
本日のカフェ。
りすちゃんは自転車に乗り始めてまだ3日目だというのに、
すでに一人で乗れるようになりました!!
凄くないかい?ちょっとびっくりな母…。
まあ…補助輪ナシ&足がつま先ほんの少ししかつかないという
自転車なので、まだ漕ぎだしは自力では無理、自力でブレーキをかけて
止まるのも無理…って状態なんだけどー(苦笑)。
でも、漕いでる時はものすごく飛ばしてます。
隣についているだんなは、常に超特急で走っていて…
相当疲れるらしい。。。(汗)。
(私にはデキマセン…)
さて、昨日は珍しくだんなとデート。
だんなと二人で出かけるのなんて、、、
りすちゃんが生まれて以来なかったんじゃないかしら…。
金曜日はだんなは働いておらず、りすちゃんだけ学校なので、
お昼さえりすちゃんを学校に預ければ、
基本的に二人とも3時まではフリーなのです。
りすちゃんは、滅多に預けられることがないので大喜び!
私たちも大喜び!!で、心おきなく出かけてきました(笑)。
行き先はデンハーグのマウリッツハウス美術館。
有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」がある美術館です。
ここは、日本人に本当に人気があるらしく、
日本語のオーディオガイドがあって、他の言語ではガイドされない
絵も日本語では説明してくれます。すごいと思う…。
私も何度も出かけたことありますが、今回は1月いっぱいまで
展示されている特別展を見るために出かけたのでした。
この特別展が…。
なんと全作品個人所有(プライベート・コレクション)とのこと。
アメリカに住んでいるオランダ人のご夫婦が集めているコレクションです。

このご夫婦が絵画を集めはじめたのは1993年のこと。
1993年っていえば、、、最近のコトだと思う私は年寄りでしょうかー(苦笑)。
ともかく最近収集を始めたっていうんだから、大したことないだろう、、、
と思っていたのですが、これがどっこい、、、ビックリしました。
ご夫婦の収集した絵画のテイストはマウリッツハウスの所蔵品とほぼ同じ。
オランダの絵画を少しでも知っている人ならば誰もが知っている
画家の絵画がこれでもかーーー、と展示されているのです。
大御所としてはレンブラントまでありましたよ。。。
この人たち、、、どれだけ金持ちやねん…。何度も何度も心の中でつぶやきましたねー(汗)。
でも、最後にこのお二人のインタビュー・ビデオを見て、
お金持ちには違いないけど、、、昔、ゴッホやルノワールの絵を
アホみたいに高額な値段で購入した日本のにわか成金とは
全然違う…(汗)、、、本当にオランダの絵画を愛し、
良質なオランダの絵画を求めて東へ西へ飛びまわり、
絵を実際に見て、何度も何度も眺めて、何度も考えて…
自分たちの愛すべき絵画を一点一点集めていくという、、、
本当に実直に絵に向き合っているいたってシンプルな方々
なのだな~、ということが分かりました。
しっかし、93年からじっくりと絵画を収集し始めて、
それでもこの量なのだから、絵画ってのは美術館にある作品以外、
いつも流動しているってことなんですね。
やっぱり投機目的が多いってことなんでしょうかね。
この特別展を見た後、通常展へ。
「デルフト眺望」や「真珠の耳飾りの少女」など、
おなじみの作品をさらっと眺めて本日の美術館訪問修了。
その後、珍しくだんなが前もって調べたランチルームに
ランチに行きました。
ここ、前もって調べておかなければ絶対通らないような
路地裏にある小さなカフェ。
「ここを曲がって…」と言われた時、
「え、この汚い路地裏?」と思いましたよ、、、。
しかし、入ってみると、こりゃ、日本の雑誌が大喜びしそうな…
可愛らしいテイストがちりばめられたカフェなんですな。

色使いがポップで可愛らしい。

オーダーしたミントティーにはミントがいっぱい!!!

だんながオーダーしたキッシュ系タルト&サラダ。
ヘルシーなモノ満載で、お手本にしたくなります。
最初はほとんど誰もいなかったけれど、自転車で乗り付けて
次から次へと人が入ってくるってのがオランダらしいな、と
思いました。
1階が満席でも2階もアリ、です。
ホームメードのケーキなんかもありましたよ。
こりゃ、デン・ハーグで断然お薦めのカフェかも。
デン・ハーグのランチルーム:
't achterommetjeその後、ちょっとだけぶらぶらした後、だんなはりすちゃん
ピックアップのために帰路へ。私は、りすちゃんのパスポート
申請のために日本大使館へ向かいました。
5歳で2冊目って、、、インターナショナルキッズだねぇ。。。
この日は、なかなか元気いっぱい!だったので、
パスポート申請終了後、以前出かけたフランス系パン屋さんへ。
そこでお土産のパンとタルトを買って、私も帰路につきました。

プラムのタルト。
うーーむ、甘すぎずやっぱり美味しい。。。
この日、デンハーグでは学生によるデモ(15000人)が
行われていて、ちょうど私が帰りのトラムに乗っているとき、
デモが終わったらしく、道中に学生が溢れていました。
英国みたいに過激なデモだったら、、、と思いましたが(汗)
どうやら穏やかなデモだったようです。。。
警察はいっぱい出てたけどネ。
家に帰って、皆でパンとタルトを食べて…りすちゃんの話を聞いて…
変わり映えのない普段の一日と違って、なかなか有意義で楽しい
一日となりました。
- 関連記事
-
コメント
美術の話より食べ物に食いついた私ww
でもその夫婦、すごいですねー。
どんな人たちなんだろう。絶対大金持ちですよねー。
あーぁ、やっぱりオランダもいきたいなー。
そらさんに案内してほしいですーっ
Re: タイトルなし
ううーーーん。食べモノに関しては…やっぱりオランダはXかもー。
なので、食べモノに期待してこちらに来ると…あれ?かも。
まあ、人によってはこういう料理が好きな人もいますけどネ…苦笑。
たぶん大金持ちなご夫妻だと思いますよ。でも、そういう感じは
見受けられない、至って普通な方々って…ビデオではそんな感じ
でした。でも正直、展示されていた絵画が飾ってあるその方の
アメリカの家(城?)を見てみたいなー、と思いました(笑)。
カフェおいしそう…旦那様よいチョイスですね。久々のデート、お疲れ様でした
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
マウリッツハウス、少しずつ作品も増えているみたいですが、
お金もないみたいなんで(汗)、この特別展のご夫婦のように
ばんばんと新しい絵画を購入することはできないようです、、、。
ご夫婦の収集されている絵画は、マウリッツハウスの趣味そのもの
でしたので、美術館の館長さんはきっと「ああ、お金があれば…」
なんて思っていらっしゃることでしょう(苦笑)。
カフェはなかなかおしゃれ!で、食べ物も典型的なオランダのランチ
ではなくって一ひねりしてあったので満足でしたよ。
久々のデートで…何をしゃべったらいいんだか~…なんて思いましたが…(苦笑)。