オランダの小学校 - 話題の秀才児クラス

子供が4歳になり、学校に行きだす頃になると、、、
お母さんと子供がすーーっと消えてしまう。。。


なーんとなく、そんなイメージがありました。
ベビーカーを押してあっちこっちにお出かけされたり、ちっちゃな
可愛い子供を連れて日本人会なんかに出席されていた方々も、
ふと気がつくと、退会されていたり、長い間お姿を見かけなく
なっていたりして…。

昔は、ふと、どーしてなんだろうな~、と思っていましたが、
自分もいざその状況になって、よぉく分かりました。

ようするに、お母さんはともかく(苦笑)子供が忙しく、
子供の生活に振り回される!!のであります。

学校が3時に終わってしまうので、3時にはお迎え。
お昼ご飯をウチで食べる人は、さらにお昼に送迎。
ちょっぴし大きくなって、お習いごとなんかを始めると、
学校が終わってから、お習いごとへ、、、。
さらにさらに、子供がお友達と約束を取り付けたりすると、
子供が遊びに来たり、遊びに行ったり、、、。
近所の子と遊ぶ場合は、さらにさらにさらに、、、約束が入って…。

、、、と、まあこんな具合。
考えてみると、私の約束は何にもなかったりするのに(笑)、
子供の予定ばかり入っていて、自分はすっかり振り回されている。
だから、お母さん主体のお出かけはほとんどなくなってしまう
ワケなんです。考えたら、当たり前かもしれないけど、
今、当事者となって、ようやくその事情が分かったワタシです。

近所にお友達でも住んでいれば、子供が学校に行っている間に
ランチしたり、ちょこっとお出かけしたりもできますが、
微妙~に遠くに住んでいる私は、こういった平凡な平日のお出かけが、
微妙~に難しいっ(涙)!!出来ないワケじゃないんですけどね。
ただ、「今から、い~い?」というワケには、いかないといいますか、
以前よりは、「お気楽」というワケにはいかなくなってしまった。

そんなワケで。
小さいお子さん・ベイビーちゃんがいらっしゃる方、
遊ぶんなら今のうちですよ~!!(←って脅してどうするっ(笑))

さて。
そんな感じに、私の人生はすっかり脇役人生ってな感じになってますが…(笑)。
主役をいく、我が娘、りすちゃんは毎日学校に通っています。
あれこれ小さな問題がないワケではありませんが、友達とも仲良くし、
学校も楽しく、週末がくるとガッカリ、てな日々です。

そのりすちゃんの学校、以前も少し話したかもしれませんが?
ここ最近、新聞にも何度か記事になるほどの話題校なのであります。
って、普通の公立校なんですけどね。

ただ、違う点が一つ。
昨年から、IQの高い生徒(IQ130くらい)を集めて、
特別クラスを開いているんです。

IQの高い秀才児を集めての特別クラス?!と聞いて、
即座に「英才教育!?」と思ってしまったワタシ。
日本では、幼稚園や小学校から大学まで、ほぼ全ての学校において、
偏差値が高い学校が◎とされ、それを目指してGO!GO!お受験!!
ってな世界なので、IQが高くて見込みがあれば、小さなうちから
英才教育を受けさせて、よい大学に行かせよう、と普通の親なら
考える、とまず考えるのが日本人てなもんじゃないでしょうか。

ただ、オランダでエリート養成学校?!小学校から?!なんか、、、
らしくないぃぃぃぃ~とも、正直思いましたケド。

で、結果は。
やっぱり、「高IQ児クラス=エリートクラス」と単純に考えるのは
オランダでは、浅はかな考えでした。。。汗

むしろ考え方は
「特別な支援を必要とする子供に手を差し伸べるクラス」
だったのです。

特別な支援を必要とする子供、、、というと、普通は発達障害や
学習障害がある生徒、と思われがちですが、実は頭のいい秀才も
普通の子供たちの中では、浮いてしまうということがあるそうです。
頭が良すぎるがために、彼らの興味や視点が他の子のそれとは
違ってきてしまうそうで…なるほど、それって分かる気がします。

クラスでは、普通の授業+αが行われ、+αでは、子供たちが
興味を持ったものを掘り下げて、そこから世界を広げていくって
感じの授業を行っているようです。スタイルは、アメリカの
マグネット・スクールって感じでしょうか。

このクラスに通い始めた子は
「僕は、前の学校では友達が一人しかいなかったけど、
ここでは、クラスのみんなが僕の友達で本当に楽しい!!
ここに来て良かったよ!」

と、インタビューで言っていました。
先生は

「私たちは、秀才児たちをさらに秀才にしようとしているワケでは
ないのです。彼らの才能を良い方向に伸ばす教育をすることが
大切なのです。」

と、言っていました。

それを読んで。
秀才児=英才教育としか、思い浮かばなかった自分が浅はかと感じつつ…。
やっほーーー!!!なんだか、妙に嬉しい~~♪ と思いましたよ。

私がまだ中学生・高校生の頃、日本の教育システムに疑問を
抱いていました。私はお調子者で、適当に順応できるタイプだったので
疑問を抱きつつも、、、きちんとそのレールに乗っていましたが。
でも、友達の「大学受験に失敗したら、人生オシマイなんだよ。」
という言葉に、「そうじゃぁないと思う。人生ってそんな短い期間
で決められてしまうものじゃないと思う。」と思いつつも、
何が正しいのかはっきりと答えを出すことができなかった自分。

そんなとき、テレビで、アメリカのマグネット・スクールの様子を
取材した番組を見て、どんなにショックだったことか…。
世の中って広いんだ。自分の生きている世界は、なんと狭くて、
なんと選択肢が少ないことか。いつか、こんなところで勉強できたら…
そんな風に思いつつ、「ドロップ・アウトした」「海外に逃げた」
と思われるのがイヤで、いろんな思いを封じ込めて、決められた
レールに乗って生きてきました。
まぁ、結局のところ、今、こうして海外で生活しているので、
ある意味「海外に逃げた」のかもしれませんが…苦笑。

あの頃は、いろいろ考えていて、大きくなったら、日本で新しい
スタイルの学校を創設するんだ!なんて夢もあった気もしますが…
そんな壮大な夢はどこへ行ったのやら…(苦笑)。

高校のとき、引き籠ってしまい、二度と学校に来なかった子。
クラブが同じだった友達は、大学受験で見事難関希望校に受かったのに、
その後燃え尽きてしまったのか入学直後にやっぱり引き籠もり、
大学を辞めてしまった、と風のうわさで聞きました。

どの子も才能もあって真面目で有能な子供たちだと思うのに、
ちょっとしたことがきっかけで、レールからドロップアウトしていく。
もうちょっといろんな教育が受けられて、もうちょっと
多様性を認めてくれる世の中だったら、彼女たちも、
ある日を境に学校に行けない、なんてことにならなかった
かもしれないのに。

xxxx。

…て。
秀才児たちの特別クラスのニュースを読んで、そんな、自分の
懐かしい学生時代のことを思い出しました。
マグネットスクールなんて、そんな言葉も長い間忘れていたけど、
この秀才児クラスの話を聞いて、急に頭に思い浮かんだのだし。

子供を育てると、人生を二度経験する、というらしいですが、
まさにそうなのかもしれませんね。
私の場合は、二度目の人生はオランダで。
ここには、私が一度目の人生で、「ムリだ」と諦めた
多種多様な教育が、平等に、そして豊富に存在していて、
親と子供はそれを自由に選んでいく。

ウン、そんな風に考えると、すっごく贅沢な人生じゃない?
さっき、脇役人生~なんて書いたけど、脇役でも、光ってる♪

ちなみに、その秀才児クラス。
昨年スタートしたのだけど、あっという間に口コミで広まり、
現在は定員いっぱいで、ウェイティング・リストまであるのだとか。
将来そのクラスに入れたいっていう、熱心な親が幼児クラスに
子供を入学させているって話も書いてあって、そのせいか、
今期、他の学校から移ってきた子供も何人かいます。

さらに、昨年、その秀才児クラスで教えた先生は、
現在りすちゃんのクラスの先生で、将来「秀才園児クラス」を
OPENさせるために、今、りすちゃんのクラスを通して、
いろんな構想が練られているのだそう。
「秀才園児」ってどんなん?って気がしないワケでもありませんが
そんな感じに、教育熱心なベテランの先生に教えてもらってる、
って、なんかラッキーだわ♪
たまたま、一番近い公立学校だから通っているんだけどね(笑)。

問題は、、、私のオランダ語力で、もうちょっと何をやってるのか、
きちんと理解できるようにならないと~~(汗)。
せっかくの夢がかなうってときに、ワケ分からん、になっちゃう。
いやいや、、、がんばりまっす!!



ランキングサイトに参加中です↓。
本日も上位をキープしてます。
いつも、応援、ありがとうございます~。

にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ
にほんブログ村
関連記事

Trackback

Trackback URL
https://oranda.blog.fc2.com/tb.php/696-6925c9b5

Comment

Rietje | URL | 2011.10.06 02:49
オランダの学校は面白いですよね~

日本でも、親がお受験して難関コースを出た場合
以外にも自分の子供には近所の公立学校に進学させているらしいという話があるそうで。。

その理由もいい大学を出てもその後の人生がいいとは限らないことを親が周りの同級生を見てよくわかっているからとか…??(*´∀`*)
そらのくも | URL | 2011.10.06 20:46
☆ Rietjeさん、

そちらの学校も面白そうですね~。入学されたら、詳しいお話待ってますよ~。
きっと私の目が◎◎!!となる面白いスタイルなんでしょうね。

私も中学受験しましたが、自分から「行きたい」って言ったんですよね。
なんか妙にクリスチャンな女子校ってなものに憧れてまして…(笑)。
たぶん、マンガの影響だと思うんですけどーーー(爆)。
難関じゃなくて比較的スルッと入れる田舎の学校でしたが、
自分がもしあそこに住んでいたとしても、子供をそこに入れたか
どうかは微妙ですね~。本人が行きたい!といえば、話は別ですけど。

学校によるかもしれないですね。うちの父は、自分の学校「命」!で
記念受験でもいいから、受けろって言ってました(苦笑)。
Comment Form
公開設定

プロフィール

そらのくも

Author:そらのくも
オランダ生活も15年目に突入しました。

(ご案内)
オランダ情報は「そらのオランダ通信」でお届けしています。是非ご覧ください。

↓ ↓ ↓

photoeurope2.jpg

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
写真のこと
当サイトで使用している写真と文章の無断転載はお断りしています。


情報


line_10.gif
line_10.gif

ブログ村ランキングに参加しています。
下記のお好きな画像バナーどれかをぽちっとクリックしてくださるとうれしいです 。

heart3.gif クリックしてね♪ありがとう♪
にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 花・園芸ブログ イングリッシュガーデンへ
にほんブログ村
気になる本
オランダ生活に役立つ、今、自分が欲しい本を載せています(いわゆる備忘録)。



前回載せておいたフランス菓子は買おうと思ったら絶版になっていた。。。うそ~…!絶版になるのが早すぎる。今度こそ…。

ブログキーワード別カテゴリー

オランダ お出かけ 街並み ヨーロッパ 子ども 旅行 ガーデニング カフェ ハンドメイド ミュージアム 洋服 ショップ ソーイング本 オランダの話題 自転車 カメラ ロッテルダム 庭園 教育 レストラン 学校 ニュース 子育て オランダの食材 スーパー 日本語教育 オランダサッカー 国際結婚 英語学習 おうちのできごと 

ブログ記事カテゴリー
最近のコメント
メールフォーム
ご訪問ありがとうございます♪♪
ブログ・HPの感想はこちらまで↓

mail-pen2.gif
ブログ内検索
ご訪問ありがとうございます
現在の閲覧者数: 現在の閲覧者数:
Flag Counter