男児発見! - オランダの報道としつけ

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北海道の不明男児が無事発見されたというニュース。
良かったですね~~。
私は、それほどニュースにかじりついていたワケではありませんが、
無事発見されたとのことで、ホッとしております。

お父さんが疑われていたみたいですが、5日目から捜索隊の
人数が増えて、自衛隊にもお願いする、ということだったので、
私は栃木の小1女の子事件のように第三者に連れ去られた可能性
が高い、と思っていました(汗)。

オランダでもトップニュース扱いになっており、
日本の「しつけ」について言及がありました。

オランダの特派員曰く、
日本のしつけは西欧のそれと比べて甘すぎる!!!とのこと。
電車の中でも騒いでいても、そのままにしている親が多く、
日本を訪れる外国人は唖然とするばかりだ、とまで書いてあって…
キッツーーーーーーそこまで言うか~~。。。汗x汗。。。
と思いました(汗)。

でも、自分の経験を言えば、確かにオランダの親のしつけは厳しい。
それを実感したのは、子どもが4歳から6歳くらいの頃です。
4歳で学校に入った当初は、どの子もいわば小野獣のような状態で
学校帰りに親に怒られている子がいっぱいいるんですけど、
5歳、6歳と歳が上がるにつれて、子供の聞きわけがよくなってくるんです。

「○○ー、帰るよーーーー」
と親が声をかけると、鉄棒をやっていても手をとっさに離して帰る、、、
てそんな感じかな。

うちの子もそうですが、日本の子は、大抵
「あと一回~~。あと一回~。」
「あと10分~~。」
「あとちょっとだけ~~。」
こうやってもうちょっと続けようとするんですけどね。

気がついたら、学校帰りに聞きわけ悪く帰りたがらないのは、
うちの子と、両親が離婚して母親が働いていて、小学生の兄に
面倒見てもらっている双子の女の子の3人だけ、となってしまったので
相当焦った、、、というか、なんで?と思った記憶があります…汗。
本当に情けないですが。特派員さんのおっしゃるとおり、
典型的な甘い日本の親、ここにアリ、でございます。。。すみません(汗)。

誕生日会などでやってくる子どもの友達は、私もだんなもあまり怒らないので
すっごくうれしいみたいです。。。たいてい、皆、帰りたがらない(汗)。
す、すみません、、、、本当に。オランダの厳しいしつけの和を乱す
甘い親、ここにアリ、ですぅぅぅ~~(汗)。

今思えば、うちの子も小さい頃は特に日本人の方の家に行くのをすごく
楽しみにしていたのですが、これはやさしいお母さんに囲まれた楽しい時間、
だったのかもしれません。反対に、オランダの学校のクラスの子の家は。。。
あんまり行きたがりませんでしたね~。明らかに拒否する家もあって、
なんで?と聞いたら、お母さんがギャンギャンうるさすぎ、怖すぎ、とのこと(汗)。
一度そのお母さんに「なんで来ないの?何がイヤなの?」と
問い詰められてしまったことがあって、内心
「あのー、あんたが怖すぎって日本語で言っているんですが…」と
思いつつ、しどろもどろーーーー、ドン引きーーーー、、、(理由が思いつかん!)
と大変な事態になったこともあります。
今、考えれば、あの頃の私はよく頑張っていた!!

近所にもうちの子と同じ年のやんちゃな男の子が住んでます。
この子も、5歳くらいの頃は、まだ帰りたくない~とうちの子の部屋に
閉じこもってましたけど、、7歳くらいまでにはずいぶん学んだようで、
その頃は、約束の5分前にすっ飛んで帰るようになっていました。。。

家でどんな風に怒られていたのかはあまり詳しくは分かりませんが、
3日間外出禁止(学校以外)はよくありましたね。
あとは、本当に悪いことをしたときは、耳を引っ張られながら
家に連れ帰されたのも見たことあります。
怖いですよ~。オランダの親。
もちろん、全員が全員、というわけではなく、放置気味etc.
問題のある親もたくさんいるとは思いますが。

なんかこのニュースに寄せられた膨大なコメント見ていると、
海外だったら虐待で逮捕、なんて勝手に(まったくの憶測なの???)
書いている人いますけど、それは少なくともオランダではあり得ません。

ちなみにオランダでは、この子を「stout kind」と紹介しております。
このstout kind は、シンタクラースが来た時に、ズワートピットに
袋に詰められてスペインに連れ去られてしまう典型的な悪童です(苦笑)。
シンタクラースの映画で、街の実力者の息子が甘やかされていて
袋に詰められて連れ去られるというものがあるんですが、
この子ももうザマーミロって言いたいくらいな典型的な悪童。。。苦笑。
困った悪童はいつの世に存在して当たり前、それがどんな家の子であっても
厳しいしつけで良い子どもに育てていかなければいけない。
この映画にはそんなメッセージも隠されているように思いました。

だから、、、まあ多方面に多大な迷惑をかけたこの親の「置き去り」ではありますが、
オランダメディアはこの親が悪い、という論調はまったくないですね。
むしろ、子どもに謝るなよ~~!!!もっと厳しくしつけろ~!!という感じ。。。
まあ、オランダはこういう子どもは部屋に閉じ込めてお仕置き、が普通
かもしれませんけどね。。。

それにしても。
7歳の子どもが山の中で水だけで6日間、、、なんというサバイバル能力。
日本の子どもランボーetc.と書かれていましたが、本当にランボーか
はたまた小野田さんの親族か、、、(?)、そんな感じですね。

私は山が怖いし、真っ暗が怖いので、こんなこと到底できません。。。
でも、3歳の時、母親を置いてひとりで駅から家に帰ってしまった
ことがあります。スミマセン、警察のお世話になってしまいました…。

そのとき起こったこと・考えていたことは、今でも鮮明に覚えており、
それを考えると、この子の気持ちがちょっと分かるかな~って思うのですが、
実は、子供って、、、親である私たちが考えるよりずっとしたたかで
自分自身を大人だと思っているのだと思います。

私はあのとき3歳で、大人から見ればたったの3歳の幼児でしたが、
私にとっては、3年しか生きていない、ではなく、3年も生きた大きな人間でした。

駅から家までの距離はちょうど2キロ。
3歳児がひとりで歩くと、1時間くらいかかるんでしょうかね???
でも、家までのルートはきちんと覚えていると思っていたし(実際覚えていたし)、
そんなことはなんてことないことだ、と思っていました。

ちなみになんで帰ることにしたか、というと、スーパーの買い物でのレジ精算と
袋詰めにもたもたしている母親に嫌気がさしたからなんです。
待っていることができず、ひとりで帰ろう~っと!!!と軽くスーパーを
飛び出したことを今でも覚えています。オイオイ。

途中、大きな国道を渡らなければいけませんでした。
大きなダンプカーがばんばん通る道で、小さい子にとってはかなりの
難関です。

信号が青になったら渡ってもいい、ということは分かっているのですが、
もしや私が歩いている間に赤に変わったらどうしよう?
それが心配で渡ることができませんでした。

何回か信号が赤になり、青になり、、、を繰り返した後、
横断歩道に待っている人の中に、学生服を着ている男の子を発見しました。
中学の学生服を着てそのルートを歩いている人は、皆、
私の住んでいるアパートの隣にある中学に通っているのを知っていたので
お兄さんに頼ろう!とお兄さんにヘルプしてもらうことにしました。
無事、信号を渡り、結局、そこからはお兄さんと一緒に家に向かいました。
幸いとても優しいお兄さんだったようで楽しい道のりだったことを覚えています。
お兄さんと別れて、家に帰ったら、母親はいませんでした。
警察と私をずっと探していたのです。

私は、というと、家が開いてないし、困ったなあ~と隣を訪ね、
ちゃっかりお茶などもご馳走になり、その後はそこの子どもと一緒に
遊びながら母親が帰るのを待ちました。

なかなか帰って来ない母親が大慌てで自転車で到着した時、
「もうー、遅いけど、何やっていたの???」と手を振ったことを
今でも覚えています。

3歳のときの話です。
いまだに家族揃うと話題になったりする我が家の事件のひとつなのですが…(汗)。

この時のことを考えると、子供っていうのは大人が思うよりもずっといろいろ
考えていて(でも大人から見たら当然抜けているところも多数ある)、
自分が何も出来ない子どもだなんて微塵にも思っちゃいない、でも
命が何たるかも理解していないから恐ろしいことを軽々とやってのける、
ということが分かります。

たぶん、この子は…強い精神力を持っているみたいなので
意外とケロッと、自分はそんなすごいことをやったとは思ってないでしょうね。
まー、これも何事もなく、無事生還できたから言えることですけど。

捜索費用のことを云々いう人も多いけど、子どもの命を救うための税金、
私はこれは悪いことではないと思っています。どっかのお偉いさんが
やれファーストクラスだ、スイートルームだ、と一泊何十万もする贅沢に使う、
何千万円ものお金を海外視察に使う、、、よりも全然いいと思います。
よっぽど貴重なお金の使い道だと思います。

私の体験から言って、3歳児で2キロ歩いていたので、
7歳児で周囲3キロを想定で捜索は、、、
ちょっと甘かったかな~という気もしますけど、山の中ですしね。
あって欲しくないけど、今後に生かしてほしいです。

この子、大きくなって野球の選手とかオリンピックの選手とかで出てきたら、
面白いですね。



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