オランダで自転車 ~ ロッテルダム近郊の街と村

早いものでりすちゃんももうあと数日で3歳半!
…というわけで、というわけでもないのですが(?)、
本日「初!歯医者」に行ってきました。

実は、だんなが歯を磨くといつも同じ奥歯のところで
「いたい、、、いたい。」…というんです。
強く磨きすぎなんじゃないのー?と
私は怪しく思っているんですが、心配になっただんなが
急遽予約を取り付けた、ってワケ。

行く前に、やっぱり行くか?やっぱりやめとくか?と
悩みオロオロするだんなの背中を押しだして、
りすちゃんについていってもらいました。
(←ちょっと無責任な母・ワタクシ。。。汗)

結果は…。
綺麗な歯、ですって。
よかった~!!

自転車に乗って帰ってきたりすちゃんは
風船と小さな歯磨き粉を握りしめていました。。。
やっぱり歯医者でもお土産がつくんだね~。
まあ、歯医者だから、さすがに、オランダおなじみの
キャンディじゃないけど…苦笑。

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歯医者を終えて、にっこり・得意げのりすちゃん。
(下着が丸見え、、、だなあ。。。汗)


さて。
先日は、、、念願の自転車に乗ってきました。

行き先は…。先日のスキーダム・デルフトの西何キロか、ってな場所。
要するに、またまた家からご近所のロッテルダム郊外です。

地下鉄で自転車を運び、フラーディンゲンの駅から郊外に
向かいました。フラーディンゲンは、昔漁業で栄えた(?)とかで、
大きなお屋敷が並んでいて、近くなのに…うちの街とは
全然違う感じ。。。

今回は、私の自転車の後ろにりすちゃんの椅子をくっつけ、
私がりすちゃんを乗せているので、、、平坦な道では
スムーズに進む、とはいえ、やはり、余計な力が要ります。
フラーディンゲン郊外が自転車ルートの出発点だったのですが、
そこに到着する前に、、、早くも、なんだか、、、疲れた?
今日のコース(全体で22キロくらい)を制覇できるのかしら~?
ってな感じに…涙。

まずは、ゴルフ場の脇をすり抜け、小さなボートに乗ります。


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ちょうどボートが出発した後に、船着き場に到着したのですが、
おーい、君たちも乗るのか~い?…と、戻ってきてくれました。
良かった、良かった。

一回40セントの短い船旅ですが、小さなボートだし、
乗っている人も皆、自転車ORワンダレン(歩き)のレジャーを
楽しむ人ばかりなので、なんだかちょっとしたホリデー気分。


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ヨットも気持ちよさそうだなあ~。


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子供たちが操るヨット。練習かな?


ボートで少しのんびりできたのか、ボートを降りると
少し元気に。これなら、もう少しルートを進められそう…苦笑。
、、、と、先にいってみることにしました。


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運河に沿って、細い道を進みます。
ときどき、自動車が来るので、ちょっと要注意。
このあたりの運河は、水位が周辺の土地よりも高い
オランダらしい場所。。。(?)。
でも。不思議と、洪水ってないよね。
オランダで洪水っていうと、南部のほうばかりだもの。
やはりこの危うそうに見える運河が、実は、
洪水から家々を守っているんでしょうかね…?

しばらくいくと、ルートマップにも載っていた農家ショップが。
(←かなり直訳ですが…汗。いいネーミングがぁ~)。
ここでは、自家製チーズを始めとする乳製品と、
ご近所で作成されたジャムやマスタードetc.が販売されてます。


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お店の入り口

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牛さんもお出迎え

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建物の中にも牛さんがいっぱい


けっこうひっきりなしに車が入ってきて、かなり繁盛
しているよう。お店の番の方も二人もいたもんね。

半分くらいのお客さんが、トルコ人らしき?イスラム系っぽい人たち。
皆、えーーーと、大きなバケツ(ペンキが入っている蓋つきの
白いプラスティックのバケツ、とでもいえば、分かりますかね?)
を抱えてお店に吸い込まれていきます。。。汗。
いったいここでは何が…?!と思いきや、
これに牛乳を入れてもらっているんですねえ~!!
オドロキ!

これを買っているお家では、あのー、、、ミルク貰えますか?
っていったら、あのバケツがどどーんと出てくるんでしょうか?
そうだとすると、かなり衝撃!!!
でも、どうやって、バケツからミルクをコップや鍋に移すのかしら?
つーか。これ、冷蔵庫に入らないって。。。!!
…考えはじめると、、、夜も眠れない。。。ってことはないけど…笑

さて。私たちは。
これらのミルクはさすがに購入できなかったものの…爆
オランダの乳製品のデザートの一つ、Kwarkを買ってみました。

家に帰ってから、このKwarkを食べてみると。
スーパーで買うKwarkとは、すなわち、、、ヨーグルトとプリンを
混ぜたようなもの(?)という感じでいつも食べているのですが、
これが、全然違う代物であった!!!

この農家自家製Kwarkは、どちらかというと、もっと固形っぽく
舌触りもドロッ&滑らか、というよりも、ごわごわって感じ。
そうだな、味もチーズの味が、、、こう、じわっと出てくるような、
レアチーズケーキのレアの部分で、もっとごわごわしてる?ってか。
ヨーグルト、というよりも、チーズって感じ。

あまりの違いに、食べた瞬間は驚いてしまったのですが、
すぐにあまり甘くなくチーズがほろろんと効いているこの味に
ぐぐーーーーっと引き込まれ、、、美味しくいただいてしまった
のでした。。。♪もっと欲しい~!!

りすちゃんは、ここでトランポリンを見つけ、大はしゃぎ。
最後は帰りたくない~!!と、へっぴり腰になってしまい、
自転車にくくりつけるのが(苦笑)、大変だったのでした。

その後は、Schipluidenというデルフト郊外にある村(街?)へ。


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どこでも街に一台(以上)あるような…?
自転車だと、風車が見えてくると、あ、村についた、ついた、と
目印になります。


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運河沿いの家々と、橋が、とってもかわいらしい。


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窓の飾り付けが、とっても絵になるロマンチックなパン屋。
りすちゃんが外で、「わー、キャンディ(Snoep)だ!!」と、
のぞきこんでいると、お店のお姉さんがSnoepをひとつ
持ってきてくれました。よかったね。
(というわけで、見えにくいけど、Snoepを得意げに見せています)


さあ。急いで、帰路につかなければ。
(別の)運河沿いに沿って、自転車を走らせ、
再びフラーディンゲンに戻ります。

フラーディンゲンの入り口前に、一軒カフェがあるので、
そこで一休み。りすちゃんは、「TOSTIがいい。」と、
着くなりオーダーを決めてしまっていましたが、
すでに4時半くらいで、これは、、、夕食か?昼食か?微妙…。
私たちはアップルパイを頼みました。


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カフェ Vlietzicht

私たちは、水辺に浮かぶ船に座ったのですが。。。


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見ての通り、かなり大自然の中に位置するこのカフェ。
そのせいか、、、私たちのコーヒーや、アップルパイ、
TOSTIがやってくるやいなや、、、小さな鳥たちが、
わーーー、と集まってきて、おこぼれを待っています。


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最初は、ちょっと離れておこぼれを待っていたのですが、
そのうちに、ケーキめがけて、直撃!!
うわ~。びっくりするがな。。。
かなりワイルドな鳥です。
小さいから良かったけど、大きかったら怖いがな~汗。

りすちゃんは、これら鳥(全部で7、8羽くらいかな)に
向かって、一生懸命
「鳥さん!!!ダァメ!!!STOP!!!」
と、一生懸命、手をかざして我らケーキを防衛。
大活躍なのでした。。。笑

一服の後、再び自転車に乗って、駅までGO。
帰りは、、、りすちゃんがトイレだ、トイレだ、ということも
あって、なんだかはらはらドキドキでしたが、なんとか
無事に我が町に到着し、程なく家につきました。

すでに夕方6時。。。
足は痛く、とても夕食なんぞ作ってられなーーい、と
その日は久々の中華オーダー。
やっぱりもうちょっと早く出ないと(出たのは昼過ぎ)、ダメだわ。

今日のルートは、いろいろ変化に富んでいて、
楽しかったです。
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コメント

こんにちは。
UPされる頻度が多くなっているので、
体調の方も良くなってきているようですね。
安心しました。
それにしてもどの写真を見ても自然豊かで
素敵なところばかりですね?
地下鉄に自転車を持って普通に乗れるの?
車内に自転車置き場とかあるのでしょうか?
ちょっと日本では考えられないね。
たまにツーリングしている人が自転車を持ち
込んでいるのを見かけますが・・・。
こんな素敵なカフェなのに、他に人がいない
けど、週末?平日?と思ってしまう。

Schipluiden とは!!
すごく田舎の小さな村というイメージですが、意外にロッテ人は知ってるのですよね。
貿易で儲けたお金持ちたちが住んでいたようですね~
そこにイタリアンなすごく良い雰囲気の教会があって、今では有機栽培の食物だけを扱ったカフェとも一緒になって、かなり「ガイドに乗ってないホットスポット」?って地元には人気で日曜には子供連れで優雅にお茶飲んだりしてましたよ。
教会ではコンサートも良く行われるようです。
http://www.ophodenpijl.nl/home/
良かったら今度行ってみてください~

☆かずっちちゃん、

いろいろ心配してもらってありがとうー。
体調もずいぶんとよくなっているよ。
また、そのこともひとりごとに書こうかな、と
思っているけど~。

日本から帰ってきて一カ月。
なんだか日本での日々が夢のようです。
でも、オランダでの生活も楽しんでるよ。
そう、なんといっても、オランダには自然がたくさん。
牧場地が主だから、私たちが大好きな(?)
本当の自然じゃないけど(笑)、でも、緑って
いいよね。

週末には地下鉄に自転車を持ち込めます。
自転車置き場はないんだけどねーーー。強引に。
日本の地下鉄からはちょっと想像できないと思うよ。
まあ、席のないところに乗せるって感じ?
でも、お隣のベルギーとかドイツには、自転車専用
車両を持つ電車があって、さすが自転車がさかんな
ヨーロッパだなあ、と思いますよ。

カフェは、週末だったけど、ちょっと時間が遅かったかな。
映っていないところには、紳士クラブ?か、20人くらいの
男性がずらーっと座って酔っぱらっていたよ(笑)。

☆okapichanさん、

うわ。素敵なカフェ~。知っていたら、絶対行っていたのに・・・。
それにしても。そんな教会あったかいな。
それさえ、気がつかなかった気がします。
教会も、とても素敵そう。次回は、、、是非に。

とっても小さい村、を想像していったから、思ったより大きかったです。
今は新しい家も南側に建築中のようで、どんどん大きくなるのかな。
こうやってどんどこ家を建築していって、この不況下、
住む人はいるんでしょうか。。。と、どうも最近そんなことを考えてしまいます。
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