
前回は思わぬたくさんの方々にいいね!やら応援クリックやらして
いただきありがとうございました。だらだらと長いお堅いメッセージは
今後は辞めよう、と思っていたのですが、ちょっと思い留まりました。
それに自分の中でモヤモヤとした思いが溜まっていたので、
思い切って外に出してしまってスッキリしました。
先日、ひょんなことから在オランダ歴○○年の大御所とも呼べるべき方に
お会いしました。この年数、なんと私の年齢とほぼ同じ…???
私が生まれた頃、ここにやってきたのかーーー。
そりゃ、、、考えただけですごいっっっ!!
あの頃って「海外旅行」ていう単語はなかったんじゃないかと…?
それにしても、こちらに来てからの年月のほうがずっと長いのに、
きっちりとした日本人である、いや、日本人以上に日本人らしい、、、
というのには驚かされます。ご本人は「久しぶりに日本語を話した」
とおっしゃられてましたが、全然そんな感じがしないんですよ。
ちゃんと日本人であることが土台にあって、その上で海外の経験を積む、
それは私の理想です。最近は、インターナショナルだぁ、国際化だぁ、、、
いろいろ言われてますけど、やっぱり日本人というアイデンティティーは
大事にしていかないと、それがないと根なし草みたいなものなのでは
ないかと思います。
私の憧れの女性に兼高かおるさんが挙げられるんですが、
彼女は「世界の旅」で世界中を飛び回る際、自分は日本の見本市
だと思って海外に向かった、とおっしゃられてますね。
こういう素晴らしい女性(しかも超美人、、、ここも大事だっっ!)が
世界に戦後日本のことを広められたってことは、日本にとってもラッキー
だったかもしれませんねー。お堅いお役人より絶対インパクトありますって。
あ、なんか話しがどこへ…?って感じになってますが…。
こちらに長くいらっしゃる方は、経験が豊富で、お話が面白い方
が多いですね。ともかくちょっと想像できない経験をされているっていうか。
それを面白可笑しく話されるので、ついついずーっと話を聞きたく
なってしまいます。
この日はほんの少しだけのお話だったのですが、昔のオランダの食の
話になりました。昔は冬の間は新鮮な野菜はほとんどなく、
瓶詰め野菜が主流だったのだとか、、、ゲゲゲッ!!
あの不味ーーーい瓶詰め野菜っっ?!?!
「もうどうしようかと思いましたよ。帰りたいと思っても帰れませんし。」
明るく話されてますが、、、私じゃ、、、とても耐えられませんっっっ。
昔は悲惨だったオランダの食…私が来た頃もまだ散々な評価でしたが、
今はずいぶん評価が上がってますね。ここ数年だけでも確実に上がってますよ。
まず、手に入る野菜の種類が、、、全然違いますもん。
先日は、我が街のAHでも「KABOCHA(かぼちゃ)」を見つけてビックリしました。
さてさて。
なんだか前置きが超長くなりましたが、現在のオランダを代表するような
食の最先端…ロッテルダムのマルクトホールにカメラを持って出かけました。
ここは昨年の10月にオープンしたロッテルダムの新しい顔です。
出来た当初は、(冬は)寒い、だの、(夏は)暑い、だの色々問題がありましたが、
今は改善されたみたいで、温度は快適になってました。
しかも、、、いい匂いが充満~~こりゃ溜まらんっっ!
しかし、このマルクトホール。
プロの方が撮られた写真をたびたび拝見する機会があり、
頭の中には美しい構図が出来ているんですが、
現実は…有名な美しい天井画を綺麗に撮る、、、という以前に
天井が高くて幅も広くて、全然レンズ内に収まらないという問題が・・・(汗)。
とてもビギナー・カメラ女子の手には負えない代物です。
今回も、出かけて撮って…現実を思い知らされました(涙)。

天井画が…ビギナーカメラ女子の力量じゃ台無しに(涙)。

行ったことない方のために、、、本当はこんな天井画なのよ。
これが一面に!実際はかなり圧巻です。
OPENしたての頃は、カメラを持った方々がわんさと押しかけて、
押すな押すなの混みようでしたが、今は落ち着いていました。
でも、入り口でカメラを構える方はちらほらいましたが。

こんな本格カメラマンも。
マイクもつけてるけど、何を撮ってるのかな。

外からの風景。
私のカメラじゃまったく収まりきりませんでした。
それにしても…。
カメラを撮りに行って思ったこと。
美しい写真を撮るのに必要なこと、、、それは。
良いカメラ、そして混んでいても即座に撮れる良い腕前、
ということは言うまでもないのですが、
それ以上に必要なのは、「度胸」なのかなー、と思いました。
多くの人々がいるところでカメラを取り出す。
これってけっこう度胸がいるよね。
その上、人に向けて写真を撮る、となるとさらなる勇気が…。
海外にいるとなおさら恐れ多いと思ってしまう私は小心者です(笑)。
でも、きっとそんな風に感じる方は多いのではないかしら。

どっきどきしながら撮りました、、、て悪いことしているみたいやんか。
こういう写真がもっと美しく撮れるようになりたいけど、必要なのは度胸?

カラフルなミニトマト。贅沢な時代になりました、、、(涙)。

トルコのパン屋さん。
前回はイスラム系住民はさっぱり分からん、と言いましたが、
トルコの味はアジアの味。日本に通じるものがあります。
この日もけっきょく空腹に耐えきれず、ここでパンを購入。
美味しかった~~。

スパイスのお店。アラブのエキゾチック感が漂います~。
もう溜まらん、、、てくらいスパイスの匂いを漂わせていました。

もちろん、、、フランス、イタリア、スペインといったヨーロッパ系のお店もあり、
お惣菜やらお肉やら、、、色々買えます。
すごいわー。数年前のロッテルダムでは考えられないっ!

スイーツ系はもうあと一息…てところでしょうかね。
でも、カップケーキも4、5年前は存在しないようなものだったんです。
やっぱり少しずつ向上していると思うな。

可愛いズワートピットくんもケーキに。

マルクトホールの外では、ツアー客たちが自転車ツアーでやってきていました。

なんと彼らは自転車を放置して(もちろん鍵はしているでしょうけど)、
マルクトホール内へ吸い込まれていきました。
皆、思い思いに食べ物を購入しているんでしょうか。。。
チャリはすぐ盗まれる、と聞いていたので、ビックリ。

ああ、天井画が見えるようで見えないなー。
今度は天気の良い日に来てみよう。

小さい木にくくりつけられた自転車3台。
「うわ、私には重荷なんですがー…」という声が聞こえてきそう(笑)。
こんな感じの、、、
ビギナー・カメラ女子によるマルクトホール・レポートでした。
また頑張るゾ。

そらのおらんだ通信HPでもたくさんの観光情報を載せています。
是非こちらもご参考ください♪

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コメント
ここは、ショッピングモール?市場?素敵すぎます。子供達がカップケーキを見て喜ぶ顔が目に浮かびました。
「日本人であることが土台にあって」
外国で暮らす上で大切な事ですね。それが自分にどの程度できるのか…
心に留めておきたい言葉です。
Re: タイトルなし
これは室内市場…といったらいいでしょうか?
けっこう楽しいです。火曜日&土曜日はここの外で屋外市場もあるので
さらに賑わいがあると思います。
美味しいものなんてナイ、と思っていると不思議と見つからないし、
これなんだろ?という好奇心を持っていれば色々見つかると思います。
チャレンジャー気分で是非いろいろ試してみてくださいね。