ドイツの苦悩を見た - グリム童話とイスラム

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美しいドイツの木組みの家々 - しかし住民はイスラム人だらけ

イースター休暇の先週、何故かうちの子供の学校は1週間休みで、
私の休みとマッチしてしまったので、急遽ドイツに旅行に行くことになりました。

行き先は…ハノーファー。

たぶん、、、4泊5日もハノーファーに行っている日本人はいないような
気もしますが(苦笑)、移動旅行は面倒くさいし疲れるし、
何より私たちの旅行目的は、「程良い都市で程良い都会生活」なので
ハノーファーくらいがちょうどよいのです。

今回は、あれだけけちょんけちょんにドイツ列車DBをけなしたお陰で(?)
私たちの列車に1分の遅れもありませんでした。素晴らしい!!!

ハノーファーも見どころがいくつかありますが、ハノーファーだけ、
だとちょっと物足りない?ということで…
一日少しだけ足を伸ばし、近郊のハーメルンに行ってきました。

ハーメルンといえば、、、ハーメルンの笛吹き。グリム童話です。
たぶんこの物語を知らない日本人はいないのではないでしょうか?
ハーメルンへの道中、おさらいとばかりに娘に話をしながら、
旧市街に向かいました。


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戦争で破壊されなかったこのハーメルンの街。
古い歴史的建物がいくつも並び、華やかです。
お土産屋さんを覗けば「ねずみ」。
看板を見れば「ねずみ」。
下を見れば道路にはめ込まれた「ねずみ」の絵。
どこもかしこもねずみだらけでした。

この街は…グリム童話の「ハーメルンの笛吹き」の街なのだなあ、
と思いながら散策を続けました。
たぶん。。。数時間でぱぱっと見学を終えてしまう日本人観光客
だったら「可愛らしいドイツの街並み」で終わっていることでしょう。

しかし、私たちはいつも観光局で地図を貰って、くまなく見て回る
クセがあるのです。ヨーロッパの小さな町の路地裏・小道が好きで、
ちょっとした美しい空間を見つけるのが好きなのです。

ハーメルンでも同様のことをしました。
誰も歩いていない裏道を歩いてみよう、、、。

ところが。
路地裏に入って奇妙なことに気がつきました。
周りの風景は木組みの可愛らしい家々なのに
すれ違う人がイスラム系の人々ばかりなのです。


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私は、普段からイスラム系の住民を見慣れているし、
たとえばトルコ系のドイツ人などすでにドイツに長年足を
突っ込んでいる人は、ドイツ人とみなすくらい・・・
あんまり人種を気にしないほうだと思うのですが。。。
ここを歩いている人は、最近シリアやイラクといったイスラム圏から
来た人なのかなあ?という風貌で、手ぶらでぶらーっと目的もなさそうに
歩く様子がなんとも、、、奇妙なのです。

ぶっちゃけ、グリム童話というおとぎ話の風景と、これらの人々が
まったくマッチしていない!!!と強烈な違和感を感じました。
この違和感は…そうですね、、、80年代、カナダのロッキー山脈のバンフに
何故か日本人の大橋巨泉のOKショップがあってその中には
日本人観光客ばかりがうようよいる!何故カナダのロッキー山脈に?!
という違和感と似たようなものでしょうか(笑)。

表通りは綺麗ですが、裏に入れば入るほど…ゴミ袋が山積みになっていたり
古い家が単なる汚い家になっていたり、、、なんだか、、、これは、、、(汗)
という状況になっていきました。別に怪しい雰囲気もありませんが、
魅力的な雰囲気もありませんでした。

ドイツの小さな街だと、路地裏に可愛らしいポット苗が飾られていたり
可愛らしいところが多いのですが、、、ここは、、、ちょっと違う?!

家に帰ってから少し調べてみると、ハーメルンの住民は
現在6万くらいでそのうちイスラム系住民は7000人程とのことでした。
住民の数はずっと6万くらいだそうで、イスラム系住民が増えると同時に
元からいた住民はどんどん流出しているそうです。
静かな程良いドイツの田舎街が良い人にとっては、
イスラム化する街にいるのは耐えられないのかもしれません。

シリア・イラクからの難民が大挙してドイツに押し寄せているという
ニュースを見ても、「難民を救わなければいけない」という観点から
現実問題に目をつぶっていた私ですが、ここに来て、
この奇妙な現象を目の当たりにし、はじめて問題点が何か?という
点について理解できたような気がします。

別に差別とかじゃないんです。
でも、これだけ大量に異国民が入り、その街を占拠してしまったら
その街の歴史はいったいどうなってしまうのだろう?
今後もちゃんときちんと継承されていくのだろうか?
この街の歴史を・この国の文化を尊重してくれるような人々であれば
問題ありませんが、イスラムの人々はそうではない、とは
以前にも書きました。このままイスラム系住民が増え続ければ
この街は変わっていってしまうに違いありません。

「ハーメルンの笛吹き」も「グリム童話」ももはや今後も守られて
いくのか大いに怪しくなってきたぞ、、、。

外国人である私でさえ、そのような不安を感じたのです。
元からいた人々、この街の歴史を愛する人々はどのように感じているのか。
ようやくその不安が分かったような気がしました。


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「ピーターラビットの世界」「おとぎ話の村」「歴史がそのまま残る街」etc.
日本の雑誌で綴られる魅惑的ヨーロッパの世界。
しかし、どんどんとそのイメージが崩されていくのかもしれない。




↑ なんと大げさな題名…と思っていたけど、
現実はその通りなのかも。

楽しかった、でも、現実を見つめざるをえない旅行でした。



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Comment

KFY | URL | 2016.04.07 04:02
また、お邪魔します^^。
いやぁ、UKも都会は本来の英人より、移民・外国人の方が多いところで、それでも、なんとなくうまく収まっている所なんですが、ヨーロッパの町の移民・外国人事情はずいぶん違うようですね。
一気に同じ国・地域・宗教の人々が、大量に押し寄せて、もともとの文化を変えてしまうというよりか、押し寄せてきた人たちの文化にしてしまう・・・というか。
しかし、歴史的に見て、場所も住人も文化も変わっていく、流れていくのは、とどめることはできないのだと感じます。
まったく違う側面ですが、地価高騰で、ロンドンの昔ながらの味のある個人経営のお店が、どんどんなくなってしまいました。残るのは大手チェーンストアとカフェ・レストランばかり。
これも一種、とどめることのできない文化の流動の一つかと思いますね。
まだそこにあるうちに、残っているものを、味わって記憶に(そして記録に)残していきたいと思います。

そらのくも | URL | 2016.04.08 03:58
☆ KFYさん、

いつでもいつでもウェルカムです^ ^。
そうですね、ロッテルダムも外国人のほうが多く、イスラムだけでも25%くらいいるところなんで普段外国人を見ても何とも思いません。都会はそんなものなのかなあ、と。ただ変化に比較的抵抗のないオランダ人でも、田舎の人なんかは保守的だと聞きますから移民反対運動が盛んですね。ドイツ人はオランダ人よりずっと保守的な人々だと思います。戦争で破壊されてもドレスデンみたいにまったく同じものを再び作りあげてしまうんですから…ちょっとオランダだと考えられないですね。

> しかし、歴史的に見て、場所も住人も文化も変わっていく、流れていくのは、とどめることはできないのだと感じます。

私もその通りだと思います。ヨーロッパがハプスブルグ家の影響を受けたこととか、英仏戦争で英国がフランスに与えた影響とか、オスマントルコがヨーロッパに与えた影響とか…歴史の全てはこの変化が起こしたことですからね。ただやっぱり数年という短い期間でコトが起こるとひとりひとりの個人はその変化についていくのは大変だな、と正直思います。長い目で見ると全てが変化していくものであったとしても、、、。

> まったく違う側面ですが、地価高騰で、ロンドンの昔ながらの味のある個人経営のお店が、どんどんなくなってしまいました。

ふふふ。入れ違いでまったく同じことを書いていました。おかしいですね。
貴方もよそ者 | URL | 2016.04.10 15:25 | Edit
移民はイスラム教徒だけではありませんよ。仏教徒だってキリスト教徒だってユダヤ教徒だっています。宗教で人を区別(差別)するのはあまり感心しませんね。ISISというのとイスラム教徒を一緒くたに考えるのは間違っています。じゃ、KKKはキリスト教徒と一緒ですか?もう少し勉強してからブログ書かれた方がよろしいのではないでしょうか?ちなみに私は日本人ですが、イスラム教徒です。
そらのくも | URL | 2016.04.11 01:51
☆ 貴方もよそ者さん、 勉強してますよ。少なくとも私自身、下手な日本の記者よりもずっと状況は分かっていると思います。何故なら私の住んでいる場所にたくさんのイスラム教徒も住んでいるからです。ちゃんと私のブログを全部読んでからコメントしてください。だいたいISISとイスラム教徒が一緒だなんて一言も言ってないし、そんなこと思ってもいません。ここにISISの話なんて私、出してますか?一言も出してませんよね?ここでISISを持ち上げてくるなんて、あなたのほうこそ被害妄想が大きいのではないでしょうか?ISISは単なるテロリストです。イスラムの名を語ってテロを起こしているせいで、多くのイスラム教徒が迷惑しているのなんて百も承知ですよ。最近はISISのせいでイスラムの風貌をしている人は警察に尋問されたり、、、本当に肩身の狭い思いをされています。毎日イスラム教徒の方々と一緒に電車に乗ってますけど、別に怖いとも思わないし、彼らと普通にしゃべってますよ。日本人でイスラム教徒、別にいいんじゃないですか。私はそれをヘンとも思わないし、いいと思いますよ。貴方もよそ者さんも自分で選ばれた選択なのだから堂々とされてください。日本はこの状況を分かっておらず、難民受け入れ反対!などと言っている人ばかりなので、頑張って声をあげていってください。私は以前からブログで言ってますけど、難民受け入れ反対派どころか一万人くらい受け入れてほしい、と思っている派で、日本の差別発言にうんざりしている側です。

今回はどうしてヨーロッパで彼らを反対する人がいるのか、という状況がなんとなくようやく分かった、という事実を述べました。ただ、以前も書きましたが、イスラム教徒の中には、私たち(イスラム教徒以外)と一線を置く方もたくさんいらっしゃいます。彼らこそが私たちを区別しているのです。うちの子供の学校にもイスラム教徒の子が何人かいましたが、クラスの子の誰とも遊ばせない親もいました。そして彼らはイスラム教徒が多い地域に引っ越していきました。何が問題なのか理由は分かりません。貴方もよそ者さんは何か理由が考えられますか?異教徒と付き合ってはいけないというような決まりはあるのですか?ただ、今までの経験で彼らがキリスト教徒やその他の人たちを受け入れたくないのかな、と感じました。そしてそういう人がキリスト教が普及している地域に入っていくと、嫌がられるのは仕方ないことなのかなーと思います。だって、お互い仲良くお互いの文化を尊重していきたいのにそれを受け入れてくれないからです。今、ヨーロッパで問題となっているのはそういうことです。
ズルい人ですね。(禁止キーワード)を設定するとは | URL | 2016.04.11 15:09
人間を信じるものによって区切るのはおかしいと思います。その事を強調したくて記入しました。ご存知とは思いますが、世界の人口の3分の1が貴方の強調する信者です。だからあなたの出会う少数の人を総括した言葉でひっくるめて呼んで欲しくないんです。一人の日本人の行動で日本人全体を見るのは間違っているのと同じで、数人の家族があなたとの関わりを拒否したということで、その人たちが付き合いにくいというのはまちがいです。それは貴方が今までに関わったその家族の問題です。人との関わりと宗教とは全く別です。家はそういう事で人を区別したりしません。自分と違う考えの方たちとおつきあいしています。
信じる事は3大タブーの一つに上がる課題です。総てが理解出来ていてお話する事が出来ないからです。あなたのブログを見ていて不快な思いをする人(私はその一人です)がいるということをもう少し気を付けて戴きたいがためにコメントしました。喧嘩を売るためのコメントではありません。
そらのくも | URL | 2016.04.11 22:45
ズルい人ですね。(禁止キーワード)を設定するとは さん、

私はキーワードなんて設定してません。このブログの経営者が何らかのキーワードを設定しているはずです。Yahooコメントなんかも同じだと思いますよ。以前、自分で自分のブログにコメントが書けなかったことだってあります。私を攻撃するのはやめてください。

そうですね。私の周りの数人だけで判断しちゃいけませんね。おっしゃるとおりです。イスラムの人が他教徒と恋愛してその家族によって殺されてしまったり脅されたりする事件もこちらでは何件も起こってますけど、別にイスラム教徒全員がそうするわけではありません。宗教色を出したくないお店側とイスラム人の販売員が裁判でブルカの着用をめぐって裁判になってますけど、それだってみんなが裁判を起こすわけじゃありません。ちゃんとオランダ人社会でうまくやっている人だってたくさんいます。そんなの当たり前です。ただ一部の人が攻撃的なのは事実です。それは私の周りの話ではなく、事件となってオランダ社会を揺るがしているからです。そしてそういう事件が起こるたびにヨーロッパではイスラムのイメージが悪くなるということです。ヨーロッパはキリスト教国家です。そこに入っていくのだから彼らに対するリスペクトが必要だと言っているのです。一部のイスラムの人はヨーロッパ諸国がイースター、クリスマスなどキリスト教のお祭りだけ祝日にしてお祝いするのは差別だと裁判に訴えていますけど、そういう文化を持つ国に来たのだから文句を言わないでほしい、とヨーロッパ(特に熱心なキリスト教信者)の人は言っているのです。共存できる方ばかりであれば最初からなんの問題にもならないはずです。
poes | URL | 2016.12.29 03:41 | Edit
初めまして。同じくオランダに住んでいる者です。上のコメント欄のやり取りはすごいなあと思いながら読みました。匿名の方の反応は、オランダのモスリムのそれとも似ている気がして興味深かったです。なんてのか、イスラムの話題に過敏なのと、オランダ語でいうslachtoffergevoelって言うんでしょうか。非常に強い反応です。

モスリムは1対1だととても丁寧な人は多いし、トラムで他人に席を譲る人に、誰? と視線をやったら(多分)モロッコ系1世のおじいちゃんで、それが非常にスマートなやり方だったのに感心したりと、親切で洗練された人も多いです(もちろんそうじゃない人も多い)。その反面、自分とつながりのない他人を異様に警戒する人も多いように思います。ハメルーンでのマッチしてない感じは、漁村家屋の並ぶScheveningenで全身を黒で包んだヘッドスカーフの女性が、後ろを歩いている人たちを振り返り振り返り用心しながら歩く様子を見た時だ! と思いました。ここは安全な国なのに、なにを警戒しているのかと思ったのを覚えています。差別とは関係なく、ぱっと見、合わない感じってのはやっぱりあります。強い文化や宗教を持つ移民グループが、その国の文化や歴史、習慣に合ってないと周りの人が感じるのはしょうがない。今後、イスラムの服を着たイスラム教徒が増えたらこの違和感はなくなるんでしょうか…。その場合、街並みも変わってくるのだろうと思います(イスラム建築やモスクも増えるのでしょうし)。以前、和服の日本人が同じ数だけ彼らと入れ替わったらどんな感じだろう、と考えたこともありました(和服と宗教は直結しないですが)。

イスラムに関するやり取りは珍しかったので、ちょっと書き込んでしまいました。またブログ、読ませていただきます。
そらのくも | URL | 2017.01.07 18:18
poesさん、

はじめまして。こんにちは。コメントありがとうございます。お返事おそくなりました。

以前の方のコメントがslachtoffergevoel(被害者妄想)…たしかにそういうものがあるかもしれませんねえ。こっちはそうじゃない、と言っても全然聞いてもらえる雰囲気にありませんでしたし…(汗)。この方だけでなく、世の中にはそういう方はけっこういらっしゃいますね。以前の職場にもそういう方がいて、私がちょっと上司(白人)の文句を言っただけで、話が(白人上司たちに自分たちが)差別されているという方向に誘導されていくんですよ…こっちは差別が原因なんて微塵も思っていないので、どうしてその方向に持っていくかな?て何度も思ったことを記憶しています。

ムスリム、といってもわたし自身はそれほど知り合いがいるわけではありませんが、確かに親切な方が多いですよね。日本人だと、私くらいの年齢だとすでに「ばばあ」扱い?ということもありますが、トルコ人男性などは皆親切でうれしくなってしまう…単純なわたしです(笑)。

でも、どの国のイスラム系の方々も、外の人よりも仲間を大切にする傾向がありますね。外への警戒感もそうですが、外部の人と付き合おうとしない人が多い、というのは…やはり従来よりここに住む人にとっては受け入れにくいのではないかと思います。ヨーロッパはどうしても「融合」「受け入れ」路線を大切にする傾向が強いと思いますので。個人ひとりひとりは違うし、ひとくくりにはできないのは重々承知ですけど、娘の学校を見ても、溶け込んでない人がわりかし多く、難しいなあ、と思います。ヨーロッパですらこのような調子なのだから、日本でのハードルは高いでしょうね。

>差別とは関係なく、ぱっと見、合わない感じってのはやっぱりあります。

それも正直なところありますね。スイスやオーストリアの山の村にイスラム人が多数バカンスで押しかける写真も見ましたが、やっぱりわたしなどはハイジのイメージが捨て切れず、なんとも違和感が…。でも、ロンドンに真っ黒ずくめの人がいても、今や何も思いませんし、慣れの問題かもしれませんねえ。
poes | URL | 2017.02.02 19:12 | Edit
お返事ありがとうございます。
久しぶりに覗いてみました。

>私がちょっと上司(白人)の文句を言っただけで、話が(白人上司たちに自分たちが)差別されているという方向に誘導されていくんですよ…

wij-zij-denken... これは私も気を付けなければと思うことがあります。特にオランダに住んでいてこれをやると、敵が増える増える…(汗)。例えば白人オランダ人、イスラム教徒、中国人とひと括りに見てしまうと、ここで生きるのが辛くなりますね。嫌な経験をすると、「あいつら」っていう風につい見てしまいますけど。 



イスラム教徒、特にオランダの若いモスリムが、意外にもかなりコンサーバティブな服を着るのにはいつも驚かされます。イスラム教徒の場合、私が男性よりもむしろ女性をグループとして見てしまうのは、多分、あの服装のせいかと思います。私はハーグ在住ですが、私の通う病院の看護婦は多分8割ぐらいがモスリムで白いヘッドスカーフをしています。薬局に至ってはもっと多い印象で、昨日、balieの中に5人女性従業員が並んでいましたが、全員黒のヘッドスカーフをしていました。スーパーのkassaもそうですが、ここはどこ? って思うことがあります。

宗教については頭の中でなにを信じても良いと私も思います。イスラム教がいろんな意味で注目され、ある時は距離を置かれるのは、特に女性の服装のスタイルがほぼ統一されていて一目でそれと分かるので、特に集団でいるとそうなるのかなと思ったりします。話は変わりますが、あの女性の服装は元を辿ればキリスト教の尼僧と同じかなと思っているのですが、メーキャップを見るとかなり厚化粧ですよね。ハイヒールを履いてる人も多い。Bijenkorfの化粧品コーナーでも結構モスリマを見かけます。おしゃれにも熱心で、ブランド物のバッグや靴を持っている人も多い印象です。


>でも、どの国のイスラム系の方々も、外の人よりも仲間を大切にする傾向がありますね。

私も同意なのですが、最近、ちょっと見方が変わってきて、実はオランダ人自体もそうなんじゃないかと思うようになってきました。私のパートナーが親戚と疎遠気味なので以前はそう思わなかったのですが、白人が多く住む東部の田舎に住んでいた時に、「よそ者」に対する疎外感に体の調子を悪くしてしまいました。私もサークル、仕事に励んではいたのだけど、どうしても溶け込めずに、結局西に引っ越してだいぶ楽になりました。田舎にいた時は白人の知り合いに愚痴ったりしましたが、それは人種とは関係なく、西や北から来た白人オランダ人さえinvisibleな扱いをされ、人間関係が身内や古い友だちだけで成立しているから、よそ者は入れないんだと言われ、目からうろこでした。それ以降、オランダ人も家族関係で周りをブロックする傾向にあるのかもと思っています。中国人なんかもそうですけど。まずは家族、古い友だち、そしてコミュニティ、とオランダ全体がそんな感じなんでしょうか。安心は安心だろうなと思います。
そらのくも | URL | 2017.02.09 01:48
poesさん、

またまたコメントありがとうございます。
私自身は、中学からキリスト教系の学校に通い、学校内をシスターが歩きまわっていたような環境にいたせいかイスラムの方を見てもあんまり違和感がないんですよね。やっぱりシスターとイスラムのカッコって似ていると思います。

モスリムの女性があの服の内側に何を着ているのか…ロンドンのハロッズに行ったときに、真っ黒ずくめの目しか見えない服を着た方々が嬉々としてブランドバッグをあさっていたんですよね。すごいな~と思いながら見ていたんですが、やっぱり脱ぐとすごいらしいです。キンキラキン…って聞いたこともあります。中東では家の中でキンキラキン服でいて、だんなさまに可愛がってもらう…というのが通常らしく、ボディーラインを磨き上げるためのエステなんかも盛んなんだそうです。わたしなんぞは見せるのがだんなさまだけってなんだか平安時代の光源氏の世界だなあ~と思っちゃうんですが。宗教云々以前に、こういう光源氏時代の価値観の方が、男女平等の世界の西洋でやっていこう、、、というのがそもそもムリなのでは?と思うコトもありますね。

デンハーグもある地域に行くとイスラムが異様に多そうですね。ロッテルダムも南辺りは、ここはどこだ?の世界です。

> 白人が多く住む東部の田舎に住んでいた時に、「よそ者」に対する疎外感に体の調子を悪くしてしまいました。

よく分かりますね。田舎のオランダ人はすごい、と他の方からもきいたことあります。わたしもきっと一発で体が壊れるに違いありません(苦笑)。でも、日本も同じですよね。これはどこどこの地域、というよりもむしろその家族がどうか?によるかもしれませんが、今でも長男の嫁が、とか、女が全部家事をやるべきで男を台所に立たせるなんてもってのほか…、とか…こういうところで育った男性とは価値観が違いすぎて絶対結婚できないとわたしは思いました(苦笑)。
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