ヨーロッパ スローライフ

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最近は土日のどちらかは家でソーイングをしていることが多い私。先週は、ついにトンカチを持ち出し、トントンと布を叩いていたのですが、なんだか急に可笑しくなってしまいました。

だって、最近の私ってばけっこうスゴイ?考えてみると、最近は洋服やバッグは手作り、庭では石や土を動かし、ペンキを塗り、パイプを組み立てて埋め込むという本格マイ・ガーデン作り。その後、ハーブでオリジナルソースやらドレッシングを作ったり、なんちゃって、でも結構取れた野菜を取ってサラダやソースにして食べたり…なんというか…かつての私からは想像できないほど、あれこれ自分でやっているのです。

昨年の今頃、初めてバッグを作ったにもかかわらず、一年後にはトントン…。自分で言うのもなんですが、けっこう日々上達していて、このままいくと来年はどうなっているんだろう~?ハテ?と考えたらなんだか可笑しくなってしまったのです。もしや将来は自分で皿やコップを作っていたりして…いやいや、さらに腕は上がりマイハウスを建てていたりして…ははは。

ちなみに北欧では若い人たちを中心に、今やDIYハウスが流行の兆しを見せているとのこと。土地がたくさんあるお国柄だけに、土地は安いわけです。ただ、家を建てるお金がナイ~…。だから自分で自分の家を作ってしまえ、ってワケらしく、最近はハウスキットも売られているそう。ハウスキットって、、、(汗)。もう3匹の子ブタも真っ青だね。

自分のこの生活を客観的に定義づけたことはなかったのですが、ふと考えてみると、これもスローライフの一種ではなかろうか?いや、これこそがヨーロピアン・スローライフ?

スローライフを送るのに絶対必要なものがあります。それは…時間。そして、お金がありすぎるのもダメかも。お金を使うためには何かしないといけない、そしてそれには時間が必要になりますからね(苦笑)。現在の我が家は、時間はあるけどお金はナイ~という学生のキーワードみたいな生活を送っており、必然的にスローライフ、いや、あえて私はこの生活を選んでいるのですが、この生活も決して悪くないです。

消費量は最低限で、ムダなものを買わない生活を送っていると、家の中にモノが溢れるという事態こそがストレスになってきます。ま、我が家の場合は、かつて買ったモノがゴロゴロしていて、まだまだミニマリスト生活には程遠いのですが…。なぜ捨てられないのだ…わたし(涙)。

最近、日本は究極の消費社会・格差社会に陥って、お金がないのは不幸…といったアイデアが蔓延し、むやみやたらに貧困というキーワードが使われておりますが、私はこれはほんの10年、20年の現象だなあ、と思っているのです。少なくとも私が小さい頃は、多くの人が豊かではなかった時代ですので、貧困なんて当たり前だったはずです。

そして、もっともっと時代は遡ると、たぶん…日本人っていうのは、つつましく質素な暮らし、というのが普通でそういう生活が長年奨励されていたハズなんですよね。だから「もったいない」という言葉が存在するわけです。

今や豊かになった日本人はお金があってモノを買う、ということが勝ち組で良いコト…と日々の生活の中に擦り込まれていますが、それでも「もったいない」とか「つつましい」とかいう言葉を聞くと、「あ~私もそうしたい」「見習いたい」と思う…少なくとも私はそうなのですが、これって日本人の先祖代々のDNAみたいなものじゃないのかな、って思ったりしますね。

現在の日本の究極の消費社会・サービス社会では、スローライフを送ることは難しいですよね。だって、、、会社の残業量とか半端ないじゃないですか。で、お金があったらあったで、そのお金を使って超多忙な一週間を送る…たとえば今の忙しい日本の小学生とか…週4日の習い事(全部違う習い事)、夜は塾にも行って、、、って、こっちの小学生から言えば、いったいどんな小学生なんだ!って感じですよ。子どもを育てるのはお金がかかるって、、、そりゃ、こんな生活を送っていれば、どんだけお金があったって足りませんよ。

今、自分の身の回りにあるものを自分で作っていて、すごく感じるのは、こんなのがいいな、というインスピレーションがとても大事だな、ということ。自分で作っていて、あ、こんなんが私は好きかも、こんな風にしてみたらどうだろう…?というアイデアが出てこなければ、全部誰かの何かを真似しなければならなくなるので大変なのですが、私自身、意外と「好きなのはコレ!」というこだわりがあるらしく、そういう自分を発見するのが楽しいです。

まさに、何かをしているときこそが、本当の自分自身と向き合う時間。こんなスローライフ、悪くないですよ!



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移民排斥につながる愚行

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まさかのトランプ当選でしたね。ビックリしましたけど…実はBREXITほど嫌悪感はありませんでした。何故か、というと理由はいろいろあるのですが、今日はそのことをメインとはせず。

実は、私、かなり怒ってます。いったい何がどうしてこうなってしまったのか?私がこんなに怒っているのだから、オランダ人はさぞや怒り心頭だろう…ということで今日は怒りの話題を。

実は、明日、シンタクラースがやってきます。また楽しい、子どもたちの夢がスペインからやってくるのです。

…ところが。今年はそれどころではなくなってきました。理由は以前にもかきましたが、楽しくて愛すべきシンタクラースのお供達であるズワートピットたちが人種差別だ!という訴えによる攻撃包囲網がだんだんとひどくなっているのです。

以前の記事 → 楽しい伝統行事が汚される

昨年もシンタクラースがやってくる日に、いくつかの暴動があり、楽しい行事が汚されました。そして今年は…ロッテルダム郊外のマーススラウス(Maassluis)という街にシンタクラースが明日やってくるのですが、暴動を避けるため、セキュリティ・ゲートを設ける、というのです。

サッカーを見に行くのでもなく、コンサートに行くのでもなく、飛行機に乗るのでもなく…ただただ子どもたちの大好きなシンタクラースに会うためにセキュリティー・ゲート?!?!

まあ、セキュリティーゲートといっても、荷物検査などをする厳格なゲートではなく、通過門に近いセキュリティーゲートなるのではないかと思いますが、それにしても…。シンタクラースがやってくることを楽しみにしているのはいったい誰なのか。聖者であるシンタクラースは果たしてセキュリティで守られなければいけないほど危険な存在なのか?

真面目に考えると、これがなんとバカげたことか…本当に悲しくなります。私は娘の成長とともに10年間、シンタクラースのお祭りを心から楽しんできました。これが人種差別だとかそんなものとは一切無縁で、皆、ズワートピットが大好きなんてことは、ちょっと体験すればすぐに分かるはずです。何より、オランダ人がこの行事をいかに愛しているか。こんなに楽しい公式行事を行うステキな国が世界のほかにあるのか。私は、シンタクラースを心から楽しむオランダが好きです。


私は以前にこんな記事もかきました。

ドイツの苦悩を見た - グリム童話とイスラム

ところが、この記事に対し、匿名の方からめちゃくちゃ叩かれました。そのままコメントは残してあるので、ご覧いただけますが、「(私は)よそ者のくせにイスラムというくくりだけで差別している」と。私自身は差別しているつもりもないし、否定しているつもりもないので大反論しました。

そこにも書きましたが、「オランダはキリスト教国家でありオランダの主権の下に生きていることを忘れてはいけない」ということです。

オランダへの入国が許可され、滞在許可が下りたら、ここに住む権利は誰にもあります。そして、この国では宗教の自由は保障され、どの人種も住むことができます。宗教や肌の色を理由に差別されることは許されないことです。でも、だからといって、どうしてその国の人たちがお祝いすることを攻撃していいことになるのでしょうか。

自分のことを認めてもらいたかったら、自分も相手を認めなければいけない。

そんなことは当たり前のことなのに、ここで、「ズワートピットは人種差別だ。こんな行事はなくしてしまえ!」と暴動を起こす一部の人々。私にはさっぱり分かりません。いったい彼らは何がしたいのか。

私でさえ、これだけ怒っているのだから、オランダ人はさぞや怒り心頭でしょう。このニュースを掲載したウェブニュースの下のコメントに、「もう移民はいらない。是非、PVVに投票しよう。」と極右政党への投票を呼び掛けるコメントもありました。寛大なオランダ人だって怒って当たり前です。こうやって、一部の困った人たちの愚行によって、移民排斥がちゃくちゃくと進行していくのです。自分で自分の首を絞めていますね。

あんたたちに、オランダの伝統を壊す権利はない!!!純粋に楽しみな子どもたちのシンタクラースの行事を返して!!!

私はオランダ人じゃないけど、そう叫びたい。



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