アーネム 遠すぎた橋

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両親の滞在中、オランダ国内旅行とアントワープに行きました。

両親が来ることになり、スケジュールを決めなければならず、
「どこか見たいところはないか???」と質問しました。


父親の答えは「アーネムの橋」でした。


アーネムの橋・・・。


あの映画「遠すぎた橋」で有名になった第二次世界大戦の激戦区
アーネムの橋を見たいというのです。


これを聞いたとき、まあ、はっきりいうと私は「???」でした。
なんてったって、私の趣味は、お城にお庭に、、、。
戦地巡り、なんて、ぜーんぜんガラじゃないのです(苦笑)。

しかも、ベルリンのSS親衛隊があった場所(現在はテロのトポグラフィー
の仮展示場になっている)や、アンネフランクハウス、抵抗運動博物館
などに行っては、衝撃を受け、愕然としてしまう私は、最近は
どちらかというと、こういう場所に行くのは無意識に避けているようで、
昨年アーネムに行った際も、橋には行かなかったし、見たいとも
思わなかったのです、、、。


が。しかし。


なんてったって、父親の希望ですからね!!


そんなワケで、アーネムに泊まって、橋を見に行きました。


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今は、昔と同じ形で再建されて「ジョン・フロスト橋」と呼ばれています。


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現在は、ここからライン川下りをする豪華客船が出ており、
平和な雰囲気そのもの。


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橋はとても長く、炎天下、歩いて渡るとなると、相当疲れそうです。


こんなところで良かったのかな、、、とちょっと不安に
なりましたが、父はとても熱心に見ていたので、安心しました。


橋のたもとに、アーネムの戦いを紹介するインフォメーション・センターが
あったので、そこに行ってみました。


父も、そして、だんなもとても熱心に見ていました。


そこで、アーネム郊外のオースタービークという場所にある
「空挺博物館」が、(月曜日にも関わらず)OPENしているということが
分かり、そこに行ってみることになりました。


空挺博物館(Airborne Museum): www.airbornemuseum.org


どうやらここは最近リニューアルオープンしたようです。
この建物は、アーネムの戦い中、連合軍側の総司令部となった建物だそうで
戦地巡り好きな方には、たまらない場所、なのかも、、、??


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展示は、マーケット・ガーデン大作戦と名付けられた
アーネムの戦いの紹介、連合軍側・ドイツ軍側から見た
戦いの様子、ベテラン軍人たちの証言…etc.


地下には、なんと「アーネムの戦い」を体感する
空間まで作られていて(どうやらそれを作っていたため、
長い間、閉鎖されていたらしい)、ものすごい音響で
どどーーんとやっているので、りすちゃんが大泣き
してしまった、、、汗。
ティーン・エイジャーくらいの男の子たちは、
喜んで何回も何回もぐるぐる回っていたケド…汗。


父は記念にここのポロシャツ(Tシャツ?)まで購入していました。
開いてて、ヨカッタです、、、。本当に。


私といえば、アーネムの戦いという名前は知っていても、
「遠すぎた橋」の映画を見たこともないし、戦いの内容も
ほとんど知らなかったので、今、ぽちぽちとコンピュータで
どのような戦いだったのかを調べています。


調べてみると、まあ、驚いたことに、ウィキペディアでは
「マーケット・ガーデン大作戦」が、やたら詳しく説明してあって、
読んでいると、日本の「関ヶ原の戦い」も真っ青だなあ、、、
なんて、感じました。あ、比較しちゃ、いけない?!


今まで、興味も感じなかったアイント・ホーベンから
ナイメーヘン、そしてアーネムに至るルートも、これを
読めば、、、自転車でちょっと行ってみる???という気分に
なってきて、、、(笑)、いつか実現してみたいです。


ちなみに、この戦いのルートには、大量の地雷やその他のものが
埋められて、近年になってもいろんなものがザックザクと
出てくるそうです(最近では、2008年にドイツ兵の遺体が
発見されたそう、、、そんなニュース、全然知らなかった。)
ただし、勝手に掘り出すのはダメで、きちんと政府の認定を
受けた団体のみが、掘り起こすことができるのだそうです。


「遠すぎた橋」の映画も、、、こちらもちょこっと調べてみると、
ショーン・コネリー、ロバート・レッドフォード、
アンソニー・ホプキンスにジーン・ハックマン~~???
と、超有名俳優ばかりがキャスティングされているようで、
こちらも全然知らなかった、、、汗。
すごい有名な映画だったんですね、、、。


この歳になって、いろんなことを知っている、と思ってたけど、
どっこい、世の中には知らないことがいっぱいあるなぁ~、なんて
改めて思ってしまいました。


今年の9月17日は、ちょっと興味を持ってニュースを見ることが
できそうです。
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ひとりごと

おじいちゃん、おばあちゃんが日本に帰ってしまいました。

数日前から、りすちゃんが突然「寒い…寒いの」と
ばーーっと涙を流すようになり、このクソ暑いのに何が寒いんだ?
と思いきや、、、「寂しいの」と泣いているのでした。
空港でも、おじいちゃん、おばあちゃんを見送った後、
めそめそ泣いていました。

去年、日本から帰った時は、けろっと「ばいばーい」と言っていたのにね。
いつの間にか、お別れが悲しい、と感じるように成長したんだね。



さて。話は変わりますが…。

こちらのブログのひとりごとは、一応、、、そらのおらんだ通信の一部という形で
ひとりごとをつぶやいております、、、。

昔はブログなんてものがなかったので、毎日HPを更新してひとりごとを
つぶやいていたのですが、今はHPから独立してブログをやっている、
みたいな感じになってます。


が、まあ、そんな感じでHPとブログが存在してますので、
私の中では、HPがメイン、ブログはおまけ、みたいな気持です。
気持ちはね、、、!!!

まあ、実際のところ、どちらに時間をかけているか、っていうと、
何日かに一度更新するブログで、HPはまったくほったらかし、、、て
感じなんですが~(汗)。


しかし。そのHP。
最近は、アクセス数もなんだかかなーーーり多くなって、
うれしい、反面、このままではいけないぞ、中途半端なところを
なんとかせねば~~、、、と焦っていたりして。


ここ1週間は、何故か「ダートムーア」という検索キーワードが
急増していて、あまりにもアクセスが多いので
何故「ダートムーア」????
いったい「ダートムーア」で何が起こったのだろう、、、?
シャーロック・ホームズでも登場したんだろうか?
(シャーロックホームズで有名な「バスカヴィル家の犬」は
ダートムーアが舞台となっております、、、)
となんだかやたら気になって、ごちょごちょ調べてみると、
NHKプログラムの「世界ふれあい街歩き」という
番組で「ダートムーア」が取り上げられたのね。
そんな番組があったとは、知らなかった。
日本に住んでいたら、絶対見たいプログラムだわ、、、!


ダートムーアがある南西部のデボン州は、日本からの観光客は
さすがに少ないので、我がHPにもアクセスされるんでしょうね。
なんだか懐かしくなって私もついつい自分の旅行記を読んで
しまいました。

今思い出しても、この旅行は、、、本当に良かった。
下調べは、やたら大変だったけど。


なーーんにもないところだけどね。
このなにもないのが、、、いいのです。


またこんな旅行、、、したいなあ。


ちなみにその旅行記はこちら→ 英国(イギリス)デボンシャーへの旅 2007


そう。それで、そのHPなんですが、
起ちあげてから何年か後にカウンターをつけたし、
未だにきちんとカウンターを全ページにつけているワケでもないし、
自分が記事を書いて「更新、更新」と繰り返している間に、
カウンターがまわっちゃったり、、、と、
まったくもって正確ではないのですが、
それでも、いつのまにかカウンター数が50万を超えてました!!!


ここ数年は(ほとんど)何にもしてないのに、50万!!!
たくさんの方に来ていただいて、ほんと、大変恐縮、うれしい限りです。

日ごろの感謝をこめて、なんちゃってプレゼント企画でもしようかな、
なんて思いつつ、、、ずるずる日々が過ぎてます(苦笑)。


そして、りすちゃんの夏休みが終わったら、ぽちぽちHPの手直しに
かかるぞ~~、と思ってマスが、、、どーなりますかね(汗)。


とにかく、、、。。。
たくさんの方に遊びに来ていただいて、ありがとうございます!!
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ヘット・ロー宮殿

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オランダに来て早8年が経ちました。
(結婚して8年、とも言えますのよ…ふふふ)


早いモノですね~~。


こちらに来たばっかりの頃、
オランダに8年も住んでいるなんて方にお会いした時にゃ、
「まあ、すごい長い!!まるで人生の半分くらい住んでるって感じね~」
なんて思ってしまいましたが、実際に自分にあてはめてみると、、、
なんてことはない。


相変わらず、私は日本人だし、まだまだオランダ、よう分からん!!!


って、まあ、そんな感じです、、、(汗)。


まあ、それでも。東京の人々の早さとか、そういうものには
付いていけなくなってるけどねー。
(←そりゃ単に田舎人になっただけ、とも言える)


さて。


両親が来ているので、またまたアーネムに泊まって、
オランダの見どころを少し見てきました。


初日に行ったのは…ヘット・ロー宮殿。


私がここに出かけるのは、2度目。
前回出かけたのは、なんと7年も前のことです、、、!!!


前回出かけた時は、それまでの人生、お城なんてあんまり
訪れたことがなかったので、まったく見慣れてない。
豪華な部屋や庭を見ては、
「わー。すごい。おー。すごい!」…と、、、
右を見ては口をあんぐり、左を見ては溜息…ってそんな
感じでした。が、最近は、あちこち出かけては
お城巡りばかりしているということもあって…、
「あれ、こんな小さい部屋だったかな?前回はもっと豪華に
感じたのにな???」と、かなーーーり高慢な感想でした(苦笑)。


まあ、そう考えると、ヨーロッパでの8年というのは、
ずいぶん長いのかもしれないわね(汗)。


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それでも。
やはり、ここは、王室のお城。
ロンドンのバッキンガム宮殿やパリのベルサイユ宮殿級…とは
いいませんが、田舎のステートハウスなどとはレベルが違い、
とても豪華なお城です。
オランダの王室も、やっぱりものすごくお金持ちです。


そして、ここのフランス庭園は、やはり素晴らしいです。
他国の有名なお城と比べても、決して劣ることはない素晴らしさです。
手入れも、本当に行き届いていますねぇ~。


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前回来た時は、オランダの王室についても、まったく知識が
なかったので、なんだ、みんなウィレムっていう名前だな???
なんて、初歩的な感想くらいしか残っていませんでしたが(汗)、
今回は、王室家系も少し理解できていたので、
この部屋は誰の所縁のものか、とか、そんなことも
分かるようになってました。


なーんて、8年もいるんだもん、自慢にならないか(笑)。


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わたしゃ、お城より食い気。
暑い日は、やっぱアイスよねぇ~~。


7年前は、現皇太子夫妻には子供がおりませんでしたが、
今や3人ものプリンセスが、、、!!!


そして我が家にも、一人のプリンセス(?!)が生まれて、
今や、あーだこーだ、とオランダ語と日本語を上手に使い分けて、
いろんな感想を述べております。


8年って、変わらないようで、やっぱりずいぶん変わっているんですね~。
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オランダ語学校の憂鬱 - Inburgering コース

W杯:
勝っても負けても、、、来週の火曜日はアムステルダムで
(準)優勝パレードが行われるそうです。
見込まれる人出は…なんと100万人!!!

え???100万?!

オランダって総人口数が1600万人くらいなのに、、、
100万人って…すごすぎることありません?!
人口の15人に1人がパレードに行くって?!?!
しかも、完全なる平日に????

誰もが今、会社にお休みを申し出ていて、火曜日は…完全に
仕事に支障が出そうです、、、。
なんか、想像の規模を超えているなあ~~。。。

パレードのルート上にある運河のボートハウス住民は戦々恐々と
していて…今から、ボートの入り口をふさいだり、
外に出ている椅子や花を片付けなければならないそう、、、。

なんでも。
1988年のEURO選手権の優勝の際、ボートハウスの屋根に
何十人もの人が勝手に乗り込んで、船が沈んだり、傾いたり、
家具が流れ出ちゃったり、、、相当な被害(一軒あたり300万くらい)
がでたそうなんです。

あるボートハウスの住人は:
「私ほど、いつの試合も、オランダが負ければいいと思っている
人はいないと思うわ、、、」

…と。このヒトも、相当恨みが募っています、、、。
当たり前か~。そういう事情じゃ…涙。


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戦々恐々の運河沿いのボートハウス - アムステルダム


選手たちが帰ってくるのは、月曜日。
実は、この日、我が両親もオランダにやってくるのですよ。
だんなが、オランダが決勝に残るかもしれないから、W杯の後の
ほうがいい、って言っていて、この日程になったの。
決めた時は、またまた~冗談を~、オランダが決勝に残るワケ
ないじゃーーーん、なんて言ってたんだけど、本当にそうなっちゃった(汗)。

でも、選手たちの帰国日程までは頭になかったのだわ…。
幸い、スキポール空港への選手出迎えは禁止となって、
選手たちは裏口から出ていくらしいから、お迎えファンと
かち合うことはなくなりました、、、もしそうなっていたら…
ひどい混雑で、両親に会える可能性がなくなっていたかも…(汗)。

でも、ともかく、この日程にしといて良かった~。
もっと早くしていたら、、、両親も我が家で、だんなの怒りを
目撃することになったかもしれないもんね(苦笑)。
いつもは温厚でやさしい、という評判のだんなが、、、
いきなりクッションを床にたたきつけて怒っていたら…
両親、腰を抜かすかも(爆)。


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さて。

今日の話題は、Inburgering examコースのオランダ語学校のこと。


昨年11月から通い始めたオランダ語学校ですが、ようやく終わりが
見えてきて、8月中旬に最後のテストを受けて、修了となります。


いやぁ~、良かった、良かった。


ここでは、これからInburgeringコースを受ける方の参考のために
今までの流れを書き留めておきたいと思います。


とはいえ。

- 市によって対応は全然違う。
- 学校によって対応が全然違う。
- (困ったことに)先生によっても全然対応が違う。


と、違うぞ違うぞ三拍子!!!って感じに対応が違いますので、
あくまでも、、、参考、です(汗)。


下記、超長いので、追記という形で記録しておきます。
読んでみたいという方だけ、「続きを読む」を押してくださいな。

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決勝戦を前に。。。盛り下がる私

W杯:
オランダが決勝進出でさぞや盛り上がっているでしょう!!
てな、メールまでいただいたのですが…。

すみません。
私、思いっきり、盛り下がってます(汗)。


あー。なんなんだろーーーー…。


原因はやはりだんなです。


日本戦で、りすちゃんを部屋に閉じ込めただんなの行動はさらに
エスカレートして、前回のウルグアイ戦では、
1-1の同点ゴールにされたとき、怒って、椅子やドアを蹴りつけ
クッションを床にたたきつけ、言ってはいけない言葉を発し…。
私とりすちゃんの目の前でですよ(汗)。


サッカーを純粋に楽しみたいと思っている私にとっては、
これらの行動はすべてナゾ。だいたい1-1になっただけじゃーーーん!
もう、、、本当に、「こいつはアホか?」みたいなシラ~~と
した目で彼を見てしまって、後半を見る気が失せ、りすちゃんと
添い寝してしまいました、、、。
後で、勝ったよ、と聞いても、感動も何もなく、あっそ、で終わり。
もう、見ていて不愉快そのものなのよ。


オランダでは、サッカー好きは大量にいますが、
実はサッカー嫌いも大量にいます。
サッカー嫌いの人は、サッカーを見たくない、だけじゃなく、
サッカーを見ている人にかかわりたくない、と、本当に強い
拒絶感があるのですが、今回の事件で、もう納得、納得。

以前にも書いたかもしれませんが、元同僚が言ってました。
「私、早く家を出たかったの。家を出るとき、もうあんた(←父親)の
サッカー熱にかかわらなくていいと思うと、心から家をでるのが
うれしい、って言ったのよ。」て。

それを聞いたとき、なんと大げさな…!!!と思いましたが、
今はそれが、よぉぉぉぉーーーく分かる。
将来、りすちゃんだって、そうなっちゃうよ、きっと(涙)!!!
サッカー好きな私でさえ、このシラケムードなんだから~~。


決勝戦は、日曜日ですが、もうだんなは今から緊張してるみたいです。
「僕だけじゃない、同僚の女性も、緊張して夜寝られないって言ってた」

って…。


もう一回言っちゃうけど、サッカーを純粋に楽しみたい私には理解できない…。
「うわー勝った~やった~」と盛り上がったり、
「負けた~。ショックだ…」と試合後、涙するのは大いに分かるけど、
試合最中に怒りをぶちまけるとか、(試合の前日でもないのに)
緊張して眠れない、とか…。
W杯に優勝するってそんなことなんだろうかぁ~。
なんせ、経験したこともないしぃ(苦笑)。
よくわかんないな、、、。もう。


困ったことに、対戦相手は、私の好きなスペインが来てしまった。
オレンジ軍団は、もっとも私に身近なチームだし、応援したいのも
山々だけど、目の前の人が、こんな状態なんで~~…
あまのじゃくの私は、オランダを応援する気力はないかも、、、。
実際、オランダが決勝に行ったというニュースよりも、
スペインが勝ったという事実のほうが数倍もうれしかったしぃ~…汗。


サッカーは好きなので、決勝戦は今のところ、楽しみだけど、
また隣でだんなが怒り始めたら…一緒に見たいかどうかは
ちょっと不明です。っていうか、一人で静かに別部屋で見たい!!
もう一台、テレビ、、、必要だよ~~。


なんにせよ、もう早く終わってくれ、っつう気分になっているのも
事実です、、、。あーーー。悲しい、私。
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ツール・ド・フランス in ロッテルダム

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世の中に称賛されるべき素晴らしいアスリートは山のように存在するが、
一番すごいアスリートは誰だろう…?という問いに多くの人の口から
出される名前は、きっとこの名前なのではないだろうか。


ランス・アームストロング


プロの自転車ロードレーサーで、ツール・ド・フランスでは、
前人未到の7連覇を達成したアメリカ人である。

彼は、プロ選手として活躍しはじめた最中の1996年秋、精巣腫瘍に侵されてしまった。
しかも、その腫瘍はすでに肺と脳に転移していて、生存率は2%とも3%とも
言われ、一時はプロのロードレーサーどころか生きることさえも
不可能に近い状態だったに違いない。

過酷な化学療法、そして脳の一部切断を経て、わずか2年で奇跡的な
ツール・ド・フランス初優勝。その後前人未到の7連覇を経た後、
一度引退するが、3年のブランクを経た後、
「がんの苦しみに対する世界の人々の意識を高めるため」再び現役復帰した。


ツール・ド・フランスのレースを少しでも知れば容易に分かることだが、
3週間にわたり、ほぼ毎日200キロも自転車を漕ぎ、ときには
2000メートル級の山を上がったり下がったり…。
ともかく過酷なレースそのものである。
これが「肺」を癌に侵されてしまった人間に可能な競技なのかどうか…。


彼の活躍は、まさに「人間の可能性への追及」そのもので、
世界中の人の称賛を得るのは、当然のことであろう。


今年、彼は、自分のチームを引っ提げて、ツール・ド・フランスに参加。
初戦の地、ロッテルダムにやってきた。

ツール・ド・フランスは、10年ほど前までは、ほぼヨーロッパの
チーム(イタリア・フランス・スペイン・ドイツなど)に独占され
アメリカのチームはほとんど招待されることがなかったが、
今年はなんとアメリカのチームが3つ。
(といっても、選手は各国の混合チームであるが)
これだけアメリカのチームが台頭してきたのは、ひとえに彼の活躍
あってこそ、なのであろう。


彼がいなかった3年間は、光を失ったように盛り上がりにかけ、
さらにドーピング問題があったこともあって、ツール・ド・
フランスの栄光がすっかり地に落ちてしまった。
そんな中で、彼の現役復帰。うれしい限りである。

もう(歳も歳なので)優勝できる力はない、と言われているが、
彼がいる大会といない大会では、全然盛り上がりが違う。
今年はどんなドラマが待っているのだろう。
彼によると、今期がツール・ド・フランス最後の挑戦、だそうで、
彼の活躍を目に焼き付けなければ、と思う。



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と、ここまで書いて、すでにめっちゃ長い文章になってしまった。

ま、懲りずに続けることにしましょう…。


いろいろ書いていますが、自転車ロード・レースはマラソンみたいに
個人レースのみではなく、タイムトライアルやチームレース、個人総合、、、
など多岐にわたっているので、はっきりいって私も細かいところまで
分かっておりません、、、あしからず(汗)。
(特に今日のように転んだ人を待ったりする駆け引きがよう分からんので
ございます、、、)


さて。


先週末は、ロッテルダムはツール・ド・フランス・フィーバー。

土曜日は、ロッテルダムにてプロローグのタイムトライアル、
日曜日は、ロッテルダムから我が町を通過して、ブリュッセルまでの
第一ステージが行われました。

第一ステージが見られればいいかな、と思っていたけれど、結局土曜日も
ロッテルダムまで出かけ、少しだけタイム・トライアルを見ました。


はじまりはまず、スポンサーによるキャラバンから。



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いろんな色・形の車が通り、お菓子や帽子を観客に向かって
放り投げていきます。


こんなものいらん(←ゴミが増える)、、、と思いつつ、放り投げられると
つい必死になって取ってしまう、、、のは、何故なのかしら(爆)。

まあ、けっこうお菓子を投げていて、りすちゃんは大喜びでした。
隣の人から、(しょーもない)おもちゃを譲り受けて、うれしくて小躍り。
小さい子ってこんなモンでもうれしいんだから、幸せだよね(笑)。
「こんなにたくさんもらっちゃって、、、もう持てないから、いらないよ」
と欲のないことも言っていて、苦笑する私なのでした。

とにかく、見ていて、思ったのですが、
当然ながらこれらスポンサーの車も、乗車している人もすべてフランス
からやってきています。スポンサー車だけでもものすごい数!!!

参加するチーム選手関係者だけじゃなく、これらスポンサーの人も皆
フランスからやってきている、、、てことは、いったいどれだけの人が
今回ここにやってきているのだろう???

この人たちは、これから(ほぼ)毎日、キャラバンを続けるワケで…
ツール・ド・フランスとは、私が想像していた以上に、ものすごく
大きな大会なのだ、と唸ったのでした。


しかし、スポンサーのキャラバンが終わるころから雨が…。


りすちゃんの雨よけジャンパーと傘一本は持ってきたものの…
私自身の寒さ対策をするのを忘れた…汗。
雨が降ると一気に寒くなるのですよ~~涙。


とりあえず、まずは練習だし、本日のプロローグはひとりずつのトライアル
なので、とにかく時間がかかる!!!…というわけで、
まずはカフェに行って、時間を稼ごう、ということになり、
ホテル・ニューヨークに行きました。


ここは…。私が働いていた頃、お客さんのホテル予約のために、本当に
しょっちゅう電話していたトコロ。でも、実際に行ってみたのは初めて。
元船会社の建物を利用したホテルは、ちょっぴりレトロな感じです。

このホテルは、少しだけ自転車ルートから外れるので、混んでいたとはいえ
座れないほどではなかったので、のんびりと遅いランチ?となりました。


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雨の中、元気に走り回るりすちゃん。楽しそうだねぇ~。
道の先に見えるのが、ホテルニューヨーク。
隣はだんなの会社と写真ミュージアムが入っているビル。


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巨大なオランダの旗が揺らめいていました。


5時過ぎ、すでにはじまっているトライアルを見に。
残念ながら、唯一の日本人、新城(あらしの)選手は出発し終わった
後で、見ることはできず…。


トライアルは、一人ずつ、一分毎に出発。
まず、バイクが通り過ぎ、その次に自転車、そしてその次に
車が通り過ぎます。

写真を撮ろう!!と思うのですが、とにかくものすごく早くて、
私、、、全然うまく撮れない~~汗。


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なのに、だんなは一発で通り過ぎる自転車をキャッチ…。
うますぎる。しかも、これは、オランダ・チームじゃないか~!!


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ようやく慣れてきて、写真を撮れるようになった。。。


トライアルの出発の順番は、無名・初参加の人から始まり、
最後に有力選手が出てくるという順番。
アームストロング選手は、最後から3番目の夕方7時30分出発。
優勝候補のコンタドール選手は、最後の32番目。


しかし、りすちゃんが、6時半ころ、もう帰ろうよ~と言いだした。

やっぱり、、、(涙)!!!


まあ、2時間も3時間も自転車見てはいられないだろうなぁ、と
思っていたので、想定内の出来事なんだけどネ。

だんなは有名人も見ていきたい、ということだったので、
私がりすちゃんを連れて、一足先に帰ることにした。
だんなによると、やはりアームストロング選手への拍手はひときわ
大きかったということだ。そうだろうよ。。。!!!



翌日の第一ステージは、我が町を通る、ということで、やっぱり見に来ました。
ただ、この日もキャラバンも見ると、2時間も待ちぼうけを食らい
しかも、あっという間に一行は通り過ぎてしまうと予想されたので、
この日は、レースだけ観戦することに。
レースが来ると予想される40分ほど前に、自転車で出かけました。
(だんなは自転車が壊れているので、地下鉄で別の場所へ)


通過する国道(?)は、すでに通行止めになっていて、大勢の人が
列をなして待っていました。皆、自転車で来たらしく、
周りには自転車の山が…!!


いやぁ、いつもは車がびゅんびゅん通っている大通りに、、、。
見慣れない光景だわ、、、(汗)。


30分ほど待つと、まずは飛びだし3人組みがやってきて、
その3分後くらいに(?)大一行がやってきました~。


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来た~~!!


しかし、また、カメラ失敗(涙)。
しかも、カメラに気を撮られて、肉眼でじっくり見ることも
できなかった~~~涙!!!


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こちらは、ちょっと後方の方々。


まあ、想像したとおり、あっという間に通り過ぎていきましたワ。。。


予定通過時間を見ると、私がチャリで1時間もかけて出かけた
お隣の街まで…彼らはなんと10分以内で到着する予定。
なんて早いのかしら、、、。

200キロ先のブリュッセルだって、5時間で到着しちゃうんだから、
すごすぎるよねぇ。これを書いている今日は、ベルギー南部のスパへ。
そして、明日はフランス国境まで進み、明後日にはフランスに
行ってしまうんだから、、、ほんと、なんて早いんだろう~~。
改めてその早さに驚かされます。



さて。
レースが終わった後、皆、一斉に自転車に乗って家に向かいました。


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ものすごい人々が、国道で自転車を漕いでいて…これまたユニークな
シーンでした。この日、我が町の半分くらいは、見学に出かけたんじゃ
ないかしらね。。。そんな気がするくらい大ぜいの人々で賑わってました。


そんな感じの、、、ツール一色の楽しい週末でした!
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夏休み突入

今日からりすちゃんの学校は夏休み!!
6週間…学校がないのである。

うーーーん。
正直、大変だな、、、(苦笑)。


昨日は、最後の日だよ、最後の日だよ、と言っていたせいか、
りすちゃんは「今日こそ、お友達の家に遊びに行くって言わなくちゃ」と
思ったらしく、お昼ご飯時に迎えに行ったときに、お友達のおばあちゃんに
「遊びに行ってもいい?」と直談判。

いいわよ、と言われて、二人で楽しそうにおばあちゃん家に行ってしまった。


その日は、午後、学校でプールのお遊びがあり、水着を着ていかなければ
ならなかったので、結局、私も一度家に帰ったあと、水着を持って再び
その子のおばあちゃん宅へ。

どうぞ、入って、入って、と言われたので、入ると…。



う、うーーーーーん。



これが、とっても素敵なのである。


オランダの家、って綺麗な家が多いわよねえ、とは、こちらに住む日本人の方
とよく話題に上りますが、ここも例外ではなく…。


品よく飾られた外国産の素敵なお皿とか時計とか…高そうな家具とか。
壁には大きなパノラマテレビがででーんとかけられていて、
おまけに庭には、お花がわんさか。しかも、お庭のタイルもピカピカと
輝いているのである。

お庭のタイルが輝いているって…すごいよねぇ。だって外だよ。(苦笑)。


トイレに入ると、トイレットペーパーの紙も高そうな紙で…
りすちゃんごときに使うのがもったいないって感じ(笑)。


こっちの年金生活者って、ほーーーんと、優雅だよねぇ~。なんで???



こういう家に行くと、いつも思うのが…。


広告とか、新聞とか、捨てようかどうか迷っている紙とか雑誌とか…
この人たちってどうしてるんだろ~~???


うちの家具も、決して安物ではないのに、高級感がまったく漂わないのは
こういう紙やら新聞やら、ともかく無駄なもんが多すぎる!!って
ことなんだろうと思う。ぬいぐるみやおもちゃも、ごちゃごちゃ
置いてあって…まさにアジア的カオス!

問題なのは、新聞とか雑誌とか…箱etc.にしまっちゃうとそのまんま
忘れちゃうってことなのよね…(汗)。だから大事なものやすぐ捨てるものは
外に出しておくしかない、、、ってこれって、ほんと…根本から
片づけ上手にならないとダメなのかも~~汗。


このおばあちゃんと子供が、万が一ウチにやってきたとしたら…。
うわーーーーごちゃごちゃ~~、こりゃ、二度と出入り禁止!!!
…ってことにならないように、せいぜい気をつけなくちゃ(苦笑)。
ま、子供にとっては、ごちゃごちゃしたところってのは…
おもちゃ箱をひっくり返したように楽しいところだと思うんだけど…。
おばあちゃんは、アジア的カオス、分からないかもしれないしなぁ~汗。


そんな我が家ですが…。


先週、ロッテ育児の会が我が家で行われて、こんなに遠くまで
何人かの方がやってこられました。あ、こちらは、日本人ですよ!!
日本人なら、、、アジア的カオスも分かるかな~~(苦笑)、と、
呼ぶのはけっこう平気です!


当日はちょっと暑かったのですが…ちょうど庭の花がたくさん咲いて
いい感じだったので、皆でお庭へ。


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こんな感じに準備して待っていました。

暑ければプールも出しますよ、、、と言っていたのに、
結局時間がなくて出せずじまい。
すみません、ごめんなさい、、、。
数日前、ようやく、プールを出しました。


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毎年綺麗に咲く、黄色い花。
これを書いている今は、ほとんど終わってしまってます。


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バラも綺麗に咲き始めました。


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けっこう狭いスペースですが、子供にとっては十分!!
みんなでお砂遊び。


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みんなでボール遊びも楽しんでました。
連携力、抜群!!(?!)


りすちゃんは、ホストとして(?)小さい子の面倒も頑張って
見たりしていて、張り切っていました。


りすちゃんと同じくらいの歳の子たちは…小さいころからずっと
遊んでいますが、皆、ずいぶん成長して、ここ最近は
親の介入なしに、自分たちでずーっと一緒に遊んでいるので…
ほーんとラクチンになりましたわ。私たちは、ずーっと
おしゃべりしているだけでもOKなんですもの(笑)。


中で遊んだり、外で遊んだり、、、あっという間に時間が
過ぎてしまいました。楽しい一日も終わり。



夏休みはどうやって過ぎていくんだろう、、、。
二人だけのときは、りすちゃんはたえず「ママ好き~」
「だってママと一緒がいいんだもん」と、
どーも私にべったりしているので…
二人だけのあつーーーい日々になりそう、かもデス(?!)。
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