
さて。前回の続きです。
シンタクラースのお祭り騒ぎの街中を抜けて、、、
やってきたのは「ドルトレヒト・ミュージアム」。
この辺りは、町のハズレなのか、さっきまでの賑わいはどこへ?
というくらいひっそりしています。もう人混みはいいわ~と思った
私には…いい感じかも~♪

大きな木が立つ中庭の向こうが…ミュージアム。
このミュージアムは、最近改装後、再オープンしたばかりで、
ずっと行きたいと思っていたミュージアムだったのです。
思わぬところにチャンスが転がってきました(笑)。
とりあえずは、ご飯でも、、、とミュージアム・レストランへ。
このミュージアム・レストランは、あのアド・ヤンセンが
プロデュースしたレストランなんですって。。。!!
、、、と、書いても、ほとんどの日本人にとっては
「え?誰ー?」って、感じでありましょう。。。汗。
まぁ、簡単に言いますと、オランダのゴードン・ラムゼイ?
いやいや、ジェイミー・オリバー?!いやいや、それを言うなら
道場六三郎が分かりやすいでしょー。って、そう。
アド・ヤンセンはオランダで有名なシェフなんでございます。
彼はテレビのプログラムも持っていますし、いろんなイベントにも
よく出てきます。で、レストランもロッテルダム界隈で何軒も
プロデュースしております。一番有名なのが、Kasteel van Rhoonかな。
ちなみに、私のこのブログのトップ(ヘッド)部分の写真ですが、
これはKasteel van Rhoon界隈から撮った写真なのであります。
ただし、料理の腕はゴードンには程遠いのかも。。。(汗)。
彼のプロデュースレストランは先日ご紹介したTOP100には入ってません。
雰囲気はいいのですが、お値段お高く…コスト・パフォーマンスは
いかほどなものか?って感じですかね~~…てこう書くと、
私って何様?って感じなんですけどーーー(苦笑)。
まあ、彼のお話はさておき。
このミュージアムのレストランもやっぱりお洒落~でした。

今日は子供の日だというのに、ここは突如アダルトの集まり。。。
ちょっと品の良い、おじさま、おばさまが沢山食事を楽しんで
いらっしゃいました。

写真をぱちぱち撮りたくなるような…雰囲気。

壁に飾ってある絵画も良い感じです。

中庭に面したテラス席もお洒落~♪

なんと言っても驚いたのが、貸し出してくれた色鉛筆が
新品同様であった、ってコト。あまりにも綺麗だ~…。
子供は来ないってコトか?!

頼んだランチ・カルパッチョ。
美味しいけど、、、ちょっと量が少なくない???
やっぱりコスト・パフォーマンスに問題アリかも~(苦笑)。
さて。
ご飯の後は、アートです!!
3人ともミュージアム・カードを持っているので、入場無料デス。
ちなみにこのミュージアムは、絵画ばかりの美術館なんですが…。
美術館といって思いだすのは、あのベルリンでの悪夢(涙)。
りすちゃんと一緒に回った「絵画ギャラリー」では、
怖そうなおじさんには怒られるわ、注意されるわ、迷子になるわ、、、。
ほんと、散々でした。
あれ以来、美術館には彼女と一緒に行きたくない!!という気持ちが
強いのですが、この間の夏休みは、、、リバプールでりすちゃんと
一緒に美術館に行きました。やっぱり大変でした(涙)。
そして、この冬はウィーンに行く予定なので、、、ここでも
美術館に行くことになるでありましょう。どーなるんだろっ!!
ウィーンの警備員は優しいのかな~。なんか、ベルリンと同じ
厳格ゲルマン民族で怖そうかもっ!!って気でいっぱいなんですが(汗)。
ドイツ語でまくしたてられると…こ、怖い!!
ドイツと言えば…今日はサッカーはドイツ - オランダ。
3-0だってぇ~~?!オランダのメイン選手が怪我で招集できない
とはいえ、こりゃ酷すぎるわ。オランダ、ほとんどチャンスないしっ。
しかも、ドイツは、、、キャプテンが、いまだに…クローゼ?
しかもゴールも決められる?!このヒト、2002年も出てたけど、、、
いったいいくつなんだろ!!!
おっと。話を戻して。
この日は、りすちゃん、大人しく一緒に絵画を見ていました。
スピード速く、あっという間にタッタッと次の部屋に行ってしまおうと
するので、少し焦ったのですが、それを除けば特に問題もなく、
「この絵のここは何だと思う?」と問えば見て答えたり、
自分の感想をちょこっと述べてみたり…と、
絵画を少しは見ているようでした。
終わった後、楽しかった、と言っていたようですし…
成長しているのだとしたら、それは嬉しいなあ~~。
このミュージアムの感想ですが、
それほど広いミュージアムではありませんでしたが、
想像していたよりもずっと質が高く、
オランダで有名な画家の絵画を粒ぞろいに取り揃えていました。
こういうミュージアムは、光っていていいなあ~♪
思わぬ良い発見でした!

落葉が美しく、思いがけず「晩秋」も堪能できました。

こちらは、お隣でオープンしていたホフ。
…とこんな感じに、長い一日でしたが、バラエティに
富んでいて、誰にとっても「行った甲斐があった」といえる
ドルトレヒト訪問でした。
ミュージアムの公式サイト:
ドルトレヒト・ミュージアム
★ お知らせ ★
美術館ネタついでに、オランダ情報のお知らせも出しておきます。
オランダの名美術館であるデン・ハーグのマウリッツ・ハウスは
来年3月を持ちまして一時閉館し、2年間の大規模改修工事に入ることに
なっています。
その間、一部の作品はデンハーグの別のミュージアムで展示されますが、
「真珠の耳飾りの少女(フェルメール作)」を含む一部の主要作品は
ワールド・エキシビジョンが行われるため、2年間の予定でオランダから
離れることが決まっています。
今後、2年間はマウリッツハウスを訪れることが不可能となりますので、
来年・再来年辺り日本への本帰国となりそうな方で、まだ訪問されたことの
ない方は特に今のうちにマウリッツ・ハウスを訪問されることをお薦めします。
また改修工事後は、今までのような古い邸宅のような雰囲気が一変する
可能性もありますので、今のマウリッツハウスが好き!という方も、
是非、今のうちに訪問してくださいね。たぶん、来年になると、
最後の姿を見ておこう、という地元のオランダ人で混雑することに
なるかと思います。ともかく…オランダ人も大好きなミュージアム
ですから。。。私も、、、早く行っておかなきゃ!!
そして、日本に住んでいる皆さん。
来年は、マウリッツ・ハウスの作品展が東京・神戸で開催されることに
なっています!!「真珠の耳飾りの少女(フェルメール作)」を見るために
わざわざオランダを訪れる方々がいらっしゃるくらい人気の作品なので
ババ混み?!かもしれませんが、是非この機会に足を運んでみてくださいね!
そういえば、うちの祖母も「見たい、見たい」と言っていたっけ。
是非に伝えておかなきゃ、、、。
公式サイト:
マウリッツ・ハウス
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コメント
行ったときに、クローズという状況に陥らず訪れることができてよかったです。
あの重厚で且つ、柔らかな明かりのある洋館で、美術品を見られるというのは、流石ヨーロッパだなと思います。大好きな美術館の一つ、神戸にコレクションがくるんですね!だけど、やっぱりあの空間でこそ価値があるきもしますが、場所を移して見る印象がどのようなものになるか、それも楽しみです。
そうなんですよ。私も最近まで全然知らなかったので、
今のうちに行っておかなければ!!と思いまして。。。
あの古い洋館の雰囲気が大好きだったんですよね。
日本のモダンな建物の中で絵を見るとまた全然違うかもしれませんね~。
でも、、、とにかくわざわざ絵を見るためにオランダにくる人多数の
人気作品なので…ババ混みは必至かもしれません。
どんな話題になるのか…日本からのニュースを聞くのも楽しみです!