えるように、前向きに生きて
生きたいなー、と思う。

海外で生きていくこと、ってとっても格好いい感じだけど、
実は全然簡単じゃない。私が病気になってしまったのも、
いろいろなストレスが積もり積もって、、、ということなんだと
思う。

海外に住んでいる人は、皆、同じ思いを持って暮らしている
のか、、、彼らの言葉はいつもとても温かい。

私が最近貰った言葉:

「いいんだよ。頑張らなくたって。あなたは、そこにいるだけで
もう充分頑張っているんじゃない。」

ありがとう。本当にうれしかったです。

今日は会社でちょっとセンチメンタルな気分になったので、
今の思いを留めておきたく、、、ひとりごとに残すことにしました。
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オランダで自転車 ~ スキーダムからデルフトへ

先日、「自転車に乗って~カフェと風車」というニューカテゴリを
作りました。けっこう自己満足で気に入っているこのタイトル。
自転車道マップも購入したし、早く自転車でどこかに
行きたいなあ~、、、とウズウズする日々。
春になるまで待つべき???とも思いましたが、
1日経っても春は来ず。2日経っても春は来ず。。。
もう春まで待てない~~!!…と。
本日、自転車でお出かけしてきました!!

いやー。少し前なら。本格的に体を壊す前ならば…。
正直、絶対考えませんでした。こんなこと(苦笑)。
こんなこと、とは、デルフトに自転車で出かける、ということです。
そんなことが世の中に存在する、なんてことさえ、
思いもつかなかったですよ(笑)。

デルフトはけっこう電車の便もよく、うちからは近いこともあって
出産前はよく出かけていました。

ところが。なぜかりすちゃんが生まれた以降、足が向かない。
行きたいなー、とは思うものの、機会に恵まれない。
どーしてなんでしょうね。風がそちらを向いてないんでしょうか。

そんなわけで、もう3年以上もご無沙汰してしまったデルフト
に、スキーダムから自転車で行こう!!と、ココロに決めて、
数週間。先週は雪が降ってしまったのでさすがに断念。
今週も、、、あまーりよいお天気ではないように思いましたが、
行く気満々で、だんなに計画を持ちかけました。

はっきりいって。この計画を聞いて、だんなは、はぁ~、
と思ったと思います(苦笑)。寒い日は家の中で本を
読んだりするのが好き、って言ってましたしね。
なんとなくそんなオーラが出てましたが、私が行く気満々、
りすちゃんも「自転車、自転車~!」とぴょんぴょん
飛び跳ねている状態では、、、こりゃ、行くっきゃないでしょ~(笑)。

で。朝は雨がじゃーじゃー降っていたけれど。
その後も、雲がもくもくしていたけれど。

決行です!

地下鉄でスキーダムまで行き、地図でルートを確認した後、
いよいよ自転車スタート。

最初は、高速の合間の下町の工場地帯のようなところを
通り抜け、しばらくは大通りに沿って自転車を進めました。
はっきりいって、あまり心地よい道とは言い難く、
しかも向かい風。ここで雨なんか降ってきたら
くじけちゃいそうだな、、、と心細くなっちゃうような感じ。
もちろん、言いだしっぺだから、そんな態度、絶対に
出せないけどね(苦笑)。

でも。そんな気分だったのも最初の10分ほど。
大通りと別れ、大きな運河沿いの小道に出てから
急に50年前に戻ってしまった、そんな風景が広がりました。

2009_0207oranda0131.jpg

実際に…。
なぜか二頭立て馬車がぱっかぱっか音を立てて通っているし…。
乗馬をしている人はたまに見ますが、二頭立て馬車は珍しい。
ほへー?と不思議な気分になりながら、馬車を眺めていると、
今度は。

2009_0207oranda0140.jpg

ボート登場です。
ボートと併走するスピーカーを持った自転車までいる。
うわ~。こりゃ、オリンピックを目指すボートチームかな?
なーんて、ちょっと興奮しました。

ボート競技は日本ではマイナーですが、オランダでは
「金メダルが取れる」競技としてメジャーな競技なのです。
強い国は、オーストラリア、英国、オランダetc.で、これって
なんなんでしょうね。お金がかかる競技、、、?ってわけでも
ないように思いますが、白人が多くを占める競技です。

2009_0207oranda0142.jpg

8人乗りもやってきました。。。

この寒い日も、一生懸命練習する人がいる。
自転車で併走しながら、一生懸命コーチする人もいる。

スポーツをやる人ならば、当たり前のことかもしれませんが、
なーんとなく最近はそんなことは忘れていました。

私も頑張ろうっ。

2009_0207oranda0132.jpg

しばらくのどかな風景の中を走ると、おお!
有名な建物が見えてきました。

2009_0207oranda0135.jpg

知る人ぞ、知る。
レストラン「De Zwethheul」
オランダの有名なミシュランスターレストランです。
某美食家によると、オランダではここが一番美味しい、のだとか。

残念ながら、私は食べたことないけどね。
お店を見たのも、初めて…。ほほほ。
建物の前には、跳ね橋もあってステキです。

運河沿いのこの道は、農道、とでもいいましょうか。
狭い道を、ときどき車が通るので、注意が必要ですが、
右手が広い運河、そして左手には点在する農家とポルダーが
広がっていて、とても気持ちがいいです。

それにしても、オランダの農家ってどうしてこんなに
ステキなんでしょう。

2009_0207oranda0141.jpg

日本の農家というと、どうも汚い、古い、という感じで、
憧れはあまり感じないのですが、オランダの農家への
憧れは強い!!

今日も、度々見とれながら走っていました。

ようやくデルフトの入り口に到着!!
昔の旅人は、町に入る門を見つけ、ほっとする思いで門を
くぐったのでしょうか。
自転車で来たせいか、なんか、着いただけで感慨に浸っちゃう。

2009_0207oranda0145.jpg

この頃になると、お天気もすっかり良くなり、
だんなも「電車でも、車でも、デルフトに行ったことはあるけれど、
こんな自転車道があったなんて。来て良かったよ。」
と、すっかりうれしそう。

いやー、そういってもらえると、誘った甲斐があった、てもんよ。

りすちゃんも、ずーっとうれしそうに興奮していたしね。

時計を見ると、もう1時!!
どうりでお腹が空いたと感じるわけだ。
遠くに見えるデルフトの教会目指してGO!GO!走ります。

デルフトの旧市街に入ると…。

うわーーー。自転車が多い!!
こんなに自転車が多かったっけ?と思うほど、あちこちから
自転車がやってきます。
慣れない私は、あれ、どっち側にいけばいい?と
最初、前から来る自転車をうまく除けることができず、
ぐらぐらしてしまったほどです…汗。
何度もぶつかりそうになって、すみません、、、。。。
と謝るばかり。考えれば、自転車で来たのは初めて、で
勝手が分かるワケがないのだった。。。!

さて。

今日の昼食のカフェは…。

ちゃーんと前もって調べておきました。
せっかく来るんだからね。。。

デルフトのカフェ、というと、私がかつていつも出かけていた
場所はKleyweg's stads-Koffyhuis
もう何回も行きましたよ。ここは。
まさに私の行きつけのカフェ。といったら、言い過ぎかしらん?

今回も久しぶりにそこに行こうか、と思いつつ、
色々調べてみると、どうもデルフトには新しいカフェが
誕生して、人気があるらしい?!ということが判明。
あまりの絶賛ぶりに、それならば、そこに行ってみても
いいかなーーー、と、そちらに行ってみることにしました。

カフェの名前は - 「Lunchcafe Vrij」。

でも。
わたしったら。
ちゃんと住所を控えていなかったので、見つからない…。

土曜日のマーケットで賑わう人々の波を掻き分けながら、
何度も「あるはず」の辺りをくるくるするのですが、見つからない…。

あきらめようか。

そう思ったときに「i」インフォメーションセンターを見つけたので、
思い切って聞いてみることにしました。
有名らしく、すーぐに判明!!よかった~~。

お店を見つけて、自転車を置いて、中に入ると…。
すっごく混んでいる!!
さすが、人気店はこうも人が入るのか、て感じ。

なんとか席を見つけて、無事着席。
オーダーも済ませ、ほっと一息。。。

ちなみに。
ここのコーヒーは、デルフト1のコーヒーなんだそうです。
このお店が言っているのであくまで「自称」ですけどね。。。
なんでも、コーヒーコンテストを採点する採点者が作る
コーヒー豆でコーヒーを作っているんだそうな。
そんなんあり?って感じですが…。

ちなみのちなみに。
ここで扱う食べ物はすべてオーガニックなんだそう。
オーガニック・カフェは世界中で人気なのだわ。

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ほんの一瞬空いたので、その間にぱちり。

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りすちゃんのトスティ(トーストパン)もこの通りの大きさ。
来た瞬間、大興奮、のりすちゃん!!

2009_0207oranda0148.jpg

私はモロッコのスープを。お豆がたっぷり入った
オリエンタルなお味で美味しかった。クセになりそう。
一緒についてきたパンは、本当にサクサクで感激。

お腹が一杯になった後は、デルフトの旧市街を少し散策。

2009_0207oranda0154.jpg

りすちゃんにとっては初めてのデルフトのマルクト。
ちょっと閑散としていましたが、、、まあ、冬だしね。

2009_0207oranda0156.jpg

教会の塔に登りたい~~!!と主張するりすちゃんを
なんとかなだめて、マルクト見学。
ぴょんぴょん跳ねて、楽しそうだ。

当たり前だけれど、3年の間に色んなお店が入れ替わったようです。
もちろんいつまでも替わらないお店もあるけれどもね。

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私のお気に入りの「絵になる」アンティークショップは健在。

2009_0207oranda0161.jpg

1759年創業のオールドファッションな薬屋さんも健在。

さて。
一通り、ぐるーっと見て、そろそろ帰りましょう。。。ということに。

帰りは当然電車に自転車を乗っけて帰るのかと思いきや、
だんなは「自転車に乗って帰ろうよ」の一言。
えーーー!!そんなに、、、気に入ったの~~?!
うれしいやら、ちょっと困ったような、、、汗。

まあ、行きが向かい風だったので、帰りは当然追い風。
追い風なら、、、いいかな、ということで、自転車で
スキーダムまで戻ることになりました。

自転車を走らせて見ると、同じルーツだからか(追い風だからか?)、
目標とする建物が次々現れて、すーいすいと自転車が走りました。

ボートのメンバーにも何回か会い、あるときは、
雨でぐちゃぐちゃになった運河沿いの細道を
5台も6台も自転車を連ねて走ったりして、
なんだか妙におかしい、笑いたい気分になりました。

だって。
今まで。私の中に、こんな世界は存在しなかったから。
電車や車でいくような距離を、何が好きで時間をかけて
自転車に乗っていかなきゃいけないのか。

でも。
今日一日自転車に乗っただけで、答えが見つかりました。
違う時間をかければ、同じ場所でも、違った風景が見えてくる、のだ、と。

病気になったから、こんな楽しいことを見つけられたのかな。
そうだとすると、病気になったこともまんざら悪いことでも
なかったのかも。そんな気分になるほど、今日は楽しかったです。

というわけで。また行くよ。
次はどこに行こうかな~~。


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お知らせ

最近、あまりにもスパムコメントが多く、
いつも見ているわけではないので、対応が追いつきません。
そこで、思い切ってコメント欄を「認証入力設定」に変更しました。
今までのテンプレートだとこの「認証入力設定」ができないようで?
(何故?よく分かりません、、、すみません~)、さらに思い切って
テンプレートも変更することにしました。
うー、いっきに春っぽくなっちゃいました。

、、、というわけで、コメントの際には「認証入力(数字です」が
必要になります。めんどくさいですが、、、コメント変わらず
お待ちしております~。

今日は会社はお休み。
りすちゃんも託児所に預けているので、一日一人でフリーの
優雅な一日。。。ふふふ。

この優雅な一日をいかに過ごすか、、、で、数日前からあれこれ
悩んでいました。

自転車に乗ってどっかいってみる?
それともどっかの街を散策してみよっかなーーー?
なーんて。。。

結果は…。

雪&みぞれで、それどころじゃーありませんでした(汗)。
いや、それでも自転車に乗ってスーパーには行きましたけどね。
でも、スーパーが限界だった。。。(苦笑)。
突風も吹いてるし、、、ちょっと郊外にはいけそうもありません。

こんな天気では街散策も、せいぜいミュージアムどまり、、、。
でも、考えたら、今日は月曜日で、アムステルダム辺りまで
いかないと、ミュージアムもOPENしてないよーーーー(涙)。

。。。というわけで。
家で大人しくしております。。。苦笑
でも。次回の街散策のために、と、思い切ってミュージアムカード
を復活させることにしました。今年は、、、いくわよ(?!)。
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