サバイバルお誕生日会

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美しい朝焼けに感動してシャッターを切った。すると後ろでもシャッター音がして、振り向くと私に思いを寄せるイケメン君が、、、そんな妄想をするのにピッタリな景色…(←すみません、中学聖日記を見てた人しか分からないネタです)。

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うちの子の誕生日会プレッシャーはなんと6か月前から始まります。「あー、あと半年でお誕生日だねえ。今年は何をやろうか。」

その言葉を聞くと、はぁ~…憂鬱な季節がやってきた…。正直にイヤイヤモードを思いっきり発信させるのですが、娘はまぁ~ったく動じることなく、楽しいお誕生日にするという目標に向かってまっしぐら。あと、3か月、あと10週間…カウントダウンはどんどん続きます。。。

あー、やだねえ。ヘタレと言われようと、子供思いの母親じゃないと言われようと、憂鬱なものは憂鬱なのです。「子供が楽しみならばそれは母の幸せ」等と積極的にお誕生日会の企画ができる方がいたら…あなたはえらい!!褒めてさしあげましょう~(←って上から目線?)。

もともとパーティとか、忘年会とか、そういう企画を立てるのは好きなほうです。日本で会社勤めをしていたころは、何を隠そう万年幹事デシタ。

…が、何故好きか?といえば、それはみんなの反応が楽しみだから。「このレストランの料理、美味しいね!」と言われればめっちゃうれしいし、皆がうれしそうにしてくれたら、もうそれだけでよいのです。これをやれば喜ぶかな、とか考えるのも好きだし。

し、しかしですよ。「これをやれば〇〇」…という常識が通用するのは、悲しいがな…日本人限定なのですよ。通常は。オランダ人が喜ぶもの、と思って用意してもそれが相手にピーンと通じるかどうかは…かなり微妙なのです。

特に子供の場合はね。こっちが直球勝負だーーー!と球を投げたら、なんとバッドではなくヘディングで球が返ってきた~~!!!…みたいな?変化球どころじゃない。むしろ想定外。ルールなんてありゃしない。オランダ人の子供がくるとそんな感じのことがよくありますね。

もともと真面目な性格なので、みんなが予定通りに喜んでくれるとうれしいけど、そうじゃない場合、ガックリ度も大きい私。そんなわけで、オランダでの誕生日会はかなり憂鬱なのです。

今年は、中学に上がって初めての誕生日会。うちの子はお泊り会を企画してきました。なんと5人を家に泊めたいというではありませんか。

5人~?そんなんダメダメ。だって布団ないもん!!!そうやって人数を減らそうと試みたところ、敵もさるもの、しっかり成長しております、、、(汗)。なんと、布団一式持参で参加するようお友達に約束を取り付けたとのこと。。。

布団一式持参のお誕生日会…。まじか~~、、、。

こうして5人の少女は、どこかへ合宿にでも行くのか?と思えるような大荷物を抱えて我が家に現れたのでありました。

週末土曜日の夕方4時に集合し、日曜日の11時まで。拘束時間は長いけど、こっちは誕生日ケーキと夕食と朝食の準備さえ、きちんとすればなんとかなりそうな感じだったので、その準備だけしっかり考えました。

夕食と朝食…オランダ人の子供相手に考えなければいけない献立は日本人にとってはけっこう苦戦するものです。オランダ人の子供の食に対する保守的感覚は、日本人の子供と比べては絶対ダメ。これ鉄則。

日本人はついつい「おもてなし」等と言って、一生懸命ご飯を作ったりしますが、まぁ~失敗することが多いですね。あの子たちは食べたことないものはほぼ口にしない。そうじゃない子もいるけど、そういう子が非常に多い。前泊りに来た子なんて、スパゲッティも食べなかった、、、スパゲッティもダメって普段どういう料理を食べてんねん???

オランダの子あるあるは…匂いを嗅いで「イヤだ」というジェスチャー。「お前は犬かよ?!毒なんて入ってねーよ!!」と突っ込みたくなるようなシーン。もう何回もそんな場面に遭遇しました。

日本人の子は普通しないですね。日本人の子は、ちょこっと食べて「ウッ!好きじゃない!!」と食べかけを残すというケースが多いです。まー、お愛想程度に一口は食べるってやつです。一方、よくドラマや漫画なんかに「せっかく作ったのに一口も口にしてもらえなかった…」というセリフがあるくらいですから、一口も食べてもらえないというのは、日本人にとってはちょっとショック…てわけで。でも、オランダの子はそれが多い。ほんと、ガッカリなの~(涙)。

そういう対応はどっぷり落ち込むので、苦労して手作り=よく分からないもの、見たことないものを出すのは一切やめました。ラクして、喜ばれる…これが結局は一番!!

そんなわけで、誕生日ケーキはHEMAで売られているケーキ、夕飯はパタット(フライドポテト)と今の時期に出回るクリスマス関連のお肉類(ツリー型のナゲットや肉ボール等)。あとは野菜やソーセージ、チーズを楊枝にさしたなんちゃって前菜とプチトマト。

手作りのものなんて何もないやん!野菜が少ないんとちゃう?…といろいろ突っ込まれそうですが、まぁいいんですよ。こんなんで。でも、やっぱりオランダっ子たちにはこんなのが一番よいものらしく、「美味しい、美味しい」と完食してくれました。やっぱ、、、こんなものが「美味しい」んだね~~…。

やってきた女の子5人は、以前も来たことがある前の学校が同じだった子は一人だけで、あとは初めて見る子ばかりでした。一度来たことがある子は、私が日本人だと知っているし、うちの子と私の会話が日本語だということも知っていますが、初めて来る子は当然ながら、日本語なんぞ接したこともない!という子ばかりなので、多少私も気にします。

ロッテルダムやアムステルダムの大都市は外国人も多く、両親ともに外国人という人も多いのかもしれませんが、この辺りは両親とも外国人というのはやはり少数派だし、親がたとえ外国人であっても会話がオランダ語以外、という人はさらに少数なのかも。うちの子は日本語の会話を嫌がることはなかったけど、最近は思春期にも多少突入したのか、私のママは普通のママと違って寂しい、みたいなことを言うようになりました。

こっちが寂しいよ、、、そんなこと言うと(涙)。

あ、ちょっと話が逸れましたが、そんなわけで新しい子ばかりで戦々恐々だったのですが、結論から言うと、いい子が多かったかな。13歳のオランダ女子というと、もうすでに身長も大きく、見た目はかなり大人びてますけど、中身はまだまだカワイイ…みたいな。安心しました。まー、うちの子もまだまだかわいいんだけどね。

前の学校が同じ学校だった子は以前ミュージカルのところで書いた主役の子で、ボーイフレンドをとっかえひっかえという、、、これまたいかに?みたいな女の子なんですが、その子もませガキという感じでもなく…意外と普通でした。みんな、親の愛情をたっぷり受けて育ってきたのだろうな~と思わせるに十分な配慮のできる子供たちで仲間外れ・仲間割れなんてとんでもない。長い1日だったけど、ずーっと6人で仲良く過ごしているのが印象的でした。

朝食はオーブンパン(オーブンで焼くクロワッサンなど)を中心に、これまたスペシャルなものはほとんどない朝食を準備しました。あ、でも、ちょうどクリスマス用の小さなシフォンケーキだけ特別だったかな。皆、「朝からケーキだ、ケーキだ」と喜んでました。

オランダの子が遊びに来た時に、絶対必要なのはコレ。

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オランダの子供たちの支持率100% - Hagelslag(ハーヘルスラッフ)

オランダの子が学校のお昼休みに遊びに来ることになった…そんなときに準備するランチにはこれが必須です。ま、逆に言えば、これさえあれば大丈夫って感じ(笑)?!ハムもチーズもジャムもなくても大丈夫~。

アメリカではPB&J(ピーナッツバター&ジャム)のパンがあればよい、といいますが、こちらはHagelslagですよ。

今回は、これまたクリスマスバージョンのHagelslagが売られていたので、これを買ってきたところ、やっぱり6人はこれにがっついてました(苦笑)。「あ、星が入ってる~。私のには6つ~!!」「え、わたしのは4つしかない」…フフフ、思惑通り。かわいいでしょ。まだ、みんな。

そんなこんなでようやく長かったお誕生日会が終了!あーーーようやく解放されたわ~。これでしばらく考える必要もない。こんなときは一人っ子でヨカッタかも、と思います。何はともあれ、お友達と楽しい時間を過ごせるってことは幸せなことです。

そういえば、お友達がオランダ人の友達の子供(18歳男子)の誕生日会に行ったら、その男の子は女の子を膝の上に乗せており、しかも周りには10人くらいの女の子をはべらかしていて心底ビックリした、って言ってたっけ。え。成長すると、そのうち誕生日会はそういうフェーズに突入していく可能性もあるってこと?

…まだまだ未知の世界が待っていそうな、オランダのサバイバル誕生日会。


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解放

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ずいぶん間があいてしまいましたが、元気にやってます。書きたいな、と思うことも多いのですが、文字を打つのが面倒くさく…はい、これは、単にやる気がない、ということですね(苦笑)。

今日、ネットでいつもの通り芸能ニュースを見ていたら(笑)、引退した成宮さんがオランダに住んでいるって書いてありました。そうだったんだ~…、て、みな知っていることなのかな?インスタやってる、と書いてあったので、ちょっと覗いてみたら、うん、マジ、オランダだ、これは。長年住んでいるヒトからするとすぐ分かっちゃいます。まぁ~自転車を購入した、てとこでもう分かっちゃうよね。ちなみにオランダの自転車ブランド●●●のヤツで、しかも電動!う、うらやましい。。。

彼が実際に薬物に手を出していたのかどうかは真相は分かりませんが、あの記事は脅しで、彼からお金をせびり取るための悪意に満ちた記事であったことは100%間違いないと思っています。何故そこで戦わないんだ!それはやっぱり黒だからだろう、という人もいるかもしれないけど、まぁ戦える人と戦えない人がいますよね。一般人を含め、周りは全員敵、みたいな状況ですし。そこで戦いに挑むと、自分が明かしたくない部分までさらけ出さなければいけないかもしれませんし。

その後、彼が海外に行った、と聞いて、オランダに来ればいいのに、と内心思ってました。あれ、もしかして、このブログでも過去にはっきり言っていたかしら?

彼のことを実際に存じ上げているわけでもなんでもないですが、デザイナー系に優れている、そっち系の人である…そういう話を統合すると、オランダはぴったり、と思ったんです。オランダ(アムステルダム)というと、大麻が合法の国、くらいに思っている人が多いかもしれないけど、私はそれよりもゲイが集う場所、というイメージのほうが強いです。世界中から集まってきているから出会いの場も多いですし。

だんなが購読している新聞では、オランダの家族やカップルを様々な形で紹介するシリーズがあるのですが、写真付きで登場するカップルにはゲイカップルも多いです。まず、これが日本の新聞だとあり得ないかな(苦笑)。あまりにオープン過ぎますよね、日本の感覚からいうと。

シリーズによっては、彼らの住んでいる家の紹介なんかもあるんですが、これが…ゲイカップルのおしゃれな住居スペースに驚愕することが多いです。実際に職業がデザイナーの人も多いし、私は脳のことはよく分かりませんが、そういう部分に優れる特性があるんじゃないかなーと思います。芸術家にも多いっていいますよね。今人気のフィギュアスケーターとか!

今は日本でもLGBTへの理解が進んできていると言いますが、そうは言ってもこのオランダの状況と比べるとまだまだ後進国だと思います。実際に日本では自分で自分を認めたくなくて悩んでいる人が多いと思いますし、たぶんそこまで到達していない人…気づかないように封じ込めている人も多いんじゃないかなーと思います。

私が学生の時の先輩に、そっち系の方がいたのですが、やっぱり最初は彼女がいて本人は自覚がありませんでした。私は彼に「男」をまったく感じなかったので、絶対そっちじゃないですか?なんて今考えると失礼だったかも?という発言をしていたのですが、最初は認めていませんでした。ただ、イギリスに留学したら気がついたみたいで帰ってきたらカミングアウトしてました。今、オランダに住んでるよ、って言ってたら、僕も住みたい、と言ってました。うん、うん、彼にもピッタリの環境だと思う、、、。ぜひ、ぜひ、おいでよ。

海外に行って住むと、自分がフツフツと悩んでいたことが意外とどうでもよいことだと気がつくことがあります。私はそれを「解放」と呼んでいるのですが、私もオランダに長年住んで、ずいぶんいろんなことが解放されたなあ、と思います。LGBTに関しては、自分は最初から偏見はない!と思っていたのですが、それでもこっちに住むと、自分が想像だにしなかった事実に出会うことがありまして…。

例えば、うちの子供のお友達には3人のおばあちゃんがいるのですが、うちの子が3人のおばあちゃんの話をしたとき、この子は頭がおかしい、と思いました(苦笑)。どう考えたって、おばあちゃんは2人以上いるわけないじゃん!って。でも、よくよく話を聞くと、おばあちゃんの再婚相手は女性だったそうで、そうか、、、!!そうだとおばあちゃんが4人までいたっておかしくないってことなんだ~?!?!と、ガツーンとやられた、ていいますかね(笑)。もう、考えたことなかったですよ、そんなコト。

そう考えると、私も今のパートナーは男性ですが、将来もしかしたら女性と再婚する可能性もあるってわけか、と思ったら、なんか…スポーンと解放されちゃったんですよ。この解放は感覚的なことなので…ちょっと具体的にどういうことなのか言葉にするのは難しいのですが、以前よりいろんな人間が好きになった、と言ったら近いかな。これは「人間たるもの、こうじゃなくちゃいけない」ていう絶対的な枠組みがガラガラと崩れてきた結果によっておきているのかもしれません。

そうなってくると、あの人のあーいうところが!みたいにカッカとしていたことのほとんどがどうでもよいことだと気がつき、昔より他人に対して腹立つこととかが少なくなったんじゃないかなー、と思います。もちろん、どうしても譲れないところはありますけれども。

…というわけで、成宮さんも日本で「こうでなければいけない」と考えていたことが、オランダに来たことで解放されていたならばいいな~なんて思いつつ。。。やっぱり今日もだらだら長々書いちゃいました。だから書くのが億劫になるのだって、、、(汗)。

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